#夢の中

夢の中でもいいから

君に溺れて

柔らかな空気が暖かく

包み込んで

ねえ、幻影でもいいから

君の隣にいたいと願うの

君の惑星へ連れてって
小さな重力　キラリと光る星の　どれだろう
そこではどんな砂が舞うんだろう
視界が足りないほどの虹があったり
弾けない水玉の雨が降る世界？
天の川の水面が光ったり
流れ星が短冊を運んで飛んでる世界？
そのまま閉じ込めて
もう帰れなくたっていい
二つの月が並ぶ青紫色の明かりの下で
色打掛に銀糸丸帯をしてあげる

かき氷を貴方と半分分け合う

私の味と色が混ざり合う

友達同士が恋人に発展した一夏

目が覚めたら貴方はそこにいなくて

今夜

あなたの　夢の　中へ

とぽんっ……と

落ちてみたいな

「僕を一生愛してくれる君」のレシピは

空　海　地

どこを探しても見当たらない

貴方を諦める夢を見た

急に仲が良くなったりしないかなの

裏返しなのかもしれない

夢の中に先生がいた
いつもの合奏体形
指揮台に立っているのは
いなくなったはずの大好きな先生
私がもう一度見たいと
思っていた大好きな景色が
そこにはあった
この夢が一生覚めなくてもいい
そう思うくらいに
幸せな空間だった

私は死にたいんじゃないの


ただ少し疲れたから
ずっと夢の中に居たいだけ。

夢の中なら死にたいとかも
学校も家族の事も考えずに済むから

もう学校も家の事のことなんて
もう考えたくない


ずっと好きな夢の中に居たいだけなのに

あなたの夢を見た

「今　忙しくないなら　電話しよ」
って

嬉しかったなぁ

今では絶対に言ってくれないから

わたしは電話したいよ？
声が聞きたいよ？

でも　あなたは
もうしたいと思ってないんだよね？

夢の中で大好きだった人
顔はわからないのにきっと知っている人

ねぇ、あなたは誰？

諦めた方がいいのかな って
考えている時に限って
その夜夢の中であなたに会ってしまう

君が夢に出てくるのも

もう何回目になるんだろう。


久々に現れては

夢の中で翻弄してくる君。



夢から覚めても、君を想い続けている。

時間の法則は
決まってる

今はずっとは続かない
終わりもいつかやってくる