#想封手紙

今更してしまう後悔も

もう既に遅いって理解ってる

けどもう少し貴方と＿

いや願わない方がいいわね

隣にいられてよかった

次の貴方の隣は誰かしらね

愛したかった君の声も

もう届かないほどに遠くて

そこに居ないってわかってても

まだ君の名前を呼んじゃうんだ

薔薇に恋した想いなど

いつかは溶けて消えるのだ

恋した貴方の今を知りたくて

過去の思い出ばかりを漁るの

目の前で可憐に笑う花を

吸い込まれるように抱きしめて

君が飲んでいたコーヒー

ほんのりとした苦さが

私の喉にまとわりついた

今日も一日君を忘れない

届かない距離じゃないはずだ

なのに君が消えて離れていく

幾度となく願った君のとなり

達成されずに他へと羽ばたく

桜を摘むように恋に落ちた

君の魔法に魅了されて、ね

名前も知らない貴方だからこそ

救ってくれたその内面に

私は一瞬で落ちてしまったの

ふんわり着飾った幸せの冠

貴方に想われたかった私は

貴方が愛したその子よりも

幸運ではなかったと云うの

一際目立つ何か

辿り着いた見つけたのは

昔恋した君でした

たくさんの色が並ぶ中で

君が好きと言った色しか

使い続けていないのは

君から逃れられてないのかな

君に食べられた恋の行方は

散り散りになってなくなりました

沢山咲いた思い出の花たち

もう摘むこともないのに揺れないで

茶黒いハートなんて

純粋な愛に書き換えられないね