#取り残された

私の周りの人は

好きな人といい関係なのに

私だけ全然ダメだわ

君を忘れられない想い

僕だけ取り残された時間の片隅で

静かに 咲き続ける

あなたも辛い
それは分かるよ
でも、私は？
取り残された私の気持ちも考えてよ

台風よ
風吹き荒れて
消え去った

踏み出そうにも踏み出せなくて
ひとり取り残されたんだ。

世界に1人取り残されたように

私の人生は静まり返っている

飛んでいくのが怖かった

まだ

まだ

そう言っているうちに

たった独り取り残された

まわりに沢山サメがいる冷たい冷たい海の上
氷の上に取り残されている
その氷も薄くなってきて
次の氷に移らなきゃ

どの氷も安定なんてものはなくて
油断するとすぐに落ちてしまいそう

でも
私はなにも感じなかった

今までこれより
冷たく
不安定で
死を間近に感じて
まわりになにもいない
ずっと孤独な人生だったから

「サメさんこんにちは。」
「沢山仲間がいるのね。」
「ごめんね。一つお願いがあるの。」

「私を食べてくれない？」

消えたいと思う事の
何が悪いと言いたいの？

もう少し、もう少しだけ
隣にいて欲しいの

いつからか
永遠になってしまった
貴方の『おやすみ』

ふと急にぽつんとこの世界に取り残されたような気がして


胸にぽっかり穴が空いて


妙に虚しくなるのはなんでだろう。

『死にたい』んじゃない
最初から居なかったことに
したいだけなの

周りの笑顔を見ると
私は縁遠く感じるの

優しくできなくてごめんね
辛くてごめんね
生きててごめんね