~私が同性愛者だと気づいた時の話~
※長くなります
語彙力ないです
貴女(今の好きな人)のことが
気になり始めたのは
今から1年半くらい前。
中学3年生になったばかりの頃。
はじめは「なんか貴女といると
幸せな気持ちになる…」
「ほかの(女子の)友達と
何かが違う...」っていう
違和感みたいなもので、
同性を好きになったことが
なかった私にはこれが
なんの感情なのかが
全然分からなかった。
自分がまさか同性に
恋愛感情を抱くなんて
発想もなかった。
「友達として好きで、
他の人とはなんか少し違う。
それだけ。」だと思ってた。
でもなんでかは分からないけど、
貴女といるとそれだけで
楽しくて、嬉しくて、
一緒にいる時間が
いつの間にか多くなってた。
一緒に学校から帰ったり
移動教室に一緒に行ったり
昼休みに一緒に遊んだり...
いわゆる普通の友達。
この時は私もそう思ってた。
中学の時は部活動が
同じで、大会で
貴女に応援してもらえて
すごく頑張れたし、
受験勉強で貴女と同じ塾に
入ることになった時も
すごく嬉しかった。
貴女といればいるほど
どんどん貴女のことを
好きになっていって、
自分でも分からなかった
この気持ちが「友達として」
じゃないことに少しずつ
気付き始めた。
じゃあこの気持ちは何なんだろう。
私は貴女といる時に貴女に
対して何を思ってるんだろう。
貴女とどうなりたいんだろう。
そんなことばかり
考えるようになってた。
「私って貴女のことが
恋愛感情として好きなの?」
「いや...まさかね。」
そんな言葉を何回も
心の中で繰り返してた。
考えれば考えるほど
貴女にドキドキしてる自分に
気付かされて、「まさか」が
「やっぱり…」「もしかして...」
に変わり始めた。
貴女といればいるほど
膨らんでいく気持ち。
もうそれを認めざるを
得なくなってきた。
でも、だからといって素直に
認めることも出来なくて、
ずっとモヤモヤしていた。
そんな時に、何気ない会話の中で、
貴女がLGBTに
偏見がないことを知った。
むしろプラスな感じ。
その瞬間に、勝手に私は
「貴女のことを
好きでもいいんだ」と思って
やっと自分の気持ちを解放できた。
認めたくなくてずっと
押さえ込んでいた気持ちが
溢れてきて、もっと貴女の
ことを好きになっていった。
貴女にとっては
なんでもない会話でも
私にとってはそれくらい
大きなことだった。
LikeじゃなくてLoveの意味で
貴女が好き。
それを認めるだけで半年も
かかった。
もちろん友達としても
大好きだけどね。
認めてからはもう
開き直って、ほかの友達に
「好きな人いる?」って
聞かれても「いるよ!」って
答えられるようになった。
もちろんそれが女子だとは
言えないけど。
私と貴女は塾に行く時間も
学校に登校する時間も
違ったけど、私が貴女に
合わせて、貴女と家の前まで
行ってから一緒に行く
ようになった。前よりも
もっと貴女といる時間が
増えてすごく幸せだった。
こんな感じで私は自分が
同性愛者であることを
認められた。