#時間

世界中の時計の針を狂わせても

この時間が止まることは無いなんて

抱えた痛みも抱いた喜びも

たしかに僕が歩いてきた足跡

永くはない関係だと解っているから

君の心に永遠の足跡を残させてくれ

更新されなくなった笑顔

記憶の中の君は笑ってる

君と出会って、1年以上が過ぎた

君を好きになって、数ヶ月が過ぎた

僕の中でなにが起きたのだろう

一体、僕はどうしたのだろう

そんなことを、ふと、思う

なにがきっかけになったのだろう

恋をする予定などなく、

突然始まった片想い

その感情に僕は戸惑った

ひどく、動揺した

本当に僕が抱いてる感情なのか、って

だけど、勘違いではなかった

この感情が「恋」だと気づくまで、

多分、時間がかかったと思う

気になってるだけでは、

気持ちが大きくなりすぎたから


会えても、タイミング合わなくて、

挨拶だけで終わったりとか、

そういう時もある(今日がそうだった)

だけど、会えてよかったなとか、

挨拶したり、話しかけたりして、

返事くれたりして、

君にとっては何気ないことでも、

僕にとっては大きくなったの

それは徐々に、

それはどんどん

一体、いつからだったんだろう


恋の始まりに予定なんてないか

突然始まってしまうもの、かな

なんて、詩的なことを綴ってみる

12/15

気になっていた頃、

好きだと気づいた頃、

その頃よりは今の方が話せてると思う

話せるようになったのかな、少しは

君も話してくれるようになったと感じる

話す回数も増えた

そのことが僕は嬉しく思う

12/13　第1部

弾かれた炭酸の音に気づいてしまった

今のうちに君が吐き出して終わらせて

君がいたことを教えてくれる季節

色褪せることなく想いは巡ってる

君は別れの挨拶も感謝の言葉も

聞けずに旅立ってしまったね

再び会えたときは笑って僕を迎えてね

傷を負ったとしてもそれは

負けることではないのです

時間も気にせず

貴方と話して

夜を明かせられたらな

残された時間で僕はどれだけ

君に「好き」を伝えられるの

精一杯生きてくれた君のように

僕も精一杯生きられるだろうか

君がいない世界が涙で溢れてしまっても

君のいる世界が優しさで溢れますように

君のいない世界はとても寂しいもの

君がいた時間は私にとって春だった