NOTE15 書くとココロが軽くなる はじめる

#ないないのベンチで

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全34作品 ・

私の前を、

言葉と声が行き交っている。


そのどれもが、

行くべき郵便受け(心)へと、

迷いなく投函される。


残念ながら、

私宛のものはなく、

一人ベンチに腰かけている。


「まぁ、

不幸せな連絡が誰からも来ないから、

幸せか。」

STK・2025-09-11 #ポエム #ないないのベンチで












突然ですが、


私めは、

この世界に愛の歌を響かせろとの、

役目を仰せつかった者にございます。


何を言ってるんだ、この人は。

と顔にかかれておりますが、

私も同感でございます。


おや、そちらの方とは、

つい先日も、

ここで お会いしましたか。



おほん。

それはそうと、今回もまた、

無理難題を仰られました。


まぁ、

あの方の気まぐれかとは存じますが、

役割を仰せつかったからには、

手を抜くわけには参りません。


何としても、

このミッションをクリアしなくては、

私の名誉にも関わります。


ですが、

何を どうしたものか。


人を愛すればこそ、

人は愛の歌をも、

歌うのではないでしょうか。


1度に たくさんの人を愛する輩を、

誠実な人とは言いませんように、


1人の方から、

多くの歌を頂戴することは出来ません。


というより、

それだと意味がありません。


愛の偏りは、

争いを生みますので。


お一人様から一曲。


これは という、

至極の一曲を頂きたいものです。


愛の有り様は、人それぞれです。


どのようなジャンルの曲が、

集まりますことやら。

楽しみでなりませんね。


ですが近頃は、

恋をなさらない、


人を好きになれない方も、

多いと聞きます。


この時代ならではの、

現象なのでしょうか。


みなさん、

手元ばかりをしげしげと見つめ、


景色や、

目の前に おられる方のお顔は、

見てらっしゃらないのでしょうか。


手元の世界は、

広いようで狭く、

大きいようで、小さいのです。


お手元の画面だけで、

全てを知った気になっては、

いけません。


あなたの身体を、

使ってこその経験です。


つまずくもよし。

泣くことも、またよし。


生きていれば、

何度でもやり直し出来ますから。


っと、話が だいーぶ逸れましたか。


ここら辺で、

鼻を つまんでおきましょうか。


説教臭く有りませんでしたか。

大丈夫でしたか。


ついつい そんなことが気になる、

お年頃なんです。


いやいや、

黒柳徹子さんでは、ありませんよ。




かくゆう私も、


主が手元を、

しげしげと見つめてくれればこそ、

こうして お話をすることが、

可能なのですが。



要するに、

何が言いたいかと言いますと、



全ては愛の上に成り立ち、

愛のもとで終わるのです。


何も心配は、入りません。

STK・2025-10-24 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に34作品あります

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次の方。

帰りの切符は、お持ちですか。


切符を持っていない方は、

ここを
お通しすることが出来ません。



ここは、

楽園というには、

名ばかりの場所でございます。


心を癒す場所かと思って
足を踏み入れたら、


戻ることのできない場所だった。

と、多くの方が仰います。


帰りかたを教えてほしいと
言われるのですが、


戻りの電車以外、

その方法は、ございません。


ですから、

帰りの切符を
お持ちでない方は、

とんぼ返りされることを
オススメしています。


興味本位で、

中をご覧になられても、

ガッカリなさること必死。



かつては、

多くの種類の華が咲き乱れ、


それは それは、

大きな体格の恐竜が、

我が物顔で闊歩しておりました。


人も華も恐竜でさえも、

上手く共存できていたのです。


多くの笑顔が溢れ、

私も、

心ときめく日々でした。


ですが、

今となっては ご覧の有り様です。


かつての姿はどこへやら。


何をどうしたら、

このようなことになってしまったのか、

ほとほと呆れてしまいます。


楽園という言葉が、

一人歩きしてしまった末路がこれです。



そんなことが起きなければ、

私もここを
警備するという任務を、

仰せつかることもなかったでしょうに。

STK・2025-09-04 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで












それでは、

極上のさようならを、

