死にたくなった時、
隣で手を握って一晩中話を聞いてくれて
泣きそうになったら抱き締めてくれて
涙を見せずに泣けたなら
高台で一緒に朝日を見て
そのままどこか喫茶店に入って
他愛のない話で笑って
別れる前にもう一度抱き締めて
ふと真面目な声で
あんたとずっと笑ってたいから死ぬな
って言ってくれるような
そしてその言葉を心から信じて
そうだねもうちょっと生きてみるよって
本物の笑顔で笑い返せるような
そういう人がいたらよかったのに
そういう関係を築けたらよかったのに
そしたらもう少し生きられるのに
冥累・2024-10-21 #めるの独り言
