﹏影日の日﹏🎂
9月10日.
金曜日.
🎀おめでとう🎂
¦ 影山
💍𓂃 𓈒𓏸◌
¦ 日向
永遠の愛誓いますか♡♡♡
これからも
『変人コンビ』
尊いよ🏐🏐🏐
P.S. 夢小説︎︎☁︎︎
﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏﹏
日向side
俺は影山が好きだ。
多分影山も知ってると思う。
でも諦めたいんだ……
――――――――――――
最近影山が及川さんとよく出かける話を耳にする。
聞きたくないのに聞いてしまうおれがいる。
その度にギュっと目をつぶりながらできるだけ遠い所へ移動する。で、少し落ち着けばその後も部活を頑張る。。。
それしか出来ない。 無力な自分
でもある日事件がおきた_________
それはいつもの練習中だった。普通にスパイク練してたら、後ろから倒れる音がした。 振り返ると影山が倒れていた,,,。
おれは目の前で起きてることが分からなくて呆然とするしかできなかった。みんなが影山に駆け寄る中おれは唖然としていた
「おい、日向元気出せよ?」と通り過ぎながら言う田中さんの声でハッとする。
「はい、」聞こえるはずがない声で呟いた。
おれは何を考えていたんだろう,,,,,,
どうしてあの時助けなかった??
どうして,,,,,,,,,
部活終了後、影山は普通に戻ってた。 何となく嫌気がさして何も言わずに体育館に戻って練習した。
壁でレシーブの練習をしながらさっきのことを考える,
おれは何を,,,考えてた?、 考えれば考えるほど難しくて、少し動きたくて、ボール磨きを始めた。
磨きながら思い出した。初めてあった日、初めて話した時、青葉城西と戦った時、
考えながらハッとした。
おれ、及川さんと影山のこと考えてた。???
ポロリと涙が溢れた。
最悪 及川さんなんかに勝てるわけないのに、、
嫉妬涙でぐしゃぐしゃな顔を必死に拭いていると、キーっとドアが開く音がした。
「!!!」
「!!!」
影山,,,,,,,,,,,,
影山の細い綺麗な目がどんどん丸くなる
あぁ嫌だ。この表情も全部おれだけ知ってればいいのに、、、
「おまっ、なんで」
おれはジィっと微かに睨むように影山を見た。
無言の時間が流れていく。
風が心地いい。
おれを気遣ったのか、泣き止んでから少しして、影山が話した。
「日向、なんで泣いてたんだよ,,,?」
影山のムカつくくらい愛おしい声におれは、また崩れそうになった。
「お前のせいだよ,,,」力なく答えた。
影山は少し困惑してから、
「なんで俺のせいなんだよ??」って口を曲げて言った。もう言っていいかな、どうせバレるし、
おれは諦めと決着のために口を大きくひらいて言った
「好きだから」
影山の目がさっきよりもずっと大きくひらかれた。
おれは急激に恥ずかしくなってうずくまった。
フワッ
「!!?」
すぐそばに影山の匂いがしたかと思えば、抱きしめられていた。
体が硬直して顔がかぁァァァっとあつくなる。
「俺も日向が好きだ」
不意打ちの告白に目が点になってしまう。。。
「え、あの、え?及川さんは?え?付き合ってないの?なんで?????????????」
疑問文をどんどん影山にぶつけていく。
「及川さん? 」きょとんとした顔で聞いてくるから、おれは反応に困る。
「一緒に出かけたり、とか、したって、聞いたから。。。」
「あれは岩泉さんの誕プレ選びについて行っただけだ。それに国見達もいた」
すぐ唐突に言うもんだから、ひたすらあんぐりと口をあげるしかない、
勘違いした自分への恥ずかしさと勝手に及川さんに嫉妬したことが申し訳なくて、つい笑ってしまった.
くしゃくしゃと頭を撫でられた。
もう諦めなくていいんだ、
そうわかってから重荷が消えた気がしてフニャフニャになりそうになるけど影山がしっかり抱きしめているから耐えられる。
大好きだよ、影山。
おれと影山は初めて『カップルとして』一緒に帰った。
最悪な夜から
大好きな夜になった
君のおかげで。
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