#夢色観覧車

そこで見た景色は全てが夢色で
現実に戻りたくなくて、嘘をついたけど。
今もまだ何処かで
観覧車に乗れて居るのかも知れない。

輝く色鮮やかな夢世界の中で

降り掛かる現実を私から忘れさせて

癒しと幸福感を与えてくれる

想い出に必ず残る美しい景色たち

夢も希望も失って
朽ちた世界で踊りましょう？

無意味で何も無い虚空の空間
あぁ…ずっと夢色観覧車に

乗って居たかった。

この物語は二人の少女のお話し
永遠と続く夏の遊園地
ずっと…ずっと…
楽しいが続けば良かった
でも狂ってしまうから
何かも忘れちゃうほどに
だからもうおしまいに
しましょう？


タイトルー夢色観覧車ー

夢幻に続くパステルカラーの世界で
君と一緒踊ろう。
夢色の世界で

明日も明後日も助かる
幸せな無限の幸福
手をとり楽しい素敵な永遠

苦しむ事も悲しむ事も無いよ
何もかも忘れて回ろうよ
きっと乗ってしまえば
帰れないと分かってる

夢色観覧車に乗って入れば
ずっとこの記憶は消えないままで
夢色観覧車で踊ろう　
終わりの無い命

ずっと…続けば良いなって
思い込んで居た
目の前の惨劇を見ないふりをしていた

ずっと…起きなければ
暗いこの世界に
取り残された君と居たいから

でも、もう、起きようよ

君はそう行って手を引く…

夢色観覧車に乗って入れば
君を失わない世界で
夢色観覧車に居れたら
別れる事なんてない…

夢色観覧車に居たいよ
離れたくない
夢色観覧車も終わりだよ
そう言って降りた先

ゲートをくぐって未来色
目覚めた世界で生きて
呼吸をして泣いた
滲んだ景色

目覚める時だよ。
現実を見ないふりをしても
朝は来るから
遊園地はもう閉店…

さぁ、私の手を取って？

ゲートの先の未来へ行こう！

一口小説
　
世界が君を拒んでもーLuciaー

１話

音の聞こえない世界…
眼の前に見えるのは
チカチカ、パチパチそんな感情

言葉を理解したのは５歳の頃
描かれた物の名前
それっぽく言う、
眼の前に見える誰かは
頭を撫でてくれる。　
それが心地よくて
これで良いんだと思えた。

間違えると撫でてくれないと
どんどん分かって行った

聴覚障害…ソレが私の生まれ持った
病だと…

そんな私も中学生になった
話すのは難しいが多少返せるように
音もかすかに聞こえる様で

でもそんなことより私は絵を
書くのが好きだった。

誰にも邪魔されずに妄想の日々
きっとこうなら…
休みの時はそう小学生の頃からだ、
幼き時に買ってもらった
色んな色のえんぴつ
大きな紙の束…スケッチブック
私がソレで絵を描くと
周りが撫でてくれて、
嬉しかったから
ソレで今でも書き続けてる

私の妄想タイム

そんな中君が突然来たんだよね。
ソレが運命を変える出来事に
なるなんて思わなかった

本当に偶然で神様の気まぐれ

君はキラキラしてた。
私の絵を見てる
まるでお星さま
パステルカラー様な君
色々な所にぴょこぴょこ行ってて
今日は私の所に来たんだ

何か言ってるのが分かった

でも何を言ってるのか分からない
ただ君が、キラキラしてた
ソレだけを覚えてる

その日から私の所に良く来るようになった


２話へ続く…

物語は序章の幕を開ける
何も感じられない世界の…

小さい頃から
音が聞こえないなくて　
渡されたのはスケッチブック

周りの変化を書いて行く
思い出を描いて沢山の色に染まった　

学校に居た時に一人で描いたら
君が来たよねキラキラしてた
私にはパステルカラーに見えて
君と居ると安心したよ

だから君と過ごして友達も増えて

楽しい毎日だった

私の妄想と思い出で描いたスケッチブック

今日も君が来ていつもの日々が過ごす

はずだった…

君が突然事故にあって知るまでは…

続きは
本章
ー夢色観覧車ーへ

涼しくなった８月３２日
パステルカラーな世界で
君と一緒にいつまでも思い出を
夢色観覧車に乗って…

永遠に続く夏休み
今日はどこまで進もうか？
何かも忘れちゃうほど？？
夢色観覧車はまだ動き始めたばかり

♥

ｸﾙｸﾙ(・ω・*)(ω・* )(・* )( *・)( *・ω)(*・ω・)ｸﾙｸﾙ
【タグ紹介】
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＃夢色観覧車

夢に見た景色…　

観覧車に乗って感じた

楽しかった思い出を

解釈等自由です。　　

心に刺さった作品には贈り物したいと
思います。

夢に浮かんだ思い出を
保管しておける観覧車

上限はなく
本人が気に入ったものならば
いつまでも保管して
置いておけるようになっている

今晩は夢を見なかったようだ
だから保管する夢も無い

カラカラと回る観覧車の
一つ一つのゴンドラに浮かぶのは
本人がまた見たいと思えた夢ばかり

ピンクの雲の上
ふわりと浮かぶその観覧車

現実にあるような
数の少ない観覧車ではなく
夢保管用の観覧車のため
たくさんのゴンドラ達が
くるりくるりと回っている

プシューっと音を立てて
夢口に止まったのは
一昨日に見た好きな人とのデート

最後のちょうどいいところで
母親に起こされてしまったため
続きを見たいとのご所望

カラカラカラとトンネルを
くぐり抜けて行った夢は
本人が大満足するであろう
特典ばかりが付いている

好きな人と付き合って
何回目かのデート
最後にはキスも待っている

都合のいい夢ばかりでは無いが
この夢だけは本人自ら
特典を盛りに盛って見ている

スッキリと目覚めた本人は
大満足のようだ

この夢はまた夢色観覧車へと
保管されるのであろう

本人が満足する夢を提供するのが
この夢の国であり
この夢色観覧車であるのだ

皆さんの頭の中にも
夢色観覧車は必ず存在する

起きた時に記憶が無いのは
夢色観覧車に保管されて居なく
本人が消したい夢であったから

本人が必要ないと思った夢は
すぐその場で切り捨てられ
起きた時には脳には残っていない

夢の中の秘密を知れたところで
今日皆さんはどんな夢を見たかな

怖い夢
楽しい夢
嬉しい夢
悲しい夢

ジャンル問わず保管する
夢色観覧車だが
本人が消したいと思った夢の記憶が
どこへ行くかご存知だろうか

消したいと思われた直後
すぐさま夢の国から排除する

本人が気に入る夢を提供するのが
夢の国の役目であり仕事だからね
本人が気に食わない顔をしたら
すぐさま脚本から書き直すんだ

大変な作業だと思うだろう
けれど夢の国からすれば
自分らを使ってくれるから
嬉しい限りでしかないんだ

これからも皆さん
たくさんご使用くださいね

それでは夢色観覧車の説明を
終わりにしましょうかね

ではまた皆さん
夢の中でお会いしましょう