#心に灯るもの

ふんわりと
温かにそそぐ
眼差しを
思い出しては
胸熱くなる

あなたの言葉が懐かしい

会いたいけど、もう会えない

寂しいけど見送ったあの日

あなたとの分かれ道

もう会えないかもしれないし

また会えるかもしれない

永遠の別れというわけでもない

あなたが無理なく元気に過ごしていますように

ともしびの
ほのかにあたたかき
ぬくもりは
わが胸の奥に
ともる光か

意味

まるで小さな灯火のように、ほのかであたたかいぬくもり。それは、私の胸の奥でそっと燃えている希望の光なのだろうか

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# 心に灯るもの



誰かを、誰かの言葉を思い出すと
心温まる優しい気持ちになれる時などに


解釈、使用、ご自由に

何も期待しないでと言われたわ
それでよく同棲したわね
こっちも何も期待しないでと言ったもの
彼氏もあんたも相当な変わり者だわ

友人と別れてから家路へと
デパ地下で美味しいと有名な和菓子を二人分

ただいま
お帰り
夕食はピザを頼んだから要らないと彼
私の手荷物に目をやり
またスイーツが夕飯代わりかい

甘い物に目が無い私はいつも二人前食べるのだ
でも今日は賭けてみよう
そう思って買って帰った

作業するPCの前でこちらに背を向け
黙々とピザを口に運ぶ背中をキッチンから目にしながら食べる、甘いはずのスイーツが溢れ出す涙でやけにしょっぱかった

その内、彼が振り返りやって来た
これ間違って二人前届いたんだ
店の手違いだからお代は要らないって
その、よかったら食べる？
そのスイーツ半分もらうからさ

…

翌朝
今日はゴミの日
集める屑籠からクシャクシャの紙が転げ出た
レシートだ
広げて見るとそこには二人前のピザの代金

思わず駆け出すと、PCの前で作業する彼の首っ玉に飛びついた

去り際に見せた君の涙が偽物だったら

胸に点ってしまったこの疼きは

霧と消えていってたはずなのに

お家デートだといつも

ゲームに夢中な彼と

お昼寝タイムの私

目が覚めると｢おかえり｣と言って

抱きしめてくれる不器用な君

不思議な関係 微妙な距離感

そばにいるだけでいい私たち

私なりに頑張ってはみたけれど
一人じゃ出来ないことってあるのよね
だから協力してくれないかな
貴方との結婚