中学1年生
絶対に手の届かない新任の先生に恋した
何とかして話したくて質問ばっかして
今思えば臆病で好きになってもらう努力なんか
1個もしてなかった
あからさまに距離を取られ振られ
可愛い子たちと話してる姿をただただ眺めるしかできなくて
自分が惨めだった
中学2年生
好きな人が異動した
もうこれからは後悔したくない
そう思って垢抜けを頑張った
絶対可愛くなってやる
その一心だった
2年生のとき色々あってめちゃくちゃ病んでた
その時に支え続けてくれた人がいた
元担任の先生
少しづつ惹かれながら気付かないふりしながら
過ごした1年だった
中学3年生
小学校からお世話になっていた塾の先生との距離感がバグった
頭ポンポンされて自分のためだけの時間を1週間で何回も作ってもらって
塾長に怒られてまで私に構ってくれた
先生にだんだん惹かれてって
死ぬほど好きになってしまった
この辺から自分がおかしくなった
学校では元担任がもう一度担任になり
この頃から担任に恋をしたと自覚した
先生も満更じゃなかった
思わせぶりも死ぬほどされて
でも幸せだった。
理科の新任の先生と仲良くなった
先生から告白された
意味わかんない。
ハグもされて私はチョロいから恋に落ちかけた
でもやっぱり担任が好きで振った
遊びまくった中学3年生
そして卒業
卒業式のあと
一番の男友達だった同級生に告白された
でもどうしても好きになれなくて振った
そのあと
また理科の先生に告白された
気持ちがさめきってた私は先生のラインをブロックした
そのあと好きだった担任の先生に告白された
今思えば意味わかんない
私が取られるのが怖いって言って
付き合いたいって
その当時はハッピーだった
付き合ってるうちにメンヘラすぎて冷めた
別れたくても別れられずに悩んでた時に
推しだったかっこいい部活の先輩にアタックされた
その人と付き合いたいって思って
メンヘラを振った
なかなか別れてくれなかったから
最後は思いっきり嫌いだと突き放した
その直後先輩に告白されて
部内恋愛禁止なくせに付き合った
最初はよかったけどだんだん部員にバレて
私の方から振った
好きだったけど別れた
先輩が引退して
もう一度付き合って欲しいと告白された
気持ちはそこまで無かったけど
復縁した
でもやっぱり上手く行かなくて
別れるか悩んでた
その時にいつも話を聞いてくれていた君が
『じゃあ俺と遊びに行こ』って行ってきた
今考えたらあの頃から君は私を狙ってたのかな
さすがに彼氏いるからって思って断ってたけど
我慢の限界が来て先輩を振った
自分から振ったくせに落ち込みまくってた私に
『花火行こ』って君は誘ってきた
11月のそこまででかくない花火大会
でも何故か死ぬほど幸せで
どんな瞬間も楽しかった
その後君はすぐに遊びに誘ってきた
忙しいと言うとじゃあご飯いこって言ってくれて
週2回会ってた
2回目のデートでいきなりハグしてきて
寒いと言うと手を繋がれた
今までなんで気づかなかったんだろうってくらい
君はかっこよくて
気づかないうちに沼ってた
それから1週間後
3回目のデートで告白された
この人しかいないと思った
人生で一番愛して
この人以外生涯愛さないと誓った
どんな瞬間も君といれば幸せで
ほんとに沼って
今までであり得ないくらい尽くして
本気で好きだった
付き合ったのが11月だから
イベントも沢山あって
忙しい2人なりに時間を作っては会って
イチャついて
いつも部活終わりの夜に
私の地元の公園で寒いっていいながら
コンビニでお菓子を買って二人で食べながらくっついて
たわいも無い話を何時間もするのが幸せだった
オシャレなデートとか要らなかった
クリスマスイブだって公園で過ごして
みんなイルミネーション行ってたけど
私は君が隣にいてくれればそれで幸せだった
君といれば何をしてても幸せで
君以外何も要らなかった
2ヶ月後
突然冷たくなったかと思ったら
『やっぱり俺には忘れられない好きな人がいる』
そう言って振られた
人生で初めて振られた
死にたいと思った
もう恋愛なんてするもんかと思った
その後やけくそで
適当に手出して
こんな最低なやつだけど好きになってくれたのが今の彼氏
すごくいい人で
最初は遊びで私がアピールし始めたのに
真剣に向き合ってくれて
慣れてないくせに告白してくれて
その嬉しさで付き合った
やっとこれで幸せになれるって思っていた
気づけば高校3年生
6年間で間違えた恋も沢山したけど
やっと幸せになれると思った
そんな矢先に
1番愛した君から連絡がきた
『やっぱり友達に戻ろ』
嘘つき
友達に戻るつもりなんて最初からなかったくせに
結局また捨てられて
私は1人孤独で
私の人生めちゃくちゃ
どこから間違えてたんだろう
私は今どうしたいんだろう
なんにもわかんない
君と友達にならなければ
君にあの日声をかけられなければ
君との遊びを断っていれば
君とハグなんかしなければ
君と付き合わなければ
いっそ
君と出会わなければ
こんなに辛くなかったのかな
でもきっと出会えなかったら
あんなに幸せな思いは味わってない
結局何が正解なんてわからないけど
間違いなく君は私の人生での1番で
私の1人目の運命の人だったと思う