はじめる

#温泉

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全125作品・

温泉デート

いつもと違う君に
恥ずかしくて目も見れないまま


「一応、バレンタインだから」


チョコ渡したら
ではお返しに、って言う君。


ケース入りの指輪が出てきて
結婚しましょう、だって。


なにこれ?これなに?
頭がついてこない…

軽く、パニック。

ひとひら☘☽・2020-02-14
TSUBAKI
チョコの渡し方
ずるい
バレンタインデー
好きなだけなのに
独り言
ポエム
温泉
好きな人

仕事帰りに

少しだけデートして

チョコ渡そうと思っていたのに

実は予約とってたって

君は嬉しそうに笑う。

温泉行くらしい。

用意したチョコレート

旅行に匹敵する程の

いいチョコじゃないんだけど

ほんとに、いいの?

ひとひら☘☽・2020-02-14
TSUBAKI
温泉
バレンタイン
独り言
チョコの渡し方
好きなだけなのに

【RealMe 性別のない人~番外編~デート券】




「なぁー想」


「んー?」


毛布を被った千祐さんが


後ろから私に抱きついて


私の肩に顎を乗せ


私の名を響かせた。



「もうすぐ、卒業だな」


「うん、そうだね」



千祐さんと両想いになったのが


高校二年の時。


そして