「ジョギング行きましょ?」
仕事がやっとひと段落。
休日の朝ごはんのひととき
君が私に言った。
コロナ太りを
気にしているという。
一緒に出掛けたことが
ないわけじゃない。
今までたくさん出かけてる。
あの頃は意識もしなかったのに
ジョギングなんて
色気のいの字もないのに
どうしてこんなに
ときめくんだろう。
答えは
そっか。
私が君を好きになったから。
おめかしなんて
出来ないけれど
せめてと思い
髪をちゃんとセットして
歯を念入りに磨いて
髭……剃り落として
ブレスレットをつけた。
「あ、おしゃれしたんすね、ジョギングなのに」
そんなふうに肩を竦めて笑う君。
気づいてくれる細やかな心配りがニクい。
「ま、待って、ちょ、早っ」
「え、早い?」
余裕な私。
音を上げたのは君。
立ち位置が逆だなぁ
まあ、身長差もあれば
足の長さも違うから
しょうがないっか。
ベンチに腰掛ける。
鳥のフンがあったおかげで
二人の距離が縮まった。
「デートみたいっすね」
そんなこと
君はさらっと言っちゃう。
照れたそぶりの私に
「かわいいなぁ」
なんて、君は微笑んじゃう。
ねえ、もしかして
言い慣れてる?
いるかどうかもわからない
目に見えない女の子に
ちょっとだけ、やきもち。
午後からは結局
私にお仕事が入って
“デート”はお開き。
あーあ、残念。
でもいいリフレッシュが
できたおかげで
仕事も捗って、ね
今日は定時であがり。
君とまた会える、なんて
心弾ませ帰路につく。
ひとひら☘☽・2020-06-17 #幸介 #幸介の恋心 #ありがとう #独り言 #幸せ #ブレスレット #定時上がり #また会える #好きな人 #片想い #仕事 #幸介の後輩 #ジョギング #朝ごはん #幸介の日常っすよー #恋 #ポエム #心臓、跳ねた #失恋予備軍 #これはきっと雨のせい #寮 #社員寮 #同室
