はじめる

#駄作

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全249作品・

夢から醒める前に

この想いの全てが

冷めてくれたらな

白雪.・2021-09-05
塩度9.1%の想い
愛も哀もアイの内
タグお借りしました
独り言
片想い
失恋
凄い久々の恋愛系
最後に書いたのいつだろ(
駄作
時計うさぎのリクエスト
恋愛:片想い.失恋系
フィクション
ひとりぼっち



〔 私の残り、君にあげる 〕





ごめんね。



心の中で今日も君に呟く



色々考えたんだけど



やっぱこれしかないと思うんだ











































「ね、瑞樹」



『ん?』



「未来って、明るいと思う?」




急にこんな事聞いたら



驚かせちゃうかな



なんて考えていると



案の定、瑞樹は



は?とでも言いたげに眉根を寄せ



怪訝そうな顔をした




『急になんだよ』



「いやー、朝の占い見てたら


私最下位でさー


今日は上手くいかないらしいんだよね


だから、未来が明るいか


ふと気になっちゃって」



えへへ、と笑ってみせると



呆れたように溜息をつかれる




『相変わらず意味わかんね』



「まあまあ、そんな顔しないの


私が意味わかんね、なのは


いつもの事でしょ?」



『自覚あんならなおせよ』



「やなこった!」



笑いながら大きい声で宣言すると



瑞樹はビックっと肩を揺らした




『急に大声出すなよ、驚くだろ』



「相変わらずビビりだねー」



ニヤニヤする私


また深いため息をつく君




「あ、ねえねえ瑞樹!」



『なんだよ』



「もー、女の子相手に


面倒くさそうに返事しないの


そんなだから瑞樹はモテないんだよ」



『うるせーな、別に良いだろ


モテたいとか思ってねーし』



「またまたぁ」



冗談めかして私が言うと



彼はまたまたため息をつく



その姿を見て



君は一日何回ため息つくのよと



呆れて苦笑してしまった



「それでね、瑞樹」



『ん』



「私、瑞樹に笑って欲しい」



『はぁ??』



お前本当訳わかんね、と



瑞樹が目だけで言う



「ね、お願いお願い!」



『いやなんでだよ』



「今日が占い最下位だったから!」



『説明になってねーし』



「今日最悪の運勢なんだぁ


やだぁって思いながら生きるより


幼馴染兼恋人の笑顔を見て


一個はいい事あったなぁった


思って生きる方が楽しいじゃん!」



『思考回路謎すぎかよ』



「とにかくお願い!一生のお願い!」



『あぁ、もう』



心底面倒くさそうに


瑞樹が声を出す



『一回だけだかんな』



「分かってるって!」



ニコニコしながら答えると



瑞樹はやっぱりため息をつく



『ほれ』



不器用に。口角を少しだけ上げて



『これで満足か』



「うん!すっごい満足!


苦しゅうない!


ありがと瑞樹!大好き!」




『はいはい分かった


分かったから離れろ


くっつくな』



「えへへーっ」





瑞樹、本当にありがとう



最後に君の笑顔が見れて


すごく嬉しかったよ。



心の中でそっと呟く





「じゃ、私そろそろいくね」



『おう、気をつけて帰れよ』



「うんっ」



私がかえるのは



家じゃなくて土だけどね



なんて言える訳もなく笑って答える






「みーずーきっ」



『なんだよ』



「いっぱい生きてね」



は?と瑞樹が言うより先に




「さよなら!」



私は笑顔で彼の病室を出た


































__

















『別れは済んだか』




「うん」




『それでは、約束通り』




『君の命を貰おう』





私は死を間近に感じ



ゆっくりと目を閉じて



目の前の"悪魔"との出会いを思い出す







『立花瑞樹は3日後に死ぬ』



なんて、言われた時は吃驚したな



頭の中が真っ白になった








そんな私に悪魔は言ったの




『俺と契約すれば


立花瑞樹の寿命を伸ばせる』って





『ただし代わりに


お前の命をいただく』って






迷いなんかなかった。



なんて、言ったら嘘になるけど__


















私知ってるんだよ、瑞樹



私に冷たくしてたのは



自分がもうすぐ死んじゃうって



分かってたからなんだよね



自分の事これ以上



好きになって欲しくないって



思ってたんでしょ



瑞樹、本当は優しいもんね



でも、残念でした



私瑞樹にちょっと冷たくされたくらいで



嫌いになんてならないよ






さっき君を抱き締めた時



心臓の音がハッキリ聞こえてきた



すごくドキドキしてたなぁ



私の事、好きでいてくれてるのかな



って思ったのと同時にね



強く感じたのよ



"瑞樹に生きて欲しい"って
































だから、私の命を君にあげるわ


































私の命の残りを使って



好きな物をいっぱい食べて



好きな場所に行って



人生を楽しんで



















私は微笑む



「瑞樹」



もう彼に届かないと知っていながら



最後に呟いた






















































" 大好き。いっぱい生きてね "

綾瀬。垢変・2022-03-03
私の残り、君にあげる
小説
短編小説
スランプ
恋愛小説
感想聞かせてください
駄作
自信なし
基本恋愛系は自信が無い(真顔)
ちゃんと恋愛系になってるのかも分からない(白目)
嘆きの13月

※この物語はフィクションです
※長編小説(かなり長め)
※読まないで好き押すのNG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



何を犠牲にしたら、
 
 
あの日に戻る事を許されますか
 
 
僕が一生後悔することになる
 
 
選択を誤ったあの日に


















#タルギウユ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 


Episode 1,
 
 
 
 
土砂降りの雪の日、
 
 
仕事から帰る途中に
 
 
背後から突然話しかけられた
 
 

 
『あの、!』
 
 
振り向くと
 
 
まだあどけなさの残る顔をした
 
 
少女がびしょ濡れで立っている
 
 

 
傘はさしておらず
 
 
寒そうな格好で
 
 
肩から小さめのショルダーバッグを
 
 
さげているだけだった
 

 
 
「どうした?」
 
 
面倒な事は嫌いな主義だ
 
 
それにもう深夜の12時半
 
 
早く家に帰って疲れを癒したい
 
 
『迷子になっちゃって、
 
 道が分からないんです』
 
 
「警察に行けばいい」
 
 
『でも、もうこんな時間だし』
 
 
「夜中に出歩いている君が悪いだろ」
 
 
『今日だけ泊めて貰えませんか』
 
 
「断る」
 
 
『お願いします』
 
 
「他を当たってくれ」
 
 
少女は泣きそうな顔で俯いた
 
 
街灯が2人を照らす
 
 
沈黙が流れる
 
 

