#女は水の生き物

この世でどれほど離れていても
夢のなかへと潜っていけば
あたしたち､離れてはいないから


毎晩いるんだから知っているよね､
太陽に照らされなくても
あたしたちは淡く輝き
空気に触れなくても
あたしたちは息をしている


息を潜めて水底へ
夢の夢の奥深く
だれも知らない
あたしたちだけの水の聖域

陸上で暮らしているけど
あたしたちほんとうは
水の生き物なんだ


深く深く潜ってゆきたい､貴女へと
水面からは決して見えない
水底に潜む女の性


だれも知らない場所で
たれにも知られる事なく
あたしたち､愛し合うのよ💖


おやすみなさい✨✨✨
続きは夢のなかで💕💕💕

あなたと生きてゆきたい
あなたとずっとずっと
いっしょにいたい


夢のなかでの
夢のような逢の瀬を
できることなら
きっと現在世界でも

あなたという海を泳ぎたい
あなたへと深く深く潜りたい


愛でできた海の底
愛する貴女へと､溶けて消えるの

おかしいくらいに多忙すぎる日々
少しくらいゆっくり過ごせたらいいのにね

大自然のなかに戻りたいけど
それをする時間さえもないから
眠りの世界へと還ります

夢のなかでは
いつだってあなたに逢えるから
あたしは正気を保っていられる

夢のなかの世界は
水のなかのように清らかで
時間は逆向きに進んでいて
そっか､ここが黄泉の国なのかな？

いつだってあなたを愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

睡眠は水中に似ている気がする
ずっと寝てると
なんだかあたし人魚みたい
できれば水面に出てきたくないんだけどな！

起きているほうの世界は陸地のようで
昼と夜がありオモテウラがあり争いがある
視認され､名前を付けられ､売却されてしまう
できればこんな世界にいたくないんだけどな！

二度と醒めることのない夢に堕ちよう
太陽の光の届かない海の底
地上での名前を放棄できる水底
できるだけ何もかも忘れ､あたしたちは愛し合って

あぁ！二度とこの世になんて戻りたくない！！
眠りという海の底でずっと貴女を待っています💕︎
あなたを永遠に愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

海にいきたい


海の底で生きたい


愛する貴女とふたり､
清らかな水の底で

誰よりもあなたが大切です
この世よりも貴女が大切です
あたし自身よりも貴女が大切です


あたしはあたし自身をイメージできなくて
愛する貴女のことばかり思い浮かべている


どぅか､いなくならないでください
どぅか､ずっとずっといっしょにいてください


夢のなかの逢瀬は水底の密会
水面に映る姿さえも忘れて
─この世のことはすべて忘れて─
あたしは貴女をお待ち致しております🌸
あなたを永遠に愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

どぅか助けてください
この世は潤いが無さすぎて


どぅか助けてください
この世に長く居すぎてあたし
乾き切ってしまって


貴女へと堕ちてゆきたい
愛でできた水の底､深く深く｡


世知辛い世間に倦み
乾き切ってしまった自分に嫌悪
もぅ陸地に未練はないから
貴女とふたり､水の生き物に戻りたい

この世という空虚さに耐えられず
あたしは今夜も夢のなかへ

貴女に逢いたい
いつまでもいっしょにいたい
夢のなかでは
いつだっていっしょなのに

この世という空漠に
これ以上耐える必要はあるのでしょうか？？
淡い夢のなかにあるお花畑にも
深い水の底での愛撫にもすっかり馴染んでしまうと
コンクリートと赤の他人に囲まれて過ごす時間が
どうしようもなく無意味に思えて

勝手に 死˙ん だ りはしないけど
あたし､勝手に眠りに就きます💤💤💤
あなたを永遠に愛しています💖💖💖
どぅか､いなくならないでね💕︎💕︎💕︎
おやすみなさい✨✨✨

もぅこんな世界にいたくない
水底へと逃げる

だれも追って来れない海の底
だれにも知られず
貴女と愛し合えたら、、、

この世の正体はだまし絵で
根拠なき恐怖であたしを束縛しては
これが現実なのだと信じ込ませる

こんな世界に生まれ落ちたあたしはきっと
誰かの被造物
誰の手で創り出されたの？
誰の想いが結実したの？？

現実という名の幻想世界に
影絵として顕れたあたし､
時が訪れ､真実へと帰還する


あぁ､あたしは貴女の想いの結晶
貴女以外に主はなく､
貴女以外に還る滴もない

この世という幻影を信じるのをやめて
貴女という想いの水面､愛と夢の源泉へ｡
そこはあたしという永遠の生命の､永遠の死処｡
あたしという生命の水脈は､永遠に貴女のもの｡
尽きることなく､あなたを愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

ずっとずっとまいごだったの
この世なんて砂漠みたいなものだから

あなたに出逢って､やっと水辺をみつけて
あれからずっと歩きつづけて
きっと､もぅすぐ貴女のもとへ

あなたのいない日々をこんなにも過ごしてきて
なのに夜毎､夢では逢うことができて
きっと､夢の水底のほうが
ほんとうの世界なんだ！！

ニセモノにすぎないこの地上世界は
いつしか地下水の浸水を受けて沈む
あなたに逢えないこんな世界は
いつもの夢の水源が溢れ出してきて
海底へと消えてゆく

水は世界をひとつにするの､
あたしたちをひとつにするの｡
あなたを永遠に愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

あなたは雲の上の人
しかし世界は反転してしまったから
地獄の底､ならぬ
黄泉の国の水底こそが
あたしたちの本拠地､あたしたちの愛の巣

昼は物質たちの時間､
物質世界は男のもので
男女愛こそ正常で
あなたもあたしも
きっとどこかの男に娶られる

夜は物質が滅びる時間､
なにもかもが液状化して
地の底よりももっと深い水底へと落ちてゆき
それは男には視認できず
うっかり見てしまえば､
それはとてつもなく醜いバケモノ

あぁ！愛し合いましょう💕︎
夜の底､物質が滅びた真っ黒な水の底で
すべてが闇へと収束するから
あたしたちのことなど誰にも見えず
あたしたちは溶け合ってひとつになる

夜が明けて太陽が照らせば物質の時間
わたしたちはただの物体､主は男｡
でも､夜はまたやってくるから💕
あなたを永遠に愛しています💖💖💖
おやすみなさい✨✨✨

あたしにとっては黄泉の国が本拠地で
だから水のなかで息をしているのがふつうで
こちらの世界(現実世界/物質世界)は
まるで夢のなかみたいな異質な場所

同じ水のなかにいなくても
愛し合うことは可能なのだろうかと
訝しがる夜

思考と感情を超音波のように飛ばしあって
あたしたちはお互いを認識できるけど
この世にいるかぎりは
あたしたちはお互い別々の身体

離れた街､別々の家の別々の部屋で
それぞれの端末を眺めながら
そこに愛を見出すなんて
これはいったいどんな夢だろう？？