#夜に灯る足跡

私のはじめましての恋は君でした

君の最後の恋を私にしてください

違う色を持っていれば塗り替えようとする

それが世間の言う「普通」なのでしょうか

君の知らない僕でも

君が好きな僕なんだ

開くことができなかった想いの扉

封じても綴じたかったものでした

僕らは案内図も持たないで旅をしてる

到着地点では笑っていられるだろうか

半分の翼が壊れた僕ら

互いの翼を合わせたら

一緒に飛べるだろうか

君が優しい人だからきっと

僕まで優しく見えるんだよ

君が傷つかない言葉を知れたなら

私も傷つかないでいられるのかな

君が誰かさんに想いを伝えるために

たくさんの勇気を振り絞ったように

花だって花束になるために努力した

叶えたい願いがない訳じゃないの

叶わない願いだと知ることが怖い

咲かせられない恋でも

避けたくなった恋でも

裂けない恋であってよ

僕らの間にはたしかに愛があったこと

誰も知らなくても空は見守ってくれた

君は幸せにしたい人ではなくて

幸せになって欲しい人なんです

君に恋してる僕に気づかないで

君は遠くの誰かさんに恋してる

君が辿り着いた音の感情

届けたかった想いの集結