書くとココロが軽くなる 過去の沢山の人からの思いやりへと
未来の数え切れない暖かさへと
「ありがとう」
特別な日の花束じゃなく、普段の言葉に心を込めて
心で届ける言葉の花束
当たり前のように話してくれて
当たり前のように続けてくれる
君の隣にいること
君と繋がっていること
どれも奇跡なんだよね
出会ってくれてありがとう
たまたま起きてた、ある日の午前2時
1日2杯までと決めているコーヒーは飲んじゃったから
最近飲んでない紅茶を
ティーパックを入れればふわっと広がる香り
家族を起こさないよう、こっそりと飲む
漏れる幸せのため息、そんな夜もあったかな
オープンスクール
先輩がここに進学しているのは知っていた
あわよくば制服姿を見れないかなって
少し、ほんの少しだけ期待する
「あの、覚えていますか？」
振り返ると懐かしい顔と見慣れないブレザー
４年の空白を消し去る笑顔
じんわりと高まる体温に笑みが零れる私
２棟２階の端の教室
特定の授業の時にだけ座る机
偶然にも絵描き好きが集まったのだろう
授業の度に座ると増えていた絵
絵しりとり、会話も始まっていた
アナログな顔も学年も知らない間でのやりとり
誰かの青春の片隅の思い出
二人、背中を合わせて座ろう
口を閉じて
生きている熱を感じながら
同じ時を過ごそうよ
心に言葉で触れるのは
お互い、もたれかかれたらね
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