ご用意いただけましたでしょうか。


さぞ今は、

身を切られるような
思いのことでしょう。


準備しようにも、

終わりへと向かう気持ちには、

どうも手がつけられないものです。


何から取りかかればいいのやら。


何を捨てて、
最後に何を伝えるのか。


自分の存在を、
すっぱり忘れてもらうのか、

それとも
欠片でも留めておいてもらいたいか。

迷いますねぇ。


整理なさっている最中に、

後悔という、

恐ろしいモンスターが、
襲ってくるとも知れません。


あなたの足を引き留め、

優しい未来への扉を
閉ざしてしまう輩です。


それを振り切り、

納得のいく答えを、

お持ちいただけたのなら、

幸いです。


これからの、

良き未来へと舵を
切られたことでしょう。


それに伴う寂しさは、

どうしても あなたが、

通り抜けないとならない
航海の道です。


そこを通り抜けたとき、

あなたは さぞや、
強くなられていることでしょう。

愛のガソリンも、

きっと満タンですよ。


そこから、

あなたのことを大事にしてくれる、

素敵な方を見つけましょう。


きっと出会えるに、

決まっていますから。


この私が言うんですから、

間違いなど、あり得ません。



おや、

やっと笑ってくださいましたね。


では、

一歩踏み出すことと致しましょうか。


行ってらっしゃいませ。


あなたの大事な局面ですので、

ご武運を、お祈りしております。

STK・2025-10-05 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで














今日も、相も変わらず、

寒うございますね。


これはこれは、

突然のお声がけ、

失礼致しました。


なにやら、

寂しそうなお顔をされていたもので、

つい。


それはそうと、

日が暮れるのが、

少ーしばかり遅くなりましたけれど、


まだ明るいとは、

全くもって言えませんね。


お天道様も、

この寒さは苦手なのでしょうね。


踏ん張ることなどなさらずに、

早々に沈んでいってしまわれます。


お天道様が お姿を隠されたなら、

次は闇夜の出番です。


そうなりますと、

夜道は危のうございます。


夜光タスキなるものを、

身に付けることをオススメ致します。



おや、そのお顔は何ですか。


恥ずかしいと、

顔に書いてあるじゃありませんか。


けれども恥ずかしいなどと言えるのは、

命あればこそです。


ご自分の身を守り、

後で笑い話になればいいのです。


ほら、私をご覧くださいませ。


私なんて、

バッテン掛けにございますよ。


車に轢かれるのだけは、

ごめんですから。



なにも光る姿が素敵なのは、

蛍だけとは限りませんから。


何を笑っておいでですか。


自らは光れなくとも、

ヘッドライトを浴び、

自分の存在を知らせましょう。


夜道では、光ってなんぼでございます。


事故になど遭わず、

無事に帰路につけることこそが、


その日その日の、

大事なミッションにございます。


どなたも悲しませることなく、

玄関先で、

「ただいま」の声を響かせましょう。


さぁ、ご家族のみなさんが、

あなたの帰りをお待ちですよ。


安心の再会となりますように。

ははは。

STK・2026-01-08 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

「ちゃんと生きる」なんて言葉は、

使わなくていい。


何が基準の ちゃんとなんだ。

誰が決めた ちゃんとなんだい。


私らしく、自分らしく生きる。


これが、誉れってもんさ。

肩のチカラは抜いていい。

STK・2025-08-30 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで












さささ、こちらへ。


今頃 説明するのも
可笑しいかもしれませんが、


ここは、

ないないのベンチと申しまして、


私の主が、
用意してくださった場所でございます。



時折、訪れる方に、

とりとめのない話を
させていただいています。


まぁ、私以外の方が、

話をなさることもありますが、


ほとんどは私めが、

ここにいることが多ございます。


なにせ、話好きなものでして。

クチが勝手に、
ぺらぺらと動くのでございます。



ん?私の名前ですか。

今さら、
名乗るほどの者ではございませんよ。


そこら辺にいる、

ただのロートルです。



それより、

本日の私の出で立ちは、

いかがでしょうか。


このような機会を
与えていただけるとは、

思ってもいませんで、

張り切ってしまいました。



が、流石にちょっと派手でしたかね。

スパンコールを
あしらった物にしたのですが、

動くたびにキラキラして、

眩しゅうございます。


自分で選んでおきながら、

