#ふたりぼっちの恋物語

気紛れなキューピッドの悪戯

僕のハートに向けて放たれた

永遠の恋に誘う運命の金の矢

数え切れないほど愛をささやいても

抱きしめたい想いは止まらない

不確かな事象の中で紡ぐ恋物語

それは儚い夢なのかも知れない

けど愛さずにはいられないんだ

使い古された

愛の言葉なんていらない

ただ抱きしめれば

君の心は手に取るようにわかるさ

銀河の片隅で愛を叫ぶふたり星

この世で離ればなれになっても

いずれ必ず逢えると信じてるよ

ただそばに居てくれるだけで

心が通うこともある

ふたりが見ている空は同じだから

硝子細工より透明で

たまゆらのように儚い

だけど誰よりも優しい人

時の流れとともに散リゆく花よ

時が止まった心で永遠に咲く花となれ

たとえ時の狭間で迷子になっても

君が居ればなにも怖いものはない

たとえ離れていても

君の心は手にとるようにわかるよ

ふたりは似た者同士だから

どんなに美しい街の灯も目に入らない

僕の瞳に映っているのは君だけ

僕が在る限り君への想いは

永遠であり無限

君とふざけあった

あの頃が懐かしい

たまにしか逢えなくなった今

あの笑顔は心の中に

大切にしまってあるよ

今宵も銀河のどこかで

たがいの面影を慕うふたりの姿

とまどう僕をよそに

時として君が見せる大人の顔