#愛印と心結び

花弁一枚一枚に涙を重ねた

綺麗事を並べるだけじゃ

いつか、枯れちゃいそうで

あの日描いていたものは

もっと単純だったはずなのに

花の馨りが鼻を擽って

帰らぬ日々が胸を裂いた

理由もなくしんどいときは

むりに理由を探さなくていい

堕ちる速度は決まっていたの

早めたのは自分だったみたい

一度思っちゃったら消えないよ

記憶の底に住み着いちゃってさ

目を瞑れば広がってた

踏み出せば掴めたのかな

あの広いキャンバスに

想いの丈を綴りたくなった

口遊んだあいは泡沫になって

すぐ消えたらなかったも同然ね

痛めた傷は愛らしい

傷つけたのはアイらしい

あんたが居ないと動けない

たとえ恋という名の依存でも