NOTE15 書くとココロが軽くなる はじめる

#夜のガスパール

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全30作品 ・

「お前より変じゃないよ」
「私変かな?」

「お前、俺の事好きだから変だよ」
「好きなのは貴方の方でしょ」

「俺です」
「変だね」

李・2023-03-26 #恋 #ポエム #元カレ #元彼 #恋愛 #思い出 #小説 #夜のガスパール

貴方を好きな私が好きだった

私を好きな貴方が嫌いだった

李・2023-05-06 #恋 #ポエム #恋愛 #片思い #片想い #夜のガスパール

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に30作品あります

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私の知っている"綺麗"を
たくさん言葉にしています

思い出の蘭塔場

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『ダフニスとクロエ』

”畢生無いだろうとすら思うような、一目惚れをした。あまりにも美しい彼との共通点は、ラヴェルのピアノ曲だった。”

”期待することをやめたようなあなたの彩度の低い声を、願わくば私で色付けたいと思った。”


俗世が似合わない程に佳麗な彼。生涯未婚であった、ラヴェルの耽美さがよく似合う人だと思った。そしてその美しさのままでいて欲しい私は、身を引くしかないのだろうとも。
美しい片思いの追憶。

_______________

『ソナチネ』

”夏の焦がれそうな陽射しの下で、そんなことは関係がないみたいに白い肌を焼く貴方は、明らかにその夏が似合わない人間だった。”

”私たちは最後、海際のベンチで九月の風に吹かれながら、刹那の夏を思い返した。”


ある九夏の記憶。何もかも正反対だった彼との、埋まらない日常。夏を理由に始まる交際や別れを告げるためのデート。
相容れなかったひと夏の追憶。

_______________

『夜のガスパール』

”運命という言葉が形を持っていたならば、それは今日のことだと思った。”

”全ての季節に彼がいた。私の唯一が彼だったように、彼もまた私が唯一であった。”


セッターの煙と女の子の隣がよく似合う、高校生だったひとつ年上の彼。私たちが大人になるまでの思い出。
お互いが唯一だと知ってしまった二人。幾度となく離れても、また惹かれ合う。
彼がいた五年間の追憶。

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『カリロエ』

”どこにでもあるような会話。有り触れた出会い。幾度となく目にしたような物語。”

”愛しかったはずの存在が、憎さと呆れに変わった。
全部、全部暑い空のせい。”


似ていたから惹かれ、似ていたから遠のいた。愛情が憎悪に移ってしまう、論理と感情の話。
満たされない熱の追憶。

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『シェエラザード』

”ステージの輝きの中で光を放つ、眩いほどの貴方に焦がれていた。”

”「冷たいね」と手を取られる非日常な日常が、真実であることを願った。”


毎日画面の向こうで観ていた彼。そんな彼に触れることが出来た、幻と見紛う程の季節。
憧れだから近づき、憧れだから離れた。
まるで空想のように与えられた冬の追憶。

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全てノンフィクションの思い出を言葉にしています
中の人の詳細はひとことまで
それぞれの主題のもと、たくさんの詩を作っています
タグから飛んでみてくださいね

李・2023-03-28 #ダフニスとクロエ #ソナチネ #夜のガスパール #カリロエ #ポエム #恋 #小説 #詩 #思い出 #元彼 #元カレ #片思い #片想い #恋愛

「もう一度、始められたら」

独りよがりな言葉は浮くことなく、
重く冷たく地面に堕ちた。

李・2023-09-14 #独り言 #ポエム #恋愛 #恋 #片思い #片想い #夜のガスパール

過信してしまった。
私になら、きっと貴方を変えられるのだと。

答えは、いま傍に貴方がいないこと。

李・2023-04-02 #恋 #ポエム #恋愛 #小説 #片想い #片思い #元彼 #元カレ #夜のガスパール #ダフニスとクロエ

ヘビースモーカーの貴方が、その煙を一度も見せなかった日。
「楽しいと忘れるね」と言った貴方。

あの日だけだったんだね、
セブンスターの箱よりも魅力的でいられたのは。

李・2023-04-01 #恋 #ポエム #恋愛 #元彼 #元カレ #夜のガスパール

『夜のガスパール』

ep.1
<幻想曲>

四月。春の陽射しがあまりにも優しくない昼下がりだった。
この頬の火照りは緊張のためか天気のためか、若しくは目の前に座る彼の所為なのか。新品で身を纏った私は、散りゆくばかりの桜のもとで、彼を見た。