 

「…今日だけだぞ」
 
 
『いいんですか!?』
 
 
勢いよく顔を上げて此方を見る
 
 
「風邪ひかれたら
 
 罪悪感、感じるだろ」
 
 
うんざりしながら言う
 
 
『ありがとうございます』
 
 
「ほら、入れ」
 
 
傘を差し出すと
 
 
嬉しそうに隣に来る
 
 
『助かります
 
 ほんとにありがとうございます』
 
 

 
 
その時合った目は、
 
 
漂ってきた香りは、
 
 
一生忘れられない
 
 
あの日を思い出させた
 
 

 
「今日だけだからな
 
 明日の昼には
 
 出ていけよ?」
 
 
『分かってます』
 
 
冬の夜空に2人の吐く息が
 
 
白く重なって舞い上がっていった
 
 
 
 
Episode 2,
 
 
 
 
「飯作っておくから、
 
 先にお風呂であったまってこい」
 
 
タオルと服を渡す
 
 
『下着は…?』
 
 
「女物の服なんて
 
 持ってるわけないだろ
 
 洗濯して明日返すから、今日は
 
 俺の服で我慢してくれ」
 
 
『はい』
 
 
踵を返して立ち去ろうとするのを
 
 
呼び止める
 
 
「そのショルダーバッグ、
 
 リビングに
 
 置いていかないのか?」
 
 
『女子には女子の都合があるんです』
 
 
「ふーん…?」
 
 
まあ初めて会った男に
 
 
貴重品が入ったバッグを
 
 
預けるのは怖いかもな 
 

 

 
少女がお風呂に入ったあと
 
 
キッチンで昨日作ったカレーを
 
 
温め直して食べる
 
 
お皿を流しにつけて
 
 
ダイニングテーブルの椅子に
 
 
腰を掛けた
 
 
「一息入れるか」
 
 
冷蔵庫から240mlの
 
 
タルギウユを出して飲んだ
 
 
「甘いな…これの何処が
 
 美味しいってんだ、あの人は」
 
 

 
 
ドアの開く音がして少女が
 
 
リビングに入ってきた
 
 
一番小さいサイズの服を
 
 
渡したはずなのだが、
 
 
やはり大きすぎたか
 
 

 
 
『自分だけ休憩ですかー?』
 
 
嫌味のように言ってくる
 
 
「冷蔵庫に腐るほどあるから
 
 好きに飲め」
 
 
『やった』
 
 
「の前に」
 
 
俺は脱衣所に
 
 
少女を引きずり戻す
 
 
「風邪をひかねぇように
 
 お風呂に入れてやったのに
 
 なんで髪を乾かさない?」
 
 
『忘れてました』
 
 
「ったく…」
 
 
ドライヤーの熱風を少女の肩より
 
 
少し下くらいまでの長さの


綺麗な黒髪に当てて乾かす
 
 
『自分で出来ますよ』
 
 
「いや、いい」
 
 
『そうですか…笑』
 
 

 
暫くしてドライヤーを止める
 
 
「終わったぞ」
 
 
『ありがとうございます』
 
 
「あと、これ」
 
 
タルギウユを差し出す
 
 
『美味しそう』
 
 
「甘過ぎるけどな」
 
 

 
それを受け取ると
 
 
少女は眉を少し下げて
 
 
懐かしいような、悲しいような、
 
 
そんな表情で微笑んだ
 
 

 
 
「俺も風呂入ってくるから
 
 キッチンに温めておいた
 
 カレー、食べててくれ」
 
 
『了解です』
 
 
脱衣所を出て行く少女の肩には
 
 
相変わらずちゃんと
 
 
ショルダーバッグがさげられている
 
 
「よほど大事なものが
 
 入ってるんだろうな」
 
 
思わず呟いていた
 
 
 
 
Episode 3,
 
 
 
 
お風呂からあがると
 
 
歯を磨きながら
 
 
鏡で自分の身体を見てみた
 
 
あの日の傷が消えることなく
 
 
脇腹に残っている
 
 
そこから視線を離すと
 
 
分厚めのセーターを着込んだ
 
 

 

リビングでは少女が
 
 
ソファで眠りかけていた
 
 
キッチンの水切りラックには
 
 
少し水気の残っているお皿が
 
 
綺麗に並んでいる
 
 
俺がカレーを食べたお皿と
 
 
少女用に残しておいた
 
 
カレーのお皿だった
 
 
どうやら洗ってくれたらしい
 
 
ソファに近付いて
 
 
まだ寝惚けている
 
 
その華奢な肩を揺すった
 
 
「おい、ベッドで寝ろ」
 
 
『あ、すみません』
 
 

先に寝室に行って暖房をつける
 
 
布団を整えていると
 
 
少女が遠慮がちに口を開いた
 
 
『私、ソファで寝ます』
 
 
「それは悪い
 
 このベッドを使え」
 
 
『そんな、申し訳ないです』
 
 
「来客なんて滅多に来ないから
 
 布団が1組しかないんだ」
 
 
『…じゃあ、お互いが
 
 風邪ひかないために
 
 一緒に寝ましょう』
 
 
「馬鹿か」
 
 
『バカなのかもしれません』
 
 
「俺はソファでいい」
 
 
『風邪ひかれたら罪悪感
 
 感じちゃうんですけど』
 
 
「…先に奥に行け」
 
 
『はい』
 
 
少女が端に
 
 
寝転がったのを確認して
 
 
自分も反対側の端に横たわる
 
 
ベッドの真ん中に
 
 
不自然な空洞ができた
 
 
『おやすみなさい』
 
 
「おやすみ」
 
 
 


 

 

 
あれから何時間経っただろうか
 
 
少女が隣で寝てる為
 
 
緊張で目が冴えている
 
 
思わず溜息をついた時
 
 

 
頭に固いものが押し当てられた
 
 
片目だけを開ける
 
 

 
 
『動かないで』
 
 
「やっぱりあの人の娘だったか」
 
 
『気づいてたの?』
 
 
「最初からな」
 
 
『流石お父さんの相方だった
 
 プロの殺し屋』
 
 
「あの人と目が似ていたし
 
 君の香水の匂いに交じって
 
 火薬の匂いも少し感じたしな」
 
 

 
『私の目的を知ってて
 
 家にあげたの?』
 
 
「勿論
 
 深夜12時半なんて
 
 近くのコンビニでも
 
 空いてる時間だ
 
 それを無視して現れた
 
 君の目的は俺を殺す事だろう?」
 
 
『そこまでバレてたなんて…』
 
 
「ショルダーバッグにも
 
 火薬の匂いがついてた
 
 そこに銃を入れてたんだろ」
 
 

