#例えばその姿は

震えながら笑う君は

今にも崩れそうでさ

僕は手を伸ばしたの

君という香りは向こうへ流れてしまう

愛も哀に変わってしまうのなら最後に

「アイシテル」も連れて行ってくれよ

泣きたい星が安心して泣けるように

流れ星にお願いをしてみましょうか

刺さった破片は私の中で泣いているのね

目に見えない傷に針は薬にならないのよ

沈んでしまう前に

抱きしめて欲しい

空が笑っているように見えたから

今日は僕も笑ってみようかなって

踏まれないようにと花を摘んでも

花は何にも言えずに泣いてるのね

朝が怖いと思ってしまう僕は

朝から嫌われているのだろう

私に吐き出したい本音があるように

空にも吐きたい溜め息があるんだね

張り詰めすぎた糸は解れそうだから

絡まってしまう前に解いてください

僕は君のように前は向けないけど

せめて誰かに咲う花でいましょう

「夜が終わることが怖い」って言ったら

朝も夜もきっと泣いてしまうのでしょう

たとえ晴れることができなくても

「嘘つき」なんて言わないでよね

持ち主を失った腕時計

何も知らずに泣いてる

自信は何処にいるのだろうか

僕が呼んだら来てくれるのか