お恥ずかしい限りです。



ですが、風の噂で、

私のフアンがいる
というような話を聞きまして、

それは それは嬉しく、

年甲斐もなく、

はしゃいでしまった訳です。


私のような者の話に、

耳を傾け、目を通してくださり、

ありがとう存じます。


もしよろしければ、

これからも
お付き合い頂ければ幸いです。


私の認知症予防のために。

おほほ。

STK・2025-10-22 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで












おやおや、どうされましたか。


この様なところに、

しゃがみこんでらして。


お寒うございましょうに。


ですが今は、

立ち上がることもままなりませんか。



それなら、

私のコートをお貸ししましょう。

これで少しは、寒さもしのげましょう。



ははは。

私なら大丈夫ですよ。


貼るカイロを、

何個も貼っていますから。


この季節の必需品ですよ。

お気遣い、ありがとう存じます。



それはさておき、

どうされましたか。


何かあったのですか。

私に話してみませんか。


いくらでもありますよ、

時間を持て余しているロートルです。


それに、

ここで話を聞くのが、

私の楽しみでもあるんです。





………そうでしたか。

それは お辛ろうございましたね。


先ほど、

楽しみだなんて言って、

申し訳ありません。


そんな状況とは露知らず、

あなた様に楽しみだなんて、

不謹慎にも程がありました。


大変、失礼いたしました。



それにしても、

お相手の前で
泣いてもよろしかったのに、


最後の最後まで、

笑顔を差し上げたのですか。


よほど、

その方を好いておられたのですね。


キレイなままで、

優しい思い出で、

終わらせたかったのですね。


なんと健気な。


そんな あなたに、

こんな思いをさせて、

罪におけませんね、まったく。



けれども本来は、


そんな強さは、

持たなくてもいいのですよ。


最後の時ぐらい、

言いたいことを
言ってやればよろしかったのに。


あなたが どれ程想っていたのか、


その方は、

知る必要があったように
思えますけれど。



好いた方と言うのはですね、

揺るぎない好きが ひとつあるより、


複数ある方のほうが、


多くの手で、

お相手の心に触れているのです。


その手を一度に切られてご覧なさい。


想像を絶する痛みを受け、

泣かぬものなどおりましょうか。


耐えがたい苦痛が、

想いを注いだ時間の何倍もの強さで、

押し寄せて来るのです。


それは それは痛いやら、

苦しいやら。


想像するに余りあります。



もしかしたら、

気付かなかった恥ずかしさなども、

押し寄せてくるやもしれません。


そんな思いを、

あなたがするとは、

これっぽっちも
思っていないかもしれません。


許せませんね。



それでも、

お相手の方に会ったこともない私が、


悪口に、

このクチを使ってはなりませんね。


お二人の間にしか分からない、

思い出や、優しさ、

楽しさや、嬉しさ、

苦しみ、悔しさ、情けなさ、


その全てを分け合っていた時間は、

無きものになど出来ませんから。



もし、

お二人が忘れてしまわれても、

この世界は覚えていますよ。

STK・2025-12-26 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

世界が、

お前さんを閉め出した訳じゃない。


いつだって扉は、

お前さんを受け入れる、

準備はできていた。


ちゃんと、頭数に入っていたんだよ。


それがね、

お前さんが怖がって、

ノックしなかっただけだろう。


もう泣くのはおよし。

今からでも遅くはない。


私と一緒に、

未来の扉を、

叩きにいこうじゃないか。

ね。

STK・2025-11-21 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

よっこらしょっと。


さて、

そろそろ、片付けを始めようかね。


まぁ、それにしても、

よく泣いて、暴れたもんだ。


子供みたいになってたね。



あっちにも、こっちにも、


お前さんが、

あの人を好きだった気持ちと、

届かなかった悔しさと、

気付かなかった恥ずかしさが、

散らばってるね。



でもね、

私は、お前さんが好きだよ。

偉いと思うよ。


そんな風になるまで、

自分以外の人を想ったんだ。

凄いね。

そうそう出来るもんじゃあない。


大人になれば、分別がついたりしてね。

そうなる前に、止めちまうのさ。



だから、

思いを貫いて、結果を見た、

お前さんは凄いんだ。


これから先は、

一回り強くなった、お前さんだ。


今日は、盛大に、祝おうじゃないか!