 
 
『そうよ
 
 ねぇ、最期に聞かせて
 
 なんで父を殺したの』
 
 
「俺が殺したんじゃない
 
 怪我が酷すぎて
 
 助けられなかったんだ」
 
 
『仲間だったのに

見捨てて逃げたんだから、
 
 殺したも同然よ』
 
 
「…今でも後悔しているよ」
 
 
『口だけね』
 
 

 
 
「本当だ
 
 もう何処の暗殺組織にも
 
 属さず1人で活動しているし、
 
 潜入先から逃げる途中に
 
 撃たれたあの時の銃弾も
 
 まだ手術してもらってない」
 

『うそ』
 
 
「忘れない為に、身体に残している」
 
 

 
 
『そんなの信じられる訳ない!』
 
 
頭に突きつけられていた銃口が
 
 
怒りで一瞬揺らいだ瞬間、
 

俺は寝る前に忍ばせておいた
 
 
銃を取り出し少女の頭に向けた
 
 

 
 
「まだまだだな」
 
 
『…互角ね』
 
 
「ふっ、君と戦うつもりは無いよ」
 
 
そっと銃を下ろす
 
 

 
「俺は今まで散々人を殺してきた
 
 今日君と出会ったのも
 
 人を殺した後の帰りだ
 
 当然の報いを受けるつもりだよ」
 
 
『どうして銃を下ろすの、
 
 なんでそんなに優しく出来るの』
 
 
「さあ、分からない」
 

『狡いよ…』
 
 

 
 
「…なぁ、俺を殺すの
 
 この銃でにしてくれないか?」


『え?』
 
 
さっき少女に向けていた銃を
 
 
放り投げる
 
 
「君のお父さんが使ってたものだ」
 
 
『これが…』
 
 

 
 
すると自分の頭に
 
 
向いていた銃口が下がった
 
 
『…もういいよ…』
 
 
「?」
 
 
『私にはあなたを殺せない』
 
 
「どうして」
 
 
『お父さん、私が小さい頃言ってた
 
 相方が大の
 
 甘いもの嫌いなんだ、って
 
 
 でもあなたの冷蔵庫には
 
 そのお父さんが好きだった
 
 沢山のタルギウユが入ってた
 
 ほんとに腐るほど
 
 
 甘いもの嫌いのあなたが
 
 砂糖たっぷりのタルギウユを
 
 買って飲み続ける理由、
 
 やっとわかったよ
 
 お父さんを
 
 忘れない為なんでしょ…?』
 
 
「…そうだよ
 
 でも俺には
 
 タルギウユの何処がいいのか
 
 今も分からない」
 
 

 
 
『罪があるのは私の方だった』
 
 
少女は自分の頭に銃口を向け始める
 
 
「やめろ!!」
 
 
 
バンッ!!! 
 
 
 
ギリギリで銃を掴んだものの、
 
 
奪い取れず、
 
 
弾は少女の胸を掠った
 
 
「大丈夫か!?」
 
 
そこからドロドロとした
 
 
液体が溢れ出す
 
 
急いで傷口を押えた
 
 

 
『大丈夫だよ』
 
 
「黙ってろ」
 
 
『いいってば』
 
 
「死んじまうだろ!」
 
 
『それ、血じゃないもん…苦笑』
 
 
「は…?」
 
 

 
部屋の明かりを点ける
 
 
薄ピンク色の液体
 
 
独特の甘い匂い
 
 
『脱衣所でくれたタルギウユだよ』
 
 
「飲まなかったのか?」
 
 
『なんか、お父さんが
 
 好きだったこと思い出したら
 
 勿体なくて胸ポケットに

入れておいたの』
 
 
「馬鹿野郎、それは
 
 お前の父ちゃんからの
 
 生きろっていうメッセージだよ」
 
 
『だといいな』
 
 

 
ベッドに染み込んだタルギウユが、 

 
部屋中にその甘い匂いを
 
 
撒き散らしていた
 
 
いつまでも
 
 
 
 
そう、いつまでも
 
 
 
 
 
 
 
 
 
end___

聖葡__イブ・2021-01-16
人生の模範解答
フィクション恋愛ソング。
長編小説
かなり長め
小説
駄作
0168.

これらの作品は
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ファンタジー小説

運命の微笑み
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄






















『あっ見つけた聖蓮!!』

紅蓮の声が聞こえた。

隠れんぼはもうおしまいか











『勝手に居なくならないでくださいよ』

少し怒り気味で歩み寄る水蓮













『聖蓮がいないと僕たち弱いんだから』

笑いながら話す花蓮













『私たちずっと一緒なんだからねっ』

万遍の笑みで話しかけてくる嵐蓮













鮮明に見えていた風景が段々ぼやけていく

















みんなの声もどんどん遠くなってしまった













...ん












重い瞼を開けると青い空が

目に飛び込んでくる













...なんの夢を見たんだっけ?













夢を見たことは覚えているのに

なんの夢だったかはさっぱりだな














そんな事を考えながら

重い体を起こして当たりを見回すと

近くに大きな街が見えた














次はあの街に行ってみるか













そう思いながら荷物をまとめた














私はゆき、如月ゆき。

あともう2つ名前があった気がするけど

その内の1つは忘れた。















私は今追われている身、
















街には合わない真っ白なマントを

羽織りフードを深く被って

できるだけ顔は割れないように。















これが正しい事なのか私には分からない。

逃げ出すべきじゃなかったのかな
















でも、私はもう一度みんなに逢いたい














名前も顔も覚えていない。4人の人達

でも逢いたいって感情は凄くあるんだ。















しばらく街中を歩くと掲示板に

張り付けてある1枚のビラに目が留まる。













「国家軍人の募集か...」













軍人になったら国が助けてくれるかな?














あまり期待は出来ないけど

とりあえず入隊してみようかな


















軍人は

一般人の人向けの一般軍人と

魔法を使える人向けの特殊軍人と

精霊魔法を使える人のみの国家特殊軍人の


3種類あるみたい。















私は一般でいいかな。

一般なら募集要項を全て満たしている














問題はただ1つ。

顔が割れてしまうこと。















幸い奴らは私の事を__って

呼んでいたから名前は問題ない。















ただ顔は別だ。














とりあえず聞いてみよう。














そう思い、私は中央に立っている

大きなお城に向かった。
















大きなお城の入口には

4人の軍人さんが立っていて、













私はその中の1人に

「軍人になりたいです。」とだけ伝えると














「まだ小さいから大人になったらね」

と言われた。














いや、私をなんだと思っているんだ














「...試験場を教えてください。」と言うと、














「ここは孤児院じゃないんだ」

と言われた。














他の軍人さんが

「ねぇほんとに軍人になりたいの?」

と聞いてきた。














みんなと服装が少し違う事に気づいた

少し偉い人なのかな?















