#君は僕の存在理由

忘れなきゃいけないのに
ずっと忘れられない人っているよね

たとえこの世に終わりがきても

君の笑顔を忘れることはない

それが今を生きる理由だから

『大丈夫』を塗りたくった

笑顔の仮面は叩き割り

涙に暮れる夜々に

君との思い出だけが道しるべ

天と地を結ぶ糸

渡ることができたなら

もう一度君に会えますか

君の笑顔を重ねて

仰ぐ眩い煌めき

僕を照らす陽の光は

心の曇天さえも

晴天へと変えてくれる

もう隣に君はいないけど

まだ君がいる気がしてさ

宇宙で眩い光を放つ君の美しさに

目を逸らすことなく愛を届けるよ

二人が再び出逢えるその日まで

独り涙を流す夜も

朝が怖くて抗った夜も

君が紡いだ言葉のおかげで

私は『今』も生きています

伸ばした手の先で漂う残り香を

縋るように手繰り寄せ

そっと包み込む

君の幻さえも愛おしくて

貴方を好きなままでいることに
理由なんてきっと必要無い

「付き合えるなら誰でもいいよね」
その言葉に頷いてしまった
本当は貴方じゃないと駄目なのに
口から出たのは紛れもない嘘

自分の存在理由なんて

生きる理由なんて

自分で決めてしまえばいいのに

希望を持てない

そんなどん底な気分になると

決まって頼ってしまう人がいる

あなたが存在理由だ、なんて

重々しくて言わないけど

真っ黒な心に光を当てたのは

他でもない君なんです

もしひとつだけ願いが

叶うとしたら

夢の中でいいから

貴方に逢いたい

君がいるから

頑張ろうって思えるんです

思い出に浸るしかない僕は、
君を想ってばかり
叶いもしないのに溺れてしまいそうだ
君への執着だけが、
僕が僕で在る理由かのように
過去に囚われたまま＿＿