#頬

忘れたはずの君の温もりが

春風に変わって

僕の頬を撫でる

君が笑顔で見つめてくるから

頬を赤く染めて見つめ返すんだ

　　　　　　　　街
何　　　彼　　　は
か　ま　女　僕　淡
が　た　と　の　い
消　ひ　手　頬　黄
え　と　が　は　昏
て　つ　触　朱　に
な　ひ　れ　色
く　と　合　に
な　つ　う　染
る　と　度　ま
よ　　　に　る
う
で
｡

上を見て歩いてるつもりなのに

どうしてだろう

雨も降っていないのに

頬が冷たくてさ＿

君への気持ちがバレないように

「お酒のせいだよ。」なんて嘘ついて

赤く染まった頬を誤魔化すの

君と目が会う度に

私の頬が

夕日色に染まっていきます。

あの子が笑うと笑顔になって

時には拗ねて唇を尖らせて

君の心の真ん中にいるのは

聞かなくたって分かるはずなのに

彼は、私の事を"好き"ではないのだろう。。

＿＿同じダブルベッドの上＿ ＿

酔っていた彼は私をキツく抱きしめる

彼の足が私の足に乗せてきて重く感じたけれど

少しすると私の顔を強引に＿＿彼と顔が向かい合わせになった。

そして、私の髪を撫で＿頬に手を置く＿＿その手が私の唇を触れる

私は『どうしたの？』と聞くと＿＿

彼は『んー』しか言わなくて＿＿やっぱり酔っている

すると、彼からキスをされました

頬に＿＿首元に＿＿そして＿＿唇に触れるような優しいキス。


私達は"お付き合いはしていません"

恐らく、彼はお酒のせいで男性本能が働いたのでしょう。。。

だとしても、私にとっては初めてのキスで＿＿

片想いの好きな人にされるキスは＿＿甘くて少し苦しいキスでした。

〔桜ひらり〕





僕の記憶に
君の面影が甦ったら

春爛漫の日
満開の桜の下で過ごしたことを

そっと思い出している




あれから、
僕はいくつもの涙の雫が
頬を流れていったけど

柔らかな春を迎えて
少しずつ笑顔になりつつあるんだ

もう一度、
二人で桜を見に行きたかった




今はもう…
決してとどかない
君がくれたもの…

かけがえない数々の思い出と
喜びや笑顔と
逢えない淋しさと

そして今は、
僕らしく生きていく勇気と




「もうそんなに泣かないで」

遥か彼方から

花びらのようにひらりと
君の声が聞こえてきそうで…



僕ならもう大丈夫だよ




アリガトウ…

夏に溶けゆく君を背に

秋へ色づく僕の頬

頬を赤く染める貴方の隣で

「おんなじだね、」って。



苺の旬が来た時に

また君の隣で笑えますように。

『赤』

赤い唇　赤い頬　赤い服

君が好きなあの子と同じ

キミはアノコじゃなくて

アタシを見てくれますか？

この赤い唇に

キスをしてくれますか？


あの子の血で赤い唇に

体温を残した涙が頬を伝う

それだけは確かだ

それだけが確かだ＿

頬をかすめた茜色の空が
君の肌のように薄紅に染まる

「ホント、単純だよね」


そう呟きて、僕の腕の中で眠る
彼女の頬に指を這わせる。
何も纏わない＿＿＿＿艶やかな肌。

嗚呼、やっと手に入れたんだなと達成感。


絶対に＿＿もう誰にも触れさせない。