入学式。億劫だった。
私は他人に好かれる方ではないという確固たる自負があるし、これから始まる高校生活が、煌めいたものになりはしないという確証があった。
それもそう。私がこの高校を選んだ理由は、部活動であるからだ。中学校で吹奏楽を始めた私は、”結果が伴う努力”というものに魅了された。近場であり、強豪校とされるこの学校に決まるのは早かった。偏差値そこそこ。校風そこそこ。周りの大人は、中学時代を勉強に捧げた私に「目指すべき場所ではない」と幾度の再考を求めたが、私としては、好きなことをしていたかったのだ。それは兎も角、これから始まる部活動一色の高校生活は、輝かしい女子高生とは程遠く、泥臭く苦痛なものになること間違いなしであった。

そんな矢先である。
女子が大半を占める環境では、”先輩にかっこいい人がいる”などという色めいた噂は即日回るもので、それは既に私の耳にも入っていた。
並んだ桜の木は、時遅く、散ってしまっていた。卒業式には間に合わず、入学式には遅すぎる。桜の花は実は人間にそぐわないなぁなどと愚考する私の目の前に、春が舞い込んだのはその刹那だったかもしれない。
花びらのもと、石畳に座り込む彼は、私を見ていた。
すぐに、彼がそうなのだとわかった。
目が合い、反射的に逸らす。
人間の習性といえば、そうである。見続けることができなかったのは、そういう理由であると思った。
しかし間違いなく、私たちの始まりはその瞬間であった。

彼を次に見たのは、意外にもその日のうちであった。
部活動に顔を出すと、彼がいたのである。全くの予想外だった。
ひとつ年上の先輩である彼は、ワックスで固めた髪に、緩んだカッターシャツとブレザー。骨格の綺麗な顔立ちをしていた。道行く人の視線を集める人だった。素行の悪そうな見た目も含め、魅力的な人だと思った。
そんな彼が所属していたのは、意外にも吹奏楽部で。強豪と謳われるその場所には、とても似つかわしくない人だった。不似合いな楽器や幻想曲が、アンバランスで可笑しかった。

見かける度、必ず数人の友人たちの真ん中にいた彼。何があっても決して怒らない性格だが、それはどこか、何に対しても真剣になれない悲しいひとなのだと感じさせた。
彼のどこか儚いところか、或いはその整った目鼻立ちか。私は直ぐに彼に惹かれた。

私たちは、交わってはいけないと思った。
実は当時、彼には年単位で付き合っている彼女がいた。彼よりまた年上の、他にない雰囲気の人だった。
その前提がある上で、彼が私に目を向けていること、そして意識的に避けていること。私にもわかっていたのである。
お互いがお互いの正解だと、漠然とわかっていた。

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ご覧いただき、ありがとうございます。

『夜のガスパール』ep.1 <幻想曲>です。
ふたりの出会い、一度目の春の編になります。

<プロローグ>の方未読の方は、是非そちらも読んで頂けると幸いです。

※この物語は、全てノンフィクションです

李・2023-04-02 #恋 #ポエム #恋愛 #小説 #片想い #片思い #元彼 #元カレ #夜のガスパール #長編小説 #短編小説

「ねえ」
『なに』

「何もない」
「けど」
「その冷たさもすごく好きよ」

李・2023-03-29 #恋 #恋愛 #ポエム #元彼 #元カレ #夜のガスパール

貴方が隣にいなくても
刻刻と秒針は進んで


少し憎いなと思った

李・2023-05-24 #恋 #恋愛 #ポエム #独り言 #片思い #片想い #元彼 #元カレ #夜のガスパール #ダフニスとクロエ

私のどんな言葉より表情より

あの日の海の色を遠くの灯を憶えていて欲しい

李・2023-05-16 #恋 #恋愛 #ポエム #元彼 #元カレ #夜のガスパール

もう二度と会いたくなかった貴方を見かけた日。
私の足はまるで今日のことを最初から知っていたかのように、まっすぐ貴方へと向かった。
驚いた貴方の顔に嬉しさが差した瞬間、この日の為に生きてきたのだと思った。


