#夏色

花火を一緒に見たくて

あの海へ行きたくて

そんな約束は叶えられず

"好きです"、なんて言えなくて

なのに忘れられない…あの夏色の君

僕の無色透明な夏に
君は色をつけてくれた
絵の具では作れない
夏色という色を

去年撮った夏色の君の写真も

恋も夢も捨てられないのに

夏になる前に君は離れてゆく

“夏色 " 輝く君

一瞬で 釘付けになる

夕暮れ時に貴方をひとり想い出す

私の頬が熱り茜色に染まっていくの

澄んだ青と初夏の香り

君の瞳に胸が鳴った

初めて会ったときはおとなしかったあなた
凍りついたような目をしていた
けど今はみんなに指示をだしている
夏色に輝いた目で
制服のすそが風になびいて
少し暑いくらいの風が
あなたを包んでいた。
そっか夏はまだ終わってなかったね

駐車場のネコはアクビをしながら
今日も一日を過ごしていく
何も変わらない
穏やかな街並み

みんな夏が来たって浮かれ気分なのに
君は一人さえない顔をしてるね
そうだ君に見せたいものがあるんだ
大きな五時半の夕焼け
子どもの頃と同じように
海も空も雲も僕等でさえも
染めていくから

この長い長い下り坂を
君を自転車の後ろに乗せて
ブレーキいっぱい握りしめて
ゆっくりゆっくり下ってく…

駐車場のネコはアクビを
しながら今日も１日過ごしゆく
何も変わらない穏やかな街並み
みんな夏が来たって浮かれ気分
なのに君は１人さえない顔してるネ

この長い長い下り坂を君を自転車の
後ろに乗せてブレーキいっぱい
握りしめてゆっくりゆっくり下ってく　
ゆっくりゆっくり下ってく

君に恋してから
生まれ変わったみたいに
全てが輝き出した

私を呑み干してみてよ
あなたも私の夏色に染まれるから

夏の花火。。

君と、見るからこそ、、

色、あざやかに。。

髪を紺色に染め直し

短くなった髪をそっと撫でた

君のくれたワインレッドの輝きが

僕の耳元を飾り

キミのことを毎日想い返す

花火大会か… 家族とは行ったことあるよ
けど いつか君と 一緒に行きたいな

恥ずかしいけど 手を繋いで
二人きりでゆっくりと花火を見上げたいな
まぁ… もし叶うとしたらだけどね

この長い長い下り坂を

君を自転車の後ろに乗せて

ブレーキいっぱい握りしめて

ゆっくり ゆっくり 下ってく