散ることを知りながら、
それでも咲く花がある。
あなたと交わした約束は、
そんな色をしていた。
淡く、
やわらかく、
触れれば消えてしまいそうな薄紅。
永遠なんて言わなかった。
未来の形も決めなかった。
ただ、
あの日同じ空を見上げて
小さく頷いた。
それだけで十分だと思った。
風が吹くたび、
胸の奥で花びらが揺れる。
たとえ散っても、色は残る。
薄紅の約束は、
今もわたしの中で静かに咲いている。
凪姫(タグワングランプリ参加中)・22時間前 #薄紅の約束 #散らぬ色 #花開く記憶 #約束の残香 #儚きままで #どんな未来が待とうとも