<一年目>
四月
新品で身を纏った私は、桜のもとで彼を見た。
彼はひとつ年上の先輩で、セッターの煙と女の子の隣がよく似合う、高校生だった。
骨格の綺麗な顔と毎日セットした髪、何があっても決して怒らない性格は、いつも多くの人に囲まれている理由としては十分であった。
緩んだカッターシャツと制服のブレザーはまるで彼の一部のようで、似つかわしくない楽器や幻想曲がアンバランスで可笑しかった。
私たちは、交わってはいけないと思った。
お互いがお互いの正解だと、漠然とわかっていたのだ。

七月
夏の風。梳かれた髪。
彼のまつげばかりを見ていた私に、花火の色は少しも思い出せない。
絡んだ私の一本一本を解すその指は、他の人のものだったのに。

二月
高速バス。後ろの座席に向かって喋る彼。
腰に回された腕のことを知るのは、私たちだけだった。
灯りの消された夜の車内で、不意に落とされた唇。誰のものでもなくなった彼が、私を選ぶことを願った。
好きだとすら言えない私のことを、「控えめなところが好き」と軽い口調で彼は言った。


<二年目>
五月
甲板から見えた波は、記憶の中で透き通る。
それが美化されたものでないのは、アルバムに残っているふたりの背景があまりにも鮮やかな青であるから。
潮風に打たれるふたりの後ろ姿は、違和感からかけ離れていた。
誰も咎めない。でも、誰も知らない。私たちの関係に名前などなかった。
制服の紺だけが、笑うふたりの横顔から目を奪う。

九月
部室は、彼に会う場所の名目だった。
唯一、彼の真剣な横顔が見られる場所だった。
遠征の度に夜中に呼び出す彼は、自分が呼び出しておいて、尚、迎えに来るような人であった。
蛍光に光る看板を傍目に、抜け出した非常口。
あの秋の温い風がなければ、私たちはどうなってしまっていたのだろう。
減りゆく街の灯りを見ながら、私はきっと今日のことを忘れないのだろうなと思った。
煙草の煙。汚れたフェンス。閑静なホテル街。
未だ重ならなかった手と手。

十二月
当たり前のように、共に過ごしたクリスマス。
彼の気まぐれだと思った。
切望していたものが、この日急に与えられた。
「付き合って」
その日、私たちは恋人同士になった。
彼の真剣な言葉を聴くのは、それが最初で最後だった。
海辺のベンチ。強がりな私を窘める彼の腕。
私が好きだと言った茶色のコートは、今でも彼のものだろうか。

二月
関係に名がついたふたり。目に映るものすべてが色付いていて、今でも高い彩度で瞼に浮かぶ。
”観覧車の頂上でキスをしたカップルは永遠に結ばれる”などと言うが、私たちが永遠でなかったのは、その嶺を逃したからだろうか。
「リップ、ついた?」
付いていないと知っていながら、態と触れさせるその仕草が愛おしかった。


<三年目>
四月
ほんとうは、私のものでいてくれれば、それでよかった。言葉にしてしまった更なる我儘は、私たちを紡ぐことをやめた。一度言ってしまえば、彼の望む私ではなくなるとわかっていたのに。解れて繕えなかった縺れは、彼の口から別れの言葉に変わった。
私たちは、短絡な文面で終わってしまった。彼の煩悩さと自分の必死さが滑稽だった。
ふたりが出会ってから、三度目の春だった。
桜のもとで見た制服の彼は、もう見られないのだと、否、見たくないのだと腑に落ちた。

十二月
私は新しい恋を辞めた。誰といても、彼を鑑にしている自分に気がついたから。僅か一週間後。彼は、虚像のようにそこに現れた。
もう二度と会いたくなかった。
二度と会いたくなかったのに。
私の足はまるで今日のことを最初から知っていたかのように、まっすぐ貴方へと向かった。
驚いた貴方の顔に嬉しさが差した瞬間、この日の為に生きてきたのだと思った。
そして、もう彼とは交わることがないのだと、なんとなく思った。彼も、そう思っているのだとわかった。
私たちの終わりのひとつは、その瞬間だったのかもしれない。