STK・2025-09-15 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで














おや。

今日は、落ち込んでおいでですね。


あれま、

そう背中を向けられなくとも。


何も、

責めているわけではございません。



落ち込むというのは、

理想があればこそです。


追いつけないと思うことや、

進んでいる道が、
明後日の方になってしまったり、

理想と現実の
狭間にいるということです。


理由は人それぞれ、ありましょう。



ですけれど、

理想という高い志を持ったあなたは、

既に上を向いているのです。


今はただ、

上ばかり見ていては、

首が疲れてしまいますからね、


下を向いて、

首を休める
休憩地点におられるだけです。



とはいえ、

順風満帆の人生ならば、

何もいうことはありませんけれども、


それじゃあ、つまりませんからね。


神様というお方が、

困難があるほうが
有り難みも感じられるだろうと、


あなたの前に、

困難を
立ちはだからせるのやもしれません。



ここだけの話、

あのお方は、お節介なんですよ。


頼んでもいないのに、

そんなものを寄越すんですから。


おっと、いけない。

失言、失言。



とまぁ、

このような戯れ言を申しましたけれど、


困難を楽しむ方法を、

出来れば、

身に付けておきたいものです。



それはそうと、何がありましたか。


あなたが、

そこまで落ち込んでおいでとは。


話せる範囲で構いませんので、

お聞かせいただけませんか。


あなた様より、

長く生きてきたこの身です。


何か、アドバイスのようなものを、

お渡しできるかもしれません。


聞くだけがよろしければ、

そう致しましょう。




………はい、えぇえぇ。

そうですか。



突然、

悲しみの刃に切られましたか。


その時、相手の方は、

どのような顔をされていましたか。



おやおや。


顔を見る余裕すらも、

有りませんでしたか。


それはそれは、

お辛かったことでしょう。


まぁ、無理もありませんね。

突然のことでしたでしょうから。


身構えることが、

間に合いませんでしたか。


それはさぞ、痛かったでしょうに。



今は何を言われても、

受け入れることなど
到底できないと思いますが、


一応、

お伝えだけさせていただけますか。


よろしいですか。

ありがとう存じます。



ではまず、

相手の方がもし、

笑っておいででしたら、

あなたを陥れようとなされた人物。


どこか寂しそうな
お顔をされていたのなら、

傷つけるつもりまでは、なかった人物。


言葉を投げつけたときに
泣いている様子があれば、


その言葉で、

自分をも切りつけてしまった人物。



顔という全体像を掴む暇がなければ、

言葉よりも饒舌に語る、


顔のパーツを
お探しすることをオススメ致します。


口元が笑っているとか、

目が刺すほどの冷たさだとか、

鼻で笑う声がするとか。


方法は、多種多様にございます。


まぁ、それが分かったからと言って、

あなたのお気持ちが、

和らぐかどうかは、別の話なのですが。


それでも、

目の前の真実を
見定めることが出来ましたら、


あなたが受けた傷を、

少しだけ早く、

癒す方法も見つかりましょう。


無理をする必要は、

全く持ってありませんが、


あなたの屈託のない笑顔に、

私はまた、

お目にかかりたいものです。

STK・2025-11-11 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで











いやぁ。


実に みなさん、せかせかと、

私の前を通り過ぎて行かれますね。


そんなに急いで、

どこへ行かれるのでしょうか。


いや、いえ、そのようなことは!


