#傷心

君が春になってから
初めての君の夢を見たよ

27日目

ああまた君の夢を見た
本当は生きてるんだよなんて
一番タチの悪い冗談ね
なんでそんなこと言ったの
今日がエイプリールフールだから？
寂しいよ、まだまだ想ってるよ
だからそんな嘘は吐かないで

37日目

この愛は永遠のものだと
僕等は思っていた

だけど

この愛は脆く儚いものだと
君に貰って気がついたよ

｢ずっと好きだった ごめん｣

この花束とその過去形は
僕の心傷つけるには
十分過ぎるほどの贈り物だった

そして
99本の薔薇を
僕の雫は濃く彩った＿＿

大丈夫じゃないのに、
平気なフリをする､､､
前向きな言葉を綴りたいのに、
出てこない時もある､､､

そりゃもう酷い失恋でね

ずっとこの顔ですよ

傷つけないクリスマスを贈りたいです

手を伸ばす先に

君は居ない

見当たらない

離れていく

おじいちゃんの残念そうな笑顔が
頭から離れない。

俺の作るぬいぐるみは
皆から上手いと言われる。

だから…上手く作りたい。

でも、作りたいキャラは
その日の気分次第。

今日は歪みの国のアリスのチェシャ猫を
作っていた。

正直、
俺の好みは変わっている。

本当なら怪談レストランの
闇ギャルソンを作りたかった。


でも、難しかった。

失敗して、病んで、歪んで、
最後にチェシャ猫に移った。

極卒くんとは180度違う
もはや怪物といった見た目の
歪みの国のアリスのチェシャ猫。


それを作ってるのを見て、
普段、無口なおじいちゃんは

「もう…可愛いぬいぐるみ、

　作らないの？」

と、残念そうに笑って言った。


そう言われて、
罪悪感が胸いっぱいに溢れた。


ごめんなさい。
ごめんなさい。こんなもの作って。

もっと可愛いくて
もっとかっこいい
ぬいぐるみ作らなきゃ。

ぬいぐるみを作ることに
プレッシャーを感じた。

空は割れた硝子細工の雨を降らし
傷の上で受け止めようとしていた

「愛しているけれど、離れることが最善だと思う」

失恋の傷が癒えぬまま

未練が心を侵食する

別れの言葉が耳に残り

胸に刺さる痛みを増す

「ありがとう。そしてさようなら」

別れの瞬間、涙が溢れる

言葉にならない悲しみが胸を刺す

愛し合った時間が尽きる

特別な存在だった君との別れ

心は傷つき、痛みに溺れる

白藍の記憶に

君という残滓

痛快に忽然と

消え去ってはくれないか

誕生日の前夜に
離した手が勢いよく僕を殴る

傷つけ合うように「好き」と呟いて…

「さようなら」
という別れの言葉が響き渡り

胸には深い傷が刻まれていく

失恋の苦しみが心を包み込み、傷心は深まる

過去の幸せな日々が蘇り、涙が溢れ出す

愛し合った時間が尽き、二人の道は分かれる