#深海

海とか川とかなんならプールでもいい

深いとこに潜りたい

魅惑の波にさらわれて
冷たい海に投げ出された
静寂に漂うなか
何かが僕を引き寄せる

流されるまま
導かれるまま
太陽の光をふりほどくように
深く沈んでは
罪を知らない蒼さが
体を取り込んでいく

追いかけてくる魚の群れから
子守歌がかすかに聴こえてくる

そして僕は
誰のものでもない
この青い無言に
意味をもたないこの肉体の
すべてを捧げようとさえ
思った

深くて暗い海の底へ逝ってきます。

いっそのこと

深海に溺れて

海月になりたいわ

深海に堕ちてく自分を

蹴り飛ばすように

上に昇って行った。

何も、誰からも求められない
無音の深海に、
消え去りたいと
どれほど願っただろう

帰る場所は間違ってなんかないのに

君の声が聞きたくて

そっと瞳閉じる

あなたは知りたがった
何があったのか？

ぼくは知らせた

あなたは知りたがった
なぜそうなったのか？

ぼくは知らせた

あなたは知りたがった
なぜ生きていられるのか？

ぼくは知らせた

そしてあなたは
可哀想と…怖いと…泣きながら
受け入れられない自分を責める

溺れた方が負け

争いなんかしてないのに。

君の口癖

残る残響

続く足跡

他の誰にも当てはまらない

未来のカタチ

君には 見えてますか

あの星が 夢が

私のこの想いが


どこかで 泣いてませんか


いつの日かをもう一度

笑い合えるその日を

想いながら

眠りにつく

疲れた。
息の仕方も忘れちゃって
何も聞きたくなくて
何も見たくなくて
何かを言うのも嫌で
空気を読むのも嫌で
かといって自分のせいで
空気が悪くなるのは嫌で
こんな自分に嫌気がさす。
だから、僕は
何の音もしなくて
何も見えなくて
何も言わなくてよくて
何も感じなくて
何も変わらない
息なんかしなくていい
この地獄を終わらせれる
海に逃げ込んだ。

水面から差し込む光の影が優しく頬を撫でる

深い海の底に
心は落ちていった

誰もが暗闇の世界だと
不安に心を閉ざす場所

でもそこにあるものは
見たこともなく美しい

環境が形を変え
生き方が影響与える

どんな場所にでも
輝きはある
　　　　　　　かほ

深海にまで降り注ぐ

深く深く儚い

アナタの愛と

ワタシの哀に塗れて

『まだ知らない世界を見てみたいんだ＿』