#星の紅茶の淹れ方

空に笑いかけてみたら

雲はないのに雨が降ったよ

ねぇ誰が君を傷つけたの？

僕が全員ぶん殴ってやるから

輝き続ける太陽に聞いた

あなたの影はどこにあるの？って

凍った涙が少し溶ける

笑顔が咲くのはまだ先の話

君に必要とされたいだけ

そう願った僕の願いは

僕と一緒に床に転がってる

泣きたいのに泣けなくて

泣きたくないのに泣けてくる

学校や職場ってそんな場所

人の目ってとても残酷な魔法ね

不安定にならない心なんて

ロボットと同じじゃないか

明るい自分に疲れたなら

心の電気を消しておやすみ

普段明るい私だって

死に焦がれながら生きてる

人間って本音を隠す動物

人生辛いねと言いながら

笑った君の瞳は死んでいた

本音を飲み込み続けていたら

喉に詰まって息出来ないや

成人してしまった私は

大人を演じることで毎日必死

死にたい私に何故と問う

理由付けはそんなに大切ですか

傷つき慣れたからって

痛みに鈍くなる訳じゃないよ

淡々と君が散っていって

瞬きさえ億劫になっていく