ハルユー・2023-05-26
明日風の中で
明日がどうであろうと
今日のキミの笑顔が
キミの生きた証
時は流れても
キミののこした
優しさは
この夏の陽射しとともに
蘇るから…
朝の色
心に射す光
眩しさに怯えるけれど
優しさがかよう
その温かさに
涙と同じ温度を感じた
ヒトは多分
ひとつばかりを抱えきれずに
だからといって
ひとつを護り続けて
明日を目指して
生きてくんだなぁ
ひとりが好き…
それは嘘じゃない
貴方といたい
それも嘘じゃない
風が吹く
風が変わる
感じながら怯えながら
見えない自分を
つなぎ止めるものが
欲しくて手をのばす
風がまた
風の向きを変えた…
ねぇ 貴方
私の聲が
聞こえてる?
憎らしいほどの
陽射しに隠された
哀しい自分を
また今日も
下手くそな
ポーカーフェイスで
闊歩する
コツコツと
ヒールの音をたてながら…
書き込みのない
参考書には
何度見返しても
ありきたりの答えが…
晒せない過去の自分に
苦笑いする
自分だけのストーリー
書き込んで
描き上げて
自分の思いに応えていけたなら