暗い部屋の中で、独り、
布団の中で、スマホを片手に
「 生きる 意味 」そう調べた。
時刻は 、 夜の12 時
これが 僕の日課だ。
死にたい訳じゃない。
ただ、生きたい訳でもない。
無機質に光る画面を見て
前向きな人のポエムを見て
またこれかと
溜息を付いては
明日に怯えながら、眠るんだ。
塞いでいたら
誰かが不幸になってしまう
それが 嫌で立ち上がれば
僕が不幸になる。
不平等だ 。時にそう思った。
僕が苦しいだけの世界なんだ
どこにいたって、僕より皆幸せなんだ
そう思うことしかできない僕を
作ってきたのは、誰なんだ?
親か ? 周りの大人か ?
否、きっと、他 ならぬ 僕自身だろう
何もかも、分からなくなって
だけど、 答えなんてなくて。
でも、分からなくとも、世界は 進む
僕だけに
重力10倍かかってんじゃないかと思う程
身体が重くて。胸も苦しい
神様って この世にいるのかな?
いるはずなんてないって。
信じてもないけれど
もし いるのなら
助けてなんて言わないから
この理不尽で不平等な世界を
ぶっ壊してくれ
それができぬなら、僕を消してくれ 。
悲しむ人がいるから
殺しはしないでほしい
僕の事で、悲しむ人がいるのは、辛いし
嫌になってしまう程に、嫌いなんだ
僕も。世界も。
なんて 。 叶うはずのない 願い事を
今日もまた零す。
本当に不平等で理不尽な世界だ。
オンリーワン やらナンバーワンやら
わんわん吠えて犬みたいだと
思っていた 時
個性を大切にって、
どこかの記事に書いてあった
でも、知ってるんだ。
現実で変わったヤツは、嫌われてる と
皆、平等に 扱われてない。
綺麗事の裏には、汚さが隠れ潜んでいる。
こんな 汚い世界で
息をしている意味は、なんなのか
意味を求めるのが間違いなのか
答えのない問いが 溢れ出る。
今 こうして、僕がまだ生きているのは
惨めに死にたくないと
きっと、どこかで思っている から
僕を貶め、苦しめた奴等は
笑って生きているのに
僕だけが死ぬ訳にはいかない。
今ある憎しみすら 、
笑い飛ばせるくらいになって から死にたい。
そう思ってる から、生きている。
色々と 矛盾だらけではあるが
死にたい訳じゃない
でも、生きたい 訳でもない
消えたいと思う事は、沢山ある。
誰かに言った所で
この意味は
きっと理解されないだろう
矛盾や沢山のものを抱えながら
人生という、何処まで続いてるか
分からない道を、これから先も
歩いてゆくしかない
幾度となく、明日に怯えながら
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