一月
彼も私も、新しい恋をする。彼が、私より髪が長く私より若く私より華奢な女の子と付き合ったと知った。私も、彼より背が高く彼より聡明で彼より私を大切にしてくれる人と出会った。私は漸く、彼の連絡先を消した。


<四年目>
十二月
不意に二年前を思い出した。彼と過したクリスマス。
上書き、したくないと思った。私の思い出は、彼だけが持つものであって欲しかったのだと思う。
次の日には、恋人に別れを告げていた。また彼を鑑にしていた。煩悩は、私の方だった。
彼も、恋を辞めていたと知った。急に連絡を寄越した私に、「いつか絶対に邪魔しようと思っていた」と軽く言ってのけて、笑った彼が懐かしかった。

一月
彼と共にしなかった一年を経て、私たちは再会した。
「何も変わらないね、俺も変わらないよ」
そう口にした彼は、少年のあどけなさからは遠く離れた人間であった。
私が好きだった学生時代の彼は、もうそこにはいなかった。

三月
弥生の最後の日。三十一日。
就職が決まった彼が、遂に地元を離れると知った。
私が彼に頼み事をするのは、これが最初で最後だった。
「会いに来て欲しい」
毎日綺麗にしている髪すら、ノーセットで駆けつけた彼。身侭なことを初めて口にした私に、戸惑ったと言った。最初からこうしていれば良かったと思った。
その日までも、彼は私に一切触れなかった。
私たちは何処までも綺麗だった。


<五年目>
出会って五年が過ぎ、彼のことをいちばんに理解しているのは、間違いなく私だった。否、私でなければならなかった。
全ての季節に彼がいた。
私の唯一が彼だったように、彼もまた私が唯一であった。
嗚呼、私さ、貴方と居すぎたみたい。
貴方以外との話し方を忘れちゃった。
貴方でない人を、「貴方じゃない」と思うようになっちゃった。
私たちさ、出会わなければよかったね。お互いの正解なんて、知らなければよかったよね。
貴方も、そうだよね。わかりたくなかったよ。
私の大嫌いな貴方、ずっと会いたかった。


もうすぐ、六度目の桜が散る。

李・2023-03-28 #恋 #ポエム #片思い #片想い #恋愛 #小説 #短編小説 #元彼 #元カレ #夜のガスパール

美しくも厭わしい碧に誘われて

李・2023-09-18 #片思い #片想い #恋愛 #ポエム #恋 #元彼 #元カレ #夜のガスパール

『夜のガスパール』


<プロローグ>

もう二度と会いたくなかった貴方を見かけた日。
私の足はまるで今日のことを最初から知っていたかのように、まっすぐ貴方へと向かった。
驚いた貴方の顔に嬉しさが差した瞬間、この日の為に生きてきたのだと思った。

これは、私たちが大人になるまでの物語。
彼がいた、五年間の追憶。

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兼ねてより投稿している『夜のガスパール』を、小説形式で記していこうと思っております。
お手隙の際に是非ご覧ください。
# 夜のガスパール から、ダイジェストに纏めた短編の小説や、題材にした詩がお目にできますので、宜しかったら覗いてみてくださいね。
『ダフニスとクロエ』、『ソナチネ』の方も是非よろしくお願いいたします。

李・2023-03-31 #夜のガスパール #ポエム #恋 #恋愛 #小説 #片想い #片思い #元彼 #元カレ #短編小説 #思い出 #ダフニスとクロエ #ソナチネ

貴方のいない夏は
こんなにも味がしない

李・2023-08-03 #片思い #片想い #恋愛 #恋 #ポエム #夜のガスパール

漠然と、運命だと思った。
もし、運命という言葉が形を持っていたならば、それは今日のことだと思った。

李・2023-03-21 #片思い #ポエム #恋 #夜のガスパール

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NOTE15 by ほその夫妻