自分に「私は大丈夫」と嘘を吐きながら生きることは
想像以上に苦しいものでした。
朝が来る度、自分が汚れていくような、そんな感覚がするのです。
息苦しくて、そのまま溺れてしまいそうなくらい嫌な感じです。
「生きる意味なんてこれから探せばいい」だとか、
「生きてるだけで幸せ」なんて柔らかい言葉は沢山聞いてきました。
私も実際、そう思って日常にある小さな幸せを糧にここまで生きてきました。
でも、全て消し去ってしまうくらい苦しいのです。
腕に傷が増えるたび、自分がどんどん崩れていっている気がして
呼吸をする事さえ怖いのです。
SOSを出せば助けてもらえると思っていました。
でも現実はそれほど甘くなかったのです。
相談するたび、自分を否定され、苦しめられてきました。
「努力が足りない」と笑われ、バカにされ、邪魔者扱いされました。
結局、誰も大事な時に助けてくれないのです。
助けを求めても突き放される、それだけでした。
「頑張って」と言われることも辛かったです。
ずっと昔から頑張って来ました。
褒めてもらうために何度も努力して、やりたい事を我慢してきました。
しかし、誰も努力を認めてはくれず、兄妹や友人と比べられ、
また、「努力が足りない」と指摘されました。
1度でいいからぎゅっと抱き締めてほしい。
「よく頑張ったね。もう頑張らなくていいよ」そう言って欲しい。
私のそんな願いも一生叶うことはないのだと思います。
過去を引きずり、苦しみ、自分を傷つけ、自ら命を絶とうとする、
そんな私はもう元には戻らないのでしょう。
私は誰かに期待することも、
明日を信じることも、
生きる希望を見つけることも辞めようと思います。
結局、自分を守ることが出来るのは“私”以外の誰でもなくて、
自分が思っている以上に人は冷たいんだと気付きました。
でも、私が生まれていなければ、先生も友達も自分に時間を使うこともなかったと思います。
家族も要領の悪い自分が生まれていなければ、毎日幸せに過ごせていたと思います。
全て自分が生まれてきてしまったせいなんです。
私は不良品でした。
だから誰も責めません。
迷惑ばっかり掛けちゃってごめんなさい。
生まれてきちゃってごめんなさい。