かわいい系の少年って感じ(?)

一人称は僕って言ってそう。















私は黙ったまま頷くと、

「どうして軍人になりたいの?」

と聞いてきた。












なんって答えようかな、嘘はいけないから












「国に守ってもらえる気がしたからです。」

と言うとみんなが一斉に笑いだした。












最初に話した人が

「軍人は守ってもらうんじゃなくて

守るんだよ」と言った。














...いや知ってるよ





















「ごめんなさい、言い方が悪かったですね。

私は国民の方を守る力を持っています。

しかし、自分を守る力は持っていません。

だから私は国民を守るので、

国に私を守って欲しくて」と言った。














するとさっきの可愛い少年は

「へぇ国民を守る力...ね」と言い黙り込む















少年軍人が少し考えた後

「いいよ、案内してあげる」

と言ってくれた。














「「「しかし」」」












他の3人が納得しなさそうに反論するのを












少年軍人さんは

「うるさいよ。」と言い止めた。












やっぱり偉い人だったのか












少年軍人が門に手をかざすと

門が自動的に開く。














魔法...? それとも...













「着いて来て」

少年軍人がそう呟きスタスタと

先に進んで行った。















着いた場所は大きな部屋

練習場か何かだろうか?














すると、殺気が3つこちらに向かってくる












...なんで!?












ちょちょちょ3対2は卑怯じゃないか!?















「僕は樹、今から試験始めるね。

今から敵襲が来るからそれから僕を

守りきれたら合格。」















さっきの少年軍人さんが

早口で淡々と自己紹介をした。


















....は?















なんで樹さんを襲うの!?















すると、ドアが激しく開き

3つの殺気が押し寄せてくる、













?「樹...」

?「てめぇ仕事押し付けて逃げやがって」

?「樹くん...許さない」












あ、そういう事か












やばいこれ。













「「「地獄に堕ちろ」」」


という声と同時に3人が攻撃を出した。














あーっと、これは...?

とりあえず避けないと?












そう思い樹くんの手を握り

「壁」と呟くと、












私たちは大きな4方の壁に包まれた。

「え、なにこれ!? 壁!? 凄い凄い!!」












樹さんは凄いわくわくしてるみたい
















いやそうじゃなくて、















「樹さんどうゆうことですか?」













「君採用する!! 」

どこまでも唐突だな。この人















「この壁を出たら1発だけ攻撃守って。

そしたら何とかなるから。」

















何処からそんな自信が出てくるの?













まぁ1発だけなら...













「分かりました。

じゃあ手を貸してください」












そういい樹の手を握り












「解除」と言うと四方囲まれた

壁がバラバラに砕け散って












そして「相殺」とまた一言呟くと、












3人の攻撃が一斉に消えた。












「おい樹誰だよその白マントは!!」


「規格外じゃないですか?」


「強過ぎ」












...は?












強くはないよ?











「この子は軍人希望の子だよ。」


樹が「ほら挨拶して!! 」と私を前に押す。













「初めまして一般軍人希望のゆきです。」
      ・・・・・・












するとみんなの顔が固まった











「「「「...は?」」」」












みんなの声がはもる。











いや、何故そこまではもるんだ?











「いや、君一般志望だったの!?」

樹の声がやけに響いた。











当たり前じゃん

私の目的は奴らから

身を隠すことなんだから













「一般志望です。」











「いや、お前は国民を守るんじゃなくて

戦うべきだよ、俺たちはお前より弱い」


そう言うリーダーっぽい人

















「あなたのような人材が

ただ国民を守るだけって勿体ないです。」


常に冷静な雰囲気を持つ人が呟いた。














「来て...欲しい」

この子は余り喋らなさそうだな












にしても、しつこいな















「私は一般軍人がいいんです。

前線にたったら隠れる意味がないでしょ?」











言ってから、しまった、と思った















「待って、ゆきは何から隠れてるの?」

樹が反応した



















「この世界です。」















お願いだからこれ以上聞かないで...













「...そ...か」

動揺したように呟く樹さん














「浬、こいつを一般のところに届けろ」


「分かりました。」










あぁ採用されたみたいだな、













「隊長には片時も独りにさせるなと伝えろ」













え...なん...で












「了解です」そう言って恭平さんは

部屋を出る準備をし始めた














「今までずっと孤独だったんだろ?

もうお前が孤独になる理由なんてねぇよ

俺らが直接守れたら良かったんだがな」














そういいリーダーっぽい人は寂しく微笑む。













あぁこの人は純粋にいい人なんだ。















この人の為なら運命に逆らっても

いいかなって思えた。














「あの...」















私は控えめにリーダーっぽい人に

声を掛けてみる















「ん?なんだ?」
















少し声を小さくして呟いた。















「やっぱり一般に行くのやめます。」













なんって言われるかな















「「「「は?」」」」















突然の一言にみんなの顔が

面白くなって少し笑っちゃった













「その変わりみんなが私を守ってください」















受け入れてくれるといいなっ














そう言うとみんなは万遍の笑みで

「「「「当たり前!!」」」」

と言ってくれた。















「では改めて国家特殊軍人通称

『時蓮』にようこそ!!ちなみに僕は樹で、

大地の精霊の加護を受けてるんだ

仕事の時は花蓮って呼んでね」













「俺は陽向、炎の精霊の加護を受けてる

仕事の時は紅蓮と呼んでくれ」














「僕は浬です。

水の精霊の加護を受けています。

仕事の時は水蓮と呼んでください。」
















「...楓 ...風の精霊加護持ち...嵐蓮」















なんで...なんでこんなに聞いた事があるの?














思い出そうとしたら頭が痛くなってきた

視界がぐるぐる回ってそのまま転倒した














「おい!?」

誰かに受け止められた













あぁこの太陽の匂いまで懐かしい。














そう思いながら意識を手放した。


To be continue...?