足を止められた あなたが、

お暇だと言っている訳では
ございません。


私と心が通じたのですね。


あっ、いや、お恥ずかしい。

恋人のようなことを
言ってしまいました。


おほん。


ですが これも、

何かの縁やもしれません。


少し、

ここに腰かけていかれませんか。

寒さも少し強まりました。


そのまま立っていらしたら、

心の温度が下がってしまいます。


足を止められたのは、

繰り返す日常に疲れてしまって、


無意識のうちに、

座る場所を求めて
おいでだったのではないでしょうか。


1日は24時間と
既に決まっていますけれど、


何に、

どれくらいの時間を費やすのか、

配分が難しゅうございます。


私のように独り身ならば、

好きなように
時間を使いたい放題ですけれども、


パートナーや、お子さん、

ご家族のいる方は、

そうもいきません。


家事やら、習い事やら、

止めてしまうと、

毎日の生活が、ままなりません。


が、そればかりに追われますと、

心をすり減らしてしまいます。


それなら、どうしたものでしょうか。



あっ!

いいアイデアが浮かびました。


時折、思い切って、

日常の心を取り外しましょう。


そして、別の心を取り付けて、

いつもとは違う場所へ出掛けましょう。


散歩する道を、

少し変えるだけでもいいのです。


いつものスーパーマーケットではなく、

ドラッグストアでも、

いいじゃあありませんか。


それとも私と、

世界一周旅行にでも出掛けましょうか。


非日常に、飛び込んでしまうのです。

アバンチュールです。


と、少し、

心の温度が上がりましたか。


あなたは今、

柔らかな表情をしておいでです。


さぁ!

大いに、

心に旅をさせましょう。


そうすれば、

お値段以上の経験が、

きっと出来ると思いますから。 

ははは。

STK・2025-11-08 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで














神妙な面持ちで、

何を見つめておいでですか。


そちらに、

ナイスなロートルはおりませんよ。


いるのは、あなた様の隣です。



ははは。


ようやく、

こちらを向いてくださいましたね。


まぁそう、

怖い顔をなさらずともよいでしょう。



その出で立ちだと、

同窓会の帰り
といったところでしょうか。


おや。

瞳が落ちてしまいますよ。

そんな驚いた顔をなされて。


ちょっとした心眼を使ってみました。

なんて。冗談ですよ。


お鞄から、

今日の記念にとの
文字が見えましたもので。


そのご様子だと、

思っていたものとは、

いささか違いましたか。



年月というのは、

人を変えますからね。


シミやシワが増えるといった、

見た目の問題だけではありません。


心の有り様までも変えてしまいます。


若かりし あの頃のようには、

いかないものです。



成長と言えば聞こえはよろしいですが、

何をどう間違えてしまったのか。


自分以外の方々を、

ないがしろにするような人も
おいでです。


独りで生まれて、

独りで生きてきたと、

お思いなのでしょうか。


そのような方には、

サササっと近付き耳元で、

そんなわけありませんよ。と、

呟きたくなるものでございます。


えっ?

そんな人は、私ぐらいですって?


