#ストーリー

小説や映画の物語に憧れたとしても

それが自分の身に起こることは決してない

すれ違う距離

触れたくても届かない


既読の付かないLINE

更新されるストーリー


教室で声をかけたくても

君はクラスの中心で談笑会

主人公になれなくても

誰かの脇役になりたかった

物語の序盤に恋するのは

わたし的に好きではない

貴方のストーリーは

毎日更新されてるのに

私とのLINEは

更新してくれないのね

物語の続きを書くなら

飾らない君を書きたい

この先転ばない人生なんて

あって溜まったもんじゃない

薔薇一本添えるから

君が主人公になって

ここから始まる貴方との物語

次はどこに旅しようか

貴方との冒険は心が弾む

姉のスマホゲームをやるためにスマホを受け取ろうと
したら…

（寝てたので寝転んだままの私）

姉「あ。桜愛。今からうち風呂に入ってくるからさ、ツイステやる？」

私「…！！やるっ」

姉「覚醒はや」

私「ちょーだい！やるから！！」

姉「ほい。ちょいと待て。コードを伸ばして…はい。」
（姉がスマホを私に投げる」

私「え？ちょっと待って…起き上がってな…あああ！！」

姉「ん？どした？」

私「あばら骨…あばらに当たった…直撃…」

姉「（笑）（笑）すまんー、大丈夫か？」

私「………うぅ…いったぁ…」

姉「おうおう。桜愛もあばら骨出るほどになったんやな。
良かったやん。確かめること出来て。」

私「人が痛がってるのに…！！スマホは投げないの！」

姉「すまんて。ストーリーやらせてあげるから許してー。
本当はうちがやりたかったんやけどな」

私「しょうがない…許してあげよう…（ストーリー見るの好きなので）」

姉「よし。上から目線なのは嫌だが仕方ない。じゃ、うち風呂入ってくるわー」

私「うん！」

姉「あ。こら。人がやりたかったことを見せびらかしながら見送るな」

私「ふふふ…。さっきの仕返し（笑）」

姉「後で覚えてろ…？」

私「大丈夫よ。琥珀、私に暴力とかで勝ったことないじゃない（笑）」

姉「………（そういえばそうだった）そうだった…」

私「（笑）ウィークリータスク毎週やってあげてるんだからいいでしょ」

姉「ん。まぁ良し」

この後ストーリーの堪能しました（笑）

常に持ち歩く一冊の本が存在する

其れは始まりが有るのだが

結末が無い小説 そう

之は僕らで描いていく物語だった

扉の向こうに

続く書庫 此処には

数え切れない物語が

存在して今も尚 語り継がれて行く

赤茶に煌めく 君の姿

手に触れた温度が

懐かしさを教える

元気にしてますか 愛しい人

無理をしていませんか 大切な人

少しずつ少しずつ

自分の決めた道を歩いて行こう



私の人生なんだから


ｽﾄｰﾘｰ
私だけの物語だから

線路沿い 片手にビール缶

通り過ぎる電車にも

ストーリーがあって

皆 息を繰り返してる