#もしもの世界

大好きな君が

突然私の目の前から
この世界から

姿を消してさ＿


そんな想像をしたら自然と
涙が溢れて止まらなくって。

もしもの世界

僕らの青春

次はどんな世界で会えるかな

もしも明日世界が終わってしまうなら

君のことを最後まで想っていたいの

それが生きた証となったら

君は生きてて良かったって思ってくれますか

ねぇねぇ
もし私が病気持ちで寿命が短かったら
最後まで好きでいてくれますか？

「好き。」
『僕/私もずっと前から好きだった。』
「…うそ。」
『嘘じゃないよ。君だけ見てた。』
「本当に？」
『好き。大好きだ。』
「…う、っ。うぅ。」
『泣かないでよ。どうした？』
「絶対フラれると思ってた。」
『フラないよ。
　できれば僕/私から告白したかった。
　そんな勇気僕/私にはなかったけど。
　…君が笑ってくれるのがうれしい。
　笑顔がまぶしい君が好き。
　一生懸命で、泣いている君も好き。
　怒った顔も、拗ねた顔も、
　困った顔も、
　君が見せてくれる表情全部好き。
　これから、僕/私の隣で新しい、
　君も知らない表情を見せてほしい。
　ずっと、僕/私のものだって
　言いたかった。
　だって、君すごい人気者
　なんだもん。
　入る隙なんてなかったから、
　何も言えなかった。
　ごめんね、こんな臆病者で。
　でも、こんな臆病者の隣にいて
　ほしい。
　…やり直し。
　大好きだよ。
　付き合ってください。』
「はい。お願いします。」
『ありがと。夢みたいだ。』
「…夢じゃないよ。」


(夢なんじゃないかな…。)
そう思ったけれど、
気づかなかったふりをして、
言葉を押し殺した。



















もし、夢ならこのまま覚めなければいいのに。
永遠なんてないのにね。




















もし、あの時伝えていれば、
君はこうやって言ってくれましたか？
ありがとう、と笑ってくれましたか？










まだ、遅くはないですか？
君の隣に並ぶのに、間に合いますか？

ifの世界でなら
あなたのそばにいられるかな

もしも この世界が

辞めること 諦めることを

許す世界だったなら


全て捨ててしまいたかった

「好きなんです」

あの時、そう言えていたなら

今君の隣にいるのは

私だったのだろうか

幾らタラレバの話をしても

その世界を捨てたのは

結局自分だった

喜怒哀楽じゃなくて

喜楽哀だけの世界だったら
良かったのに

そしたら苦しむ人が
少なくなるのに

ずっと愛してる

例えば

あなたに愛されなくなったとしても

きっと

私はずっと愛してる

だけど

その時は

言葉にも態度にも

伝わる様な事は

微塵も無い様に過ごしてくよ

でももしも

ずっとこの先も

あなたも愛してくれる未来が在るなら

その未来だけが訪れて欲しい

本当は

あなたが居なくても生きてはいける

本当の事は

あなたの居ない日々には

満たされた幸せを

もう感じられなくなってしまった事だけ

海の街とかかなぁ、行ってみたい。
なんでもない街で、知らないところでもいいよ。
わたしのよく知ってる街で、わたしのよく知ってる人の居ない、わたしのよく知らない人達の送る生活を旅することも、もし出来たならだけどワクワクする。