#天国

あなたのいる場所が

私にとっての天国なのよ

今はただこの命が尽きるその日まで

生き抜いてみせるからさ儚くなった

瞬には君と約束のあの場所で逢おう

天国と呼ぶには残酷で

地獄と呼ぶには美しすぎる星

死を願う僕の元へ届いたのは
来世からの案内状

あの日の醜い涙の香りを愛してる惨めな僕

私の｢本当の音｣を聞いてと願う度呆れてく

シンパシーは壊れてしまったから無理なのね

この世は大抵地獄だ。

苦しみもがき息をする。


けれど、ときどき天国でもある。


貴方と出逢えたこと。

貴方を想えたこと。

貴方の人生の一欠片になれた
こと。


それは間違いなく人生の天国
だった。

天国はとても美しくて

寂しい場所なのだろう。

暗闇をかき分けて

たどり着いたのは

天国でも地獄でもない

絶望の果てだった

抱きしめてしまったら
もう最期
信じてしまった私の白さを憎むの
あなたを好きでいたあの日々が
何よりも大切で愛しくて痛くて惨め

地獄で君に逢えたら、なんて
都合のいい事を望んでしまう
天使みたいな君は
こんな汚い所にいるはずが無いのに＿＿

夏祭り誘おうって
意気込んで部活に行った
部活終わり覚悟を決めて
君のところへ行こうとしたら
君の幼馴染に引きとめられた
｢あいつが澪のこと呼んでる｣
びっくりしたけど
言われたとおり君のところへ行った
でも君は先生と話してて
話しかけられる感じがしなかった
だから帰ろうと思って
鞄を教室から取ってきて
靴を取るために靴箱へ向かった
そのとき君に話しかけられた
｢あのさ、｣
話しかけられるなんて思ってもなかった
｢一緒に夏祭り行かない？｣
え、？
衝撃だった
誘われるなんて信じられなかった
夢かと思った
声はすごく震えてたけどちゃんと言えた
｢もちろん、私も行きたかった｣
君はすごく嬉しそうにしてくれた
｢細かいことはまた話そ！ばいばいっ｣
って走り去って行った君が愛おしくて
君の隣に1歩近づいたって嬉しかった
でも、母に夏祭り行くって話したら
｢彼には重荷だから一旦保留ね｣
って言われた
信じられない
ずっと前から友達と行くねって
言ってたのに今更保留？
天国から地獄に落ちた気分
でも、絶対説得して行くからね
誘ってくれたんだもん

私は

貴方のいない天国じゃなくて

貴方のいる地獄を

必ず選んで

貴方と地獄を乗り越えるわ。

さみしいよ。
離れてると声も気聞けないと

気持ちがしりたくなるのは
好きな証拠なのかしら？？


好きでいた日々が大切で愛おしくて
何よりも惨めな気持ちになる

あなたを好きでいたあの日々が
なによりも
大切で愛おしくて
痛くて惨め

もしも天国に
チョコレートがないのなら
わたしは行かない。