ある_感想...欲しいです・2021-06-09
運命の微笑み
ファンタジー小説
長編小説
小説
初投稿
好評だったら続き書きます
ド下手
駄作
誤字脱字あったらごめんなさい
精霊
魔法
フィクション
記憶喪失
友情
かも?
作者もよく分からない
辛い過去
短編小説







[イイコワルイコ]




















『偉いね』


『凄いね』


『イイコだね』




幼い頃、何も考えずに


その言葉を待っていた。



褒められることが喜ばれることが


自分の喜びであると思ったから。




けれど、今になって思うが、


『イイコ』の基準は、曖昧だ。









私は、『ワルイコ』になりたかった。

























気づけば、隅に追いやられてた。


気づけば、ひとりだった。



いや、気づく前からひとりだった。






家に帰れば、温かいご飯が


あっただろうか。



おはようと言えば、おはようと


声は返ってきただろうか。





お腹が空いたと腹を鳴らせば


朝だと挨拶をすれば



うるさいと一蹴りされるだけ。








喜ぶってなんだろう。


怒るってなんだろう。


哀しむってなんだろう。


楽しむってなんだろう。





全部、教えもしなかったのに


周囲は影で指さし言った。



『不気味』だと。







笑うなと言われ


笑わないのと問われ



泣くなと言われ


泣かないのと問われ





そんな頭も良くないから


どっちがあたりまえかも知らなかった。





俺を産んだ人には、口癖があった。





『あー、ワルイコね』






これをするな、あれをするな、


それから、なんだっけ。




あまり、家にはいなかった。




綺麗な服を着て


いいコスメを使って


高そうなバッグを持って




鼻歌歌いながら帰ってきたり、


怒鳴りながら帰ってきたり、



そんな合間合間で


同じことばかりを言われていた。







イイコトをすれば


『イイコ』になれると信じていた。



小さい頃は。





ダメと言われたことを破ることは無かった。



我慢して


黙って


動かないで



笑顔で『イイコね』って言われたくて。




いつも鼻歌を歌う時みたいな


そんな顔を向けて欲しくて。



ただ、褒めてもらいたくて。






何してもダメだった。


何しても『ワルイコ』だった。














生きていることからダメだと


告げられた。



小学生にあがる頃だった。





ランドセルは、


誰かが使い古したもので。




友達は、


ひとりだって出来なくて。







無理なんだな、そう思った。



そしたら、一気に楽になった。




はじめて酸素が体中を巡ったようだった。








何をしても


何もしなくても



結局、何も変わりゃしない。




だったら、『ワルイコ』だろうが


構わないと思った。








喧嘩ばかりが年々強くなっていった。



ボロボロにされることもあったが


終わってしまえばどーでも良くなる。




終わりを決めてしまえば


覚悟が終点に着いてしまえば



何も怖くなかった。







中学生なんてまだまだ子どもだ。


子どもだからいいんだ。




ひとりじゃ生きてけない、



知識もなんもない馬鹿でも


中学までは行けるから。




義務教育とかいうやつのおかげで。






学校なんかしょっちゅう休んだ。


でも、何も言われない。



担任だって


最初こその熱意も説教も


諦めと印を押しちまえば


それから関わってくることはない。




















勝手に上がった屋上にやってきた。




「『ワルイコ』ですか?」


そんなくだらない質問をかけてきた。




無視した。


答える義務も理由も意味もないから。




「私、『イイコ』も『ワルイコ』も」


「大差ないと思うんですよね」




制服からしてひとつ下の学年だった。


そいつは、勝手に話を続けた。



だから、立ち去ろうと扉に手をかけた。






「私の方が一枚上手ですね」



そう言いながら


屋上扉の鍵をチラチラさせた。







「私、『イイコ』の部類なんですよ」




授業時間に屋上にいながら


何を言うかと思った。





「学力も常識もある程度、持ってます」



「真面目で優しいが」


「周囲に抱かれる私の印象です。」




「でも、なんも思わなくて」





「まあ、そう思い始めたの最近ですけど」


「小学5、6年生辺りです。」




「覚えてますか?」


「子が親を刺した事件。」



「その後、子も自身を刺したやつです」





「運良くか生き残った親は、」


「子のことを酷く言いました。」




「『親子関係は良好だった』」


「『少し怒ったら包丁を持ち出した』」



「『どうして、』」




「メディアの反応は、親の予想通り」


「子のことを酷く酷く書きました」




「でも、後の警察の発表で」



「親の虐待が判明」


「子のイジメが判明」






「それまで『ワルイコ』だった子は」


「一気に『可哀想な子』に」










「『イイコ』も『ワルイコ』も」



「曖昧な基準のくせして」


「天と地の差があるんですよ」




「くだらないですよね」
















毎日、そいつはやってきた。



そして、屋上に行くことを


俺自身も辞めなかった。





何となく、息がつまらないから。


時間を早める奴だったから。






そいつが話すことは、


いつも変わっていた。



でも、それを分かってしまう自分が


存在していることが不思議だった。
















喜怒哀楽を捨て


『ワルイコ』の道を選んだことに



変わりはなかった。





もうすぐ、終点に着いたから


電車を下りる。




時間は、長く短く、


やっぱり短い。








ある日。一日だけ。



屋上にやって来なかった。






次の日、なんともなかった顔して


またやってきた。




でも、途中から


なんともなかった顔の仮面が崩れた。






『イイコ』だから。


『イイコ』の部類だから。




だから、そいつは怒られたと言った。





『イイコ』で育った親だから


『イイコ』の道しか用意しない親だから








「そんなんだったら」


「『イイコ』なんていらないです。」







「怒る時は、『ワルイコ』で」


「何もしなかったら『イイコ』で」




「都合が良すぎですよね。」







泣いている人を見るのが久しぶりで


何を言えばいいか分からなかった。



今までだって


何も言わなかったくせに。






中途半端に手を伸ばすより


何も伸ばさない方が賢明だと思った。




でも、このことを後悔する。









義務教育最後の日、


伸ばさなかった先に誰もいなくなった。




はじめての教室に訪れると


急な引越しだと言われた。


















子どもだから。



会いたい時に会わせない。


話したい時に話させない。



都合に合わせなきゃいけない。


大人しく言うことをきかなきゃいけない。





ひとりじゃ生きてけないから。




















終点に着いたはずの電車は、


気づけば始発に変わっていた。




降り損ねた窓の外を思い出す。




暗くてなんもなかった。







ひとりで生きている。



なんも考えずに家を出て


バイトを始めた。




初めは、ホームレスみたく公園に居座って


ある程度、貯金が出来たらアパート借りて




こんな中学までしか行かなかった自分を


雇うところなんて


ほんとにカツカツのとこしかないから


満足いく給料なんて貰えやしなかった。





バイトで人脈を作り、


なんとか生きれるようにした。




でも、それで良かった。







ひとりで生きている。




それから、


『イイコ』も『ワルイコ』も


子どもじゃないから決め付けられない。






















何故、生きるのか。



その答えは、至って単純。




子どもだったから。


何から何まで決められた子どもだったから。




曖昧な基準で人を区別し、


命令ばかりをされていたから。




大人になれば違うかと言えば、


そこまで変わりゃしない。





でも、少しでも違ったから


それだけで充分だ。




















もう、電車は動かない。



終点で止まりっぱなし。



降りる時間は自由。








残された時間が少ない中で


向かう場所は決まっていた。




あの屋上だった。



取り壊しが決まったばかりの屋上。






簡単に入れた校舎内、


一度だけ寄ったあの教室、


思い出のチリひとつない学校でも



屋上に上がる階段だけ、


ホコリが舞っていた。




屋上は、ゴミだらけだった。









ゴミに埋もれながら浸ってみる。





夢にも思わなかった。




こんな充実感を大人になって、


得ることができることなど。






どこからどう見ても老いた人だが、


俺は、


『イイコ』になれただろうか。





何だかんだで憧れていた。



褒められることを。


笑顔が向けられることを。





分かっていたことを


分からないことにしてしまっても


消えなかった。






温かいご飯も


おはようも



手に入れることはなかった。






充実感はあるが、


悔いありの人生だった。





そして、屋上扉に手をかけて気づく。



年をとると視界が狭まるな。







「私の方が一枚上手ですね」



そう言いながら


屋上扉の鍵をチラチラさせた。


















2人でゴミに埋まりながら話す。




「私、あの後、家を出ました。」


「親孝行しませんでした。」




「『ワルイコ』に私はなれましたか?」






「充分、『ワルイコ』だ」











「あれからひとりで生きて」


「真面目に働いたさ」




「『イイコ』に俺はなれたかな?」







「充分、『イイコ』ですよ」


























たった一時間だけ、


私は、『ワルイコ』に


俺は、『イイコ』になれた。




どーでもよくなったあの日から


どーでもいいんだと気づいたあの日から



変わることが出来た。






































『イイコ』も『ワルイコ』も大差ない。


どちらにもそれぞれの幸せが存在するから。




幸せは、いつ通り過ぎるか分からない。




終点間際か。


始発直後か。













でも、一度じゃない。


何度も何度も巡っている。




どれかひとつにでも手が届けば


きっと、万々歳さ。

涙雨 雫玖 ☔︎・2021-06-24
イイコワルイコ
小説
長編
小説☔︎
駄作
文纏まらん
途中からわけわかめ
いや、最初からわけわかめ
いや、もうちょい、頑張ろうぜ?
書き切る事のみが目標だった小説
好かれようとすればするほど
ひとり
現実は、きっと、こんな甘くないと思う
でも、夢くらい描かせてくれよ
それが、小説でしょ
描けない全てを乗せるのが小説だと私は思う。

〈BL小説〉


・これはBL小説

・過激な表現は少ない

・地雷の方は今すぐ逃げて下さい

・上を見てない方はタグからとべや(
























〈嫌い、きらい、すき〉下

















ー蘇芳 洸 視点ー





僕には大切な"幼馴染"がいる

けど、"幼馴染"で収まるような

関係じゃなくなったんだ


中学三年の冬

僕は、幼馴染を、浅葱葉人を、

犯した


葉人はずっと泣いていて

途中嘔吐もした、


それさえも愛おしい


もっと俺の手で汚したい

もっと俺に染まってほしい、

もっと、もっと、もっと、


複雑な感情を抱きながら

中学にあがって

葉人を犯してから数ヶ月、卒業した


桜の下で

哀しそうで切なそうで

その後ろ姿を忘れられない


振り向いた瞬間の

透明な雫が宙を舞ったのも

脳裏に刻まれている


「大嫌いだ、」


その言葉も、何故か忘れられない。






高校に入ってから

何度も何度も葉人と身体を交わらせた

学校とは違う顔で

俺の手元で汚れていく葉人が

愛おしほど狂おしい、


あぁ、もっと俺の方に堕ちてほしい

葉人、ようと、ようと、ようと、





『こう、もう、むりっ、』



また、やってしまった。


ベッドの上で所有印だらけの

小さな俺のペットを持ち上げる

首には締め後が少し残っていて

後悔している。


大切なものほど

ぐちゃぐちゃになるまで壊したくなる


特殊性癖だと思ってくれて構わない


これは、葉人にも言えてない。



だって、葉人に言えば、


葉人は絶対に俺の手からいなくなる

絶対に手離したくない


身体だけの付き合いでもいいから、

葉人と繋がっていたい。





『こう?どうしたの?ないて、』

『え?あっ、』

『悲しいことあった?』

『ちがっ、違くて、』


止まらない涙を

拭き取る優しく暖かい手が

ただ心地よくて、


落ち着いた頃には

葉人も落ち着いていた


『...泣いた理由 聞かないの』

『無理強いは俺らしくない

隣にいてやる 何時でも話せ』


心臓が痛い、苦しい、

喉が締まるように熱い


言いたい、言えない、言いたい


あれ?


そういやこの手

葉人の?


きつく離れないように繋がれた手は

少し怯えていて 安心していて


怖かったんだろうな、

苦しかったんだろうな、

辛かったんだろうな、

泣きたかったんだろうな、

話したかったんだろうな、

全てを吐き出したかったんだろうな、


こんな小さな背中に

沢山のものを背負わせすぎて

また、雫が溢れた。



ただの"幼馴染"にいきなり犯されて

挙句の果てには学校では他人の振り


謝らないと、感謝しないと、


話そう、口を、喉を、あけて、




『ごめん、ありがとう、

俺、葉人に甘え過ぎてた、

葉人に、背負わせすぎた。

ごめん、ごめん、ごめん、

それでも俺に寄り添ってくれて、

ありがとう、』


『そんなん、

謝罪も感謝もされる筋合いねぇし...

俺がしたくて、やったからな、』


『へ?』


『蘇芳 洸、

嫌いだ、大嫌いだ、

それでも、それでも、

大好きだ、』



真っ直ぐに俺を見る眼が

美しくて、やっぱり愛おしくて、



『ははっ、結局どっちなんだよ、』


『そんなん、決まって...』


葉人の手を引いて

抱き締めた、

俺から逃がさないように 離れないように


『好きだよ、ようと。』


『知ってる、大好きだ、』





























甘いキスから始まって

甘いキスで終わる、


これが普通の恋人だと分かったため


改めて 葉人の"ハジメテ"を

やり直すことにした。



『おい!洸 優しくだぞ!』

『わっ、分かってるよー』



この暖かく愛に包まれた場所と

狂おしいほど好きな幼馴染を


トワ
永遠に幸せにしようと

穹に誓った























〈ー追記ー〉


幼馴染BLは幼馴染BLなんだけど

もうちょい

サラサラしてる物語を書きたかったッッッ

機会があったらこの物語

再チャレンジしちゃい((

本当の設定は、

攻めがデロンデロンに受けを甘やかして

受けがツンツンしてる感じだった、

いつの間にか

攻めがデロンデロンどころか

グッチャングッチャンになる位まで

受けのことを愛していました()

こりゃ 穹透の性癖バレましたわ(え

ヤンデレ気質とツンデレ(?)のBLでした

気に入ってもらえたかね...



/次回のBL小説予告/


『ちょ、ここ学校、』

『別いいでしょ?』


ゲロ甘BL

陽×陰



〈ー終ー〉

穹透・2021-09-12
BL小説
BL
小説
幼馴染
嫌い、きらい、すき、
あんまり良くねぇな...
駄作
再チャレンジさせてくださいな
そろとのべーこんれたすの会










小説 / 最初で最後の仕返し












〈お前まぁっじできもいな!笑






《ご、ごめんなさい!!!






筆箱を落とされ


教科書には落書き


髪は乱され 引っ張られ


体はあざで沢山





“ああ、なんで僕が”





そう考える日々が続く


でも、僕がターゲットにならないと


みんなが傷ついてしまう





でも

なんで僕こんな我慢してるのかな


誰も僕を助けてくれないのに


僕は皆を守るためって。




でも、このいじめもあと少しの我慢


それを超えれば_





















〈お前、いる価値なくね?


[確かにw


{そこから飛び降りろよw








いじめっ子たちに言われて

“確かに 僕はいる価値がないのかも”

と思った


母は僕を見てくれないし


父はどこかに消えたし


クラスの皆にはいじめられる






















ならいっそ、消えてしまおう

























《うん、いいよ!






















僕は元気よく返事をして屋上に出る


てか、これで最後なんだから


全部吐き出してしまおう



















《お前ら全員いなくなれ!!!



















僕は大声で叫び


宙を舞った








きっと、彼らは僕が消えたことによって


すごく重い罪を犯したと気づくだろうな



















だって僕 毎日日記書いてたから


すぐに自殺の原因は君らだってわかるし


僕の死因は君らからのいじめだから


きっと 君らは責められるだろう



















責められなかったら


それはそれで悔しいけど。






















ね、見ててよ


僕を、ちゃんと。



ね、ちゃーんと見ててね?



君らの嫌いな人間が



君らの目の前でいなくなるよ






















これでやっと


君らに仕返しができる




















ああ、出来ることなら


君らに一生消えぬトラウマを


植え付けれますように_




【テーマ:いじめ 自殺 復讐】

渚・2021-05-23
最初で最後の仕返し
小説
下手
独り言
駄作
心の隙間










【ドライフラワー】















君は私じゃなくても大丈夫でしょう





仕事に追われて

お互い余裕なんてなかったしさ





喧嘩ばかりして

きっと私も子供だったせいなんだろうな





「…今までありがと、ごめんね」





小さく呟いて君の家の合鍵を

机に置き外に出た




















「ずっと話そうと思ってた

きっと私たち合わないね」





二人きりしかいない部屋で

話をしたあの日





君ばかり話してたよね、

私の言葉なんて聞こえてないみたいに





きっとあの日からこうなることは

決まっていたのかもしれないね




















ねえ、もしいつか何処かで会えたら

今日のこともあの日のことも

笑ってくれるかな




















1人の夜

月明かりを見れば

君のことばかり浮かんでくる





低い声も整った顔も不器用なところも

全部全部嫌いじゃないんだよ、今も





そんなこと言ってももう遅いから

きっと君には私よりいい人がいるから





だから





君の事なんて大嫌いだよ、大嫌い





そう自分自身を騙すの





君との日々なんて

忘れてしまえば楽なのに

思い出なんて

どうせ色褪せていくのに





君との日々も

君との思い出も忘れられない










それくらい君の事が好きでした
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-06-26
ドライフラワー
歌詞小説
駄作
小説
ミニ小説
意味不
独り言
まんま歌詞((
誰か語彙力わけて((
好かれようとすればするほど
消そうと思ってたんだけど
好きって言ってくれる神様いたので
残します☆

"君は空を飛んだ。"


寂しそうに笑った

ひとり泣いていた

そんな君になんと

言えばよかったのだろう

どんな言葉をかけたら

行動をしたなら

救えたのだろう

思いつくのは

綺麗事ばかりで

結局答えは出ないまま



増える後悔と

過ぎてく時間、

変わる風の香り

君がいない日々は

つまらなくて

過ごした日々を思い返す度

また君に会いたくなる

喪失感と見れない現実があるのは

僕だけで

今日も明日も

忙しなく地球は回って

誰かだって必死に毎日を生きてるんだ

ヘッダーlook・2020-12-12
ぴったり200文字で小説書いてみようチャレンジ
短編小説(仮)
世界
地球
出会い
恋愛
綺麗事
救い
助けられなかった
小説
下手くそ
駄作
時が癒してくれるまで
語彙力
語彙力探知隊
死にたい
言葉
行動
後悔
永遠
思い出
夜の霧に溶けてく







【不条理な世界に終止符を_。】(下)




















プシュー










…着いたようだ










この時間帯は人が少なくて助かるな










彼と会う約束をしたのが2日前










この駅で待ち合わせだ










と言っても顔も声も知らない他人を


見つけ出せるか正直不安なところもある










しかしそんな不安も杞憂に終わった










「あの、もしかして…」










「あ、このアプリの?」










話しかけてきた男性にアプリを見せる










「そうですそうです、


よかった合ってた」










柔らかく微笑むその顔は


暴力を受けている人には見えなかった










「とりあえずカフェでも行きませんか」










そんな彼の提案を受け入れ、


駅の近くにあったカフェに入った




















注文したアイスミルクティーで喉を潤す










「えと、お名前聞いてもいいですか?」










あぁ、そういえば


お互い名前も知らないのか










「亜美です。貴方は?」










「あみ…。可愛い名前だね。僕は奏汰」










可愛いなんて言われたのは


小さい頃ぶりで少し照れくさい










「かなたさん、」










「あ、呼び捨てでいいよ」










「…かなた」











「ん?」










自己紹介は済んだ、


さっさと本題に入ってしまおう










「かなたは本気で死にたい?」










ずっと疑問だった










彼は本気で死にたがっているのか










それともただ興味本位で


会いに来ただけなのか










「死にたいよ」










さっきよりも遥かに


かなたの声のトーンが下がった










あぁ、本気なんだ










たったその一言で決意の重みが分かった










「逆にあみは本気で死ぬ気ある?」










そう聞かれて今までを思い返すが










私に生きる理由なんかないし










私が死んで泣いてくれる人もいない










私はいつだって指図されて生きてきた


壊れた人形のような存在なのだから










こんな虚しく無情で


不条理な世界にもう用は無い










「死にたい」










「…そっか」










彼は一瞬俯き悲しげに微笑んだが










すぐに顔をあげ


「じゃあさ、海行こうよ」


と言った




















海に来たのは私もかなたも


生まれて初めてだった










「あみ、見て。シーグラス!」










太陽の光を反射して


キラキラ輝くシーグラスを


かなたは満面の笑みで私に見せてくる










「これあげるよ。プレゼント!」










私の手を優しく取りシーグラスを握らせ


満足気に笑った




















ふと上を見ると


茜色に染まってた空が見えた










もう時間だ










「そろそろ逝こっか」










私が言うとかなたは


「そうだね」と寂しそうに笑った










_死に場所はこの海にした










私とかなたの唯一の思い出である


この場所で










「怖い?」










かなたと手を繋いで


海の底に向かって歩く










「ちょっとね」










正直に答えた










「ほんとに死ぬの?」










かなたが問う










今更止めるなんて薄情なことはしないさ










少し微笑みながら










「死ぬよ、かなたとなら天国行けそう」


なんて冗談を言ってみる










「かなた」










「ん?」










「ありがとう」










主語のないありがとう










その一言だけで十分だった










かなたは、今までの中で


1番柔らかく笑って呟いた










「こちらこそありがとう」




















片方の手をかなたと繋いで










もう片方の手はかなたに貰った


シーグラスを握って










さあ別れを告げようか










_さよなら、不条理な世界

桃薇 兎楼_ばいばい・2021-06-14
不条理な世界に終止符を_。
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死にたい
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自殺
心中

まだ、10年と少し

朽ち果てた思考回路 逝った心に

思い出ばかりが傷を擽る

ヘッダーlook・2021-06-05
人生
私を見つけて
大丈夫
駄作
なにこれ
過去
思い出
辛い
ポエム
語彙力ほしい
夜の霧に溶けてく

独りになると


どうしようもない寂寥に襲われて


僕はその感情に嘲笑って


寂しさに浸る

漱炉・2023-01-26
一人になると
駄作
三十分考えたけど
クソみたいなやつしかでてこなかった
どうも語彙力ゴミカスです
しぬほど罵ってください
ほんとにこんなクソ作品申し訳なくなってきた
あとでけそ

夜空に浮かぶ星のようなモノに

塔の中でひとり

永年の夢を描き重ねてきたの。


きっと叶うと思い続けていれば

その時は突然訪れるものね。

雄聖・2024-05-26
駄作
大丈夫、きっと叶う
空は鏡
春に残した想い
タグお借りしました
始まりと終わり
独り言
ポエム
ラプンツェル

『拝啓、太陽が似合う君へ』





空に茜色が満ちる頃

先を行く男女は

楽しそうに歩みを弾ませた


そんな後ろ姿を見ている僕は

空の眩しさに

「はやく黒に染まればいいのに」

と、愚痴を零した


すると、ふといつかの記憶が舞い降りてきた


そうか、いつかもこんな言葉を呟いたっけ


別にそんなことはどうでもいいけど



霞んだ記憶を振り払って

沈んでいく太陽に背を向け

傍にあった自動販売機に身を委ねる



少しでも光から逃れたくてそっと瞳を閉じる

そうすると、先程まで聞こえなかった

鳥の鳴き声が聞こえてくる

虫の声すらも聞こえる


みんな明日への準備を始めている



そう思うと過去からも抜け出せていない僕は

随分置いてけぼりだな


そう自嘲して小さく笑った



瞼の隙間からは

少しばかり暗くなっているのを感じる


夜が更け始めているんだ



小さな確信と共に

瞼をあげる



そこには満月が浮かんでいた


いつもは気にならない満月も

今日はどこか主張が激しいように見えて

しばらく目が離せなかった



「遥が好きな夜が来たよ」


心地のよい風が頬を撫でると共に

そんな声が聞こえた気がした



それはかつて、いや今も

僕にとって代わりなんていない程に

大切な人物の声だった


明るくて暖かくて

表すならば太陽のような声


そんな声が暗闇の中聞こえたものだから


「君の声は、夜には似合わないよ」


そう笑いながら呟いて


静かに涙を零した





拝啓、太陽が似合う君へ





僕がもう一度太陽を好きになるまで


きっとそんなに時間は必要ないでしょう


その証拠に僕は今

太陽が見たくてしょうがないんだ



だからさ

はやく姿を表してよ、太陽さん

月浪・2023-05-08
拝啓、太陽が似合う君へ
駄作
小説
ハナレバナレ

YouTubeを始めた頃はね、
“公共の”YouTube放送で
自分の歌声を聴けるのが嬉しくて
とにかくたくさんアップしてた




昨年の今頃までは
ほんとうに何も考えずに
歌いに行ったら収録してアップしていたからね、
いわゆるひとつの多産多死(笑)




いま振り返るとそこには
再生回数2000回の隣に
再生回数30回くらいのがあったりして
なかなか極端なラインナップだ💦




画面は真っ暗だけどさ、
自分の歌声をYouTubeに上げる、
という営為を1年以上も続けてしまうと
やっぱりある種のルールが出来ちゃうんだよね




始めたばっかりの頃は20回でも嬉しかったのにね、
『上手くいくと1000回以上出せる!』と
知ってしまった今では、駄作は上げたくない。
それで自分のなかで基準が厳しくなってしまって、、




気がつけば今年になってからは
月1曲ペースでしか上げてません
盛大にどんどんボツにしてる
かつての気軽さは無くなってしまった




すごく気に入った曲だけ並べたり
1000回超えた曲だけ並べたりして
過去の自分の歌声だけでセットリストを作って
ずっと聴いてるとすごい迫力なんですよ!?




自己ベストが耳に残ってしまって
それに満たないものはもぅアップできない
いまさら『新作として』駄作を聴かせることは
できませんから!




これって
自分で自分の首を絞めているのだろうか?
それとも順調な成長の過程なの??
自分のチャンネルなのに自分には自由は無い!

ミミィ@歌い手:板谷ミミィ・2023-03-18
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