⿻・2023-01-06
Ⅵ時、珈琲店にて夢想を
13ヶ月
白羽の綴り
雨で流された生命の数
不幸は幸福に 幸福は形に
風に乗って時を唄おう
巡り会えるその日まで_
"境界線の向こう側"
想い出を辿り出逢いを詠う
木漏れ日の中に光を灯して
旅人は風に吹かれ姿を隠す
幾星霜に重ねた涙の価値
声に出ない本音が心を蝕む
廃れた道に一筋の光が示す
"君と出逢う"人生を導いて
紺青に宿る星月じゃなくて
夜に泣く闇を愛していたの
白昼に降り注ぐ春霖
空音を吐く月の花は
星朧を待っていた
生命線を辿り彷徨い放つ光
出会いと別れは繰り返される
"いつか逢えるかな"
1000年後に答え合わせを_
noteに翳す二つの世界
儚い宿命が紡ぐ記念日を
このままキミともう少し
嗚呼、この世界は複雑だ_
廻り廻って辿り着いた幻想
奏でる音が転調を繰り返す
星明かりに降る数多の光は
君を想う気持ちへ変化した
幾つもの奇跡が導く
"いつか何処かで"
"これからもこの先も"
NOTEにめくる1ページ
いつか消えていく濃霧
まだ闇の包む半透明の月に
僕らは見蕩れていた
影に彩られた想い出の花
瞳に濡れた光を隠す日光
表向きの世界で創る笑顔
埋まらない溝に詰める愛
言葉に綴った"記念日"
哀しみから清々しい空へ
そよ風にのって詩を詠う
二人の時間はいつまでも
天秤にかけた夢と現実
欠けた溝を埋めていく
秒針は永遠に進み続け
生きた証をここに飾る
共に創り上げた"夢の街"
言葉で紡いだ想い出の数々
二つの世界で生きる我らは
今日も珈琲を注文していた
"贈り物"が運命を紡ぐ
NOTEに綴る回想録
糸に撚りをかける番いの証