#あなたがすべて

そもそものすべての前提には
価値観とか世界観とか言われるものがあって
それがその人自身を創っている




自分の両親を毒親呼ばわりするのが平気で､
自分の家の宗教をカルト呼ばわりするのが平気で､
自分の職業をド底辺産業と吐き捨てるのが平気｡




あたしって､そんな人だからね｡
そんな世界観で生きていたら
あたしの生きる世界そのものがそういう場所になる




この世そのものを心の底から嫌悪していたら
そのとおりの生き方をするし
そのとおりの性格､そのとおりの顔つきにもなる




だからね､
貴女と出逢う前のあたしが
見るに堪えない凶暴な顔つきだったのは
まったく当然のことなんだ




『こんな世界､はやく滅びればいい』と願う者は
『こんな世界』からは報復されるよね
それがわかっていても変えようがないくらい
『こんな世界』が､わたしはキライだった




そのことじたいは
いまでも何も変わってないよ？！




でもね､
『こんな世界』を嫌うよりもはるかに強く
あたしは､貴女が､好き｡




慰めてほしい､とか
孤独感を癒やしたいとかじゃなく
本当の本気で好きだったから




貴女を凶暴な目つきで睨みつけたくはなかったし
貴女を悪辣な口調で怒鳴りたくはなかったし
貴女にこんな醜い姿を見られるのは嫌だった





♡♡




いまだ実現してないけどさ､
会いたい､って言われたの
すごく嬉しかったんだよ？！




だけど
凶暴で凶悪で醜い自分を
貴女には見られたくはなかったから




会いましょう､っていう話が破談になったときは
じつは､ちょっとだけ
ホッとしたんだ




♡♡




あれから何年経ったろう？
あなたに見られても恥ずかしくないあたしを
あたしはたしかに実現したよ！




『偶然』顔が綺麗になった､
『偶然』目つきが穏やかになった､
『偶然』歌声が可愛くなった､




もしもそれだけのことなら
ここまで何度も話題にはしないし
こんなに本気で歓ばなかったろう




あたしにとってこれは､
価値観を/世界観を大きく変える､
人生最大の自己実現だったんだ！




だからね､
ここまでやってしまった今では
本当の本気で､
あたしにとっては
あなたがすべてです💕💕💕

あたしたちはそもそも
男女関係ではないから
そもそもあまりふつうじゃないんだけど



それにしてもあたしたちの関係は
地上の人々のふつうの恋愛とは
まったく似てもつかないものなのでは？？



いまあたしは
『世の中が気持ち悪くて』
気 が 狂˙い そ う なのよ､たすけてほしい｡



だけどさ､
『貴女を好きになりすぎてしまって』
気 が 狂˙い そ う だったときのほうが
もっともっとどうしようもなく
苦しかったよね



それはそうだ､
世の中がどうなろうと
わたしには関係ないから
世の中がどうなろうと
わたしは知らんぷりしてればそれで済む



だけど貴女に対しては
あたしは１００％当事者だからね､
どれほど苦しくても逃げ場なんて無かった



あのとき(※２０２０年秋)逃げずに
あたしは苦しさに耐え抜いて
貴女を好きでいつづけたからこそ
いま､世の中の気持ち悪さに打ちのめされそうでも
心のなかでは貴女に縋り付いて助けを求められる



だから､逃げなくて良かったんだけど｡
あたしにとっては､ほんとうに､ほんとうに､
貴女がすべてなんだけど｡これって？？？
































ふと思うんだ｡
ほんとうは話が逆なんじゃないかって｡


世の中が酷すぎるから
貴女がすべてなのではなくて


あたしがどうしても
『貴女がすべてだ』って言いたくて


世の中ぜんぶが気持ち悪く感じられる時代に
わざわざ生まれた


そんな舞台設定を
わざわざ選んだ


ただ､貴女に愛を捧げたくて｡

この世がどれほど広くても
地球にどれだけ人間がいても

あたしにとっては
あなたがすべて

あなたの隣だけが
あたしの聖域

みずから『人間関係を減らしたい』と
宣言しているとおり､
あたしは決して気さくな人物ではない



貴女だって
一般論的に言えば
決して付き合い易い人物ではないでしょう？



それでいて
あたしにとっては
貴女だけが唯一､いっしょにいたい存在｡



貴女にとっても
あたしがそうだったらいいんだけど｡
そうであると信じたいけれど｡



あのね､
ひとつだけはっきりしていることがあって
これについては今ここで誓うことができる



貴女との間にどんな出来事が起こったとしても
貴女の振る舞いで気分を害することがあっても
あたしは貴女に対して､世間の道理を適用しない



なんなら､日本の法律だって適用しないよ！？
貴女に社会のルールとやらを振りかざしたりは
あたしは絶対にしない！



社会だの世間だの､他人の集合に過ぎないものに
ルールを決めてもらわないと関係が壊れるほど
あたしたちは幼稚ではないと､あたしは信じる｡

あなたがいないとなにも楽しくない

なにもやる気が出ない

なにもしたくない

あなたを忘れたい。
でも、気持ちとは裏腹にあなたに会うと嬉しい、何気ないあなたの仕草、言葉で一喜一憂してしまうわたし。
どうしたらいいの？
ねえ、教えて。
今のわたしにはあなたが全てなの。

あなたがすべて
わたしのすべて
あなたなしで
生きていけない