第1_5話︙空襲⑥
1944年、ついに、日本領土が空襲に
中也Side
人1「きゃぁぁぁ!!!」
人2「うわぁぁぁ!!助けてくれ!!!」
警察官「逃げろ!!早く此方に逃げろ!!!!」
周りで悲鳴や怒声が交わされる。クソ、何がどうなってやがる......
中也「日向?太宰手前、日向は何処だ?」
太宰「日向なら、あっちだよ、.......ッ中也、早く来い!!」
________________________
子供1「お、おにいちゃん、おにいちゃんッ!!」
子供2「めをさましてよ~」
日向が、眼の前で倒れていた。
太宰「日向ッ、いったい誰に........」
菊「大丈夫ですかッ?!、兄上、早く連れて帰りましょう!」
_____________________
日向「い、いや~、子供達守って油断してたら、気絶しちゃってさ、、、」
中也「もう、大丈夫なんだな?」
日向が首を縦に振る。良かった、、
日帝「怪我が無くて何よりだ、当分、休むがいい」
菊「はい、私もなるべく日向さんと一緒にいますよ?」
太宰「私も!日向、無理はしないでくれ給えよ?」
日向「は~い、、意外と疾いんだな、空襲」
町では毎日、誰かの叫び声が聞こえる。日向はそれを心配したのだろう。
中也「何か会ったら俺等を頼れよ?日向」
太宰「じゃあ、中也もね、偶には日向の側にいよう!」
確かに、偶にはいいかもな.........
日向「頼りにしてるよ、2人とも!」
此奴に頼られると、嬉しいのは恋人だからなのか、それとも仲間だからか、どっちなんだろうな