#cliff

未来が怖いよって笑う君と

過去に戻りたいって泣く私

たとえ今が無意味でも

"無駄じゃなかった"

そう思える日がきっと来る

大丈夫

誰かにきっと届いてるよ

君の声も想いも作品も

白地図を広げよう

見つからなかったとしても

広げたことに意味がある

皆明日の晴れを願うけど

涙ひとつすら掬えない癖に

"二人なら怖くないよね"

交わる小指は震えてた

何度、震える夜を越えて

逝きたいを願ったらいい

いつの間にか雨が降っていた

無意味だと知りながら傘を差す

この熱さは夏のせいにして

暑苦しい気持ちも水に流そう

翼を授かったからって

自由に飛べる訳では無い

鳥には鳥の苦労がある

手放した幸せの戻し方

純粋だった頃の気持ち

夕方に見た景色も

綺麗だと思えた心も

夜になれば旧落下

分かろうとしない人達に

全てを教えようとは思わない

儚く消えるものに

名前を付けたくなかった

"作品"となってしまうから
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書き溜めた想いの一節が

見ず知らずの誰かと共鳴して