おやまぁ、

大人のフリなど
しなくても良いのですよ。


いたずら心を忘れてしまっては、

寂しいじゃありませんか。


人と関わっていればこそ、

いたずらもできると言うものです。



けれども人と関わるなら、

感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。



一緒にご飯を食べられて、ありがとう。


ちょっとした言い伝えによりますと、


お米ひと粒には、

七人の神様が
宿っていると言われています。


粗末にしては、

バチどころか、

大バチが当たってしまいますね。


なんせ七人もおいでですから。



そして、

自分の好きな人たちが、

元気でいてくれて、ありがとう。


笑顔を見せてくれて、ありがとう。

素敵な笑い声を、ありがとう。

優しい言葉と、気遣いを、ありがとう。



こうして挙げてみると、

ありがとうを言っても言っても、

言い尽くせませんね。


いつまでも鳴り響いていきます。


この音は良いですね。


この音を聞いて、

怖い顔をなさる人を、

私は見たことがありません。


怪訝そうな顔を
なさる人はおりますけれども、


そういった方は、

ちょっと性格が
ひねておられるのやも知れませんね。


話をしてみなければ、

その方が
どのような歩みをされてこられたのか、

知る由もありませんから、


ちょっと腰掛けて、

世間話なり、

身の上話なりをしてみたいものです。



同窓会という場所は、

あの頃の旧友に会えると、

胸の高鳴りを呼び起こしますけれど、


会わない間に、

それぞれの人生を歩み、


思いも、考えも、視点も、

自分に合ったものに
形成されていきます。


日々の営みは、

それぞれ違いますから、


それが年輪として、

表情や、心のシワと成るのです。


恥ずかしいなど有りはしませんよ。


毎日と向き合い、

今日までを生きてきた証です。


シワの一つ一つにさえも、

ありがとうと言いたいものですね。



ご安心召されませ。

心が離れたのではありません。


ただ、

大人になっただけのことにございます。


これからは、

大人になればこその、


お酒を酌み交わすなどの、

大人の付き合い
というものが出来ますよ。

気が合えばですけれど。


さぁ。

しんみりなどなさらずに生きましょう。


それに あなた様も、

本当に、

素敵な笑いジワですよ。

ははは。

STK・2026-01-10 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで











おや。


いつから、

そこで見てらしたんですか。


何か変わったことでも、ありましたか。

声ぐらい、
掛けてくださればいいものを。

人が悪いですね。




ん?

私が何をしているか、ですか。

気になりますか。


まぁ、私が用意しなくとも、

事は運んで行くんですがね、

万が一のこともごさいましょう。


念には念を入れなくては。


まぁ、どなたも、

お気付きにはなりませんがね。


全てには、

種も仕掛けも有るのですよ。




えぇ、まぁ、そうですね。


改めて聞かれては、

照れてしまいますね。

ははは。


このクチで言うのもなんですが、

まさかの仕掛人が、

こんなロートルで驚きましたか。


さながら、

ご本人登場といったところでしょうか。

なんて。





左様です。

これは秘め事なんですがね、

全て、私が担っていることです。


運命のいたずらも、

神様の気まぐれも。


依頼を受けて行います。





依頼主ですか。

あの方しか、おられませんでしょう。


みなさん、

お姿を見たことはないと仰いますが、


困ったときには、

拝んで いらっしゃいませんか。


先ほど、私がクチにした方を。


男性か、女性かは、

不明だそうですが。


私も便りが届くだけで、

そのお姿までは、

お目にかかったことがありません。


どのような方なのでしょうかねぇ。

っと、これは失敬。


ぺらぺらと話しすぎですね。

いい歳をして、
叱られてしまいそうです。


今話したことは、

他言無用 願います。


私も、

叱られたくは、ありませんから。





まぁ、私の仕事は、

なんと言っても、


偶然を上手く装うのが、

コツなんですよ。


世界の黒子に徹するんです。

これが肝心要です。


なにせ、

タイミングや、さじ加減は、

長年培えばこそです。


おっと、少々 偉そうでしたかね。

失礼致しました。





ですが、この歳で、

まだ人を驚かせられるなんて、


こんな楽しいことは、

他にありませんね。

ははは。


まだまだ、身体の続く限り、

たくさんの人を、

驚かせ続けたいものです。

STK・2025-10-09 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

おやおや。

ずいぶんと
落ち込んでおいでですね。


想像もされなかったのですか、

もしもの場合を。


あっ、
これは これは失礼致しました。

申し遅れました。


私、ここの門番、案内人、

まぁ、
その様なところでございます。


なぜ このような格好かは、

お気になさらないでください。


ステッキを持っていますが、
何に使うわけでもありません。

あなたに殴りかかろうだなんて、

全くもって、
思っておりません。


ですから、心の中で、

ステッキ(素敵)だなぐらいに
思っておいてくださいませ。


あれま、

この冗談は
お気に召しませんでしたか。


そんなことはさておき、

まさかの坂は、

人生には付きものです。


頼んでもない、
要らないオプションです。


けれども たまに、

逆に作用する、

まさかの坂もございます。


ごくごく稀ですので、

生きているうちに、
お目にかかれるかどうか。


このような話をするのは、
3回目ですね。


まぁ、
何度聞いても嫌な話ですから、

こうなるまいと、

肝に銘じておきましょう。


それでは、私は この辺で、

お暇することと致しましょう。


ステッキ(素敵)な人生を。

ははは。

STK・2025-08-18 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで

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『書くとココロが軽くなる』

私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。

NOTE15 by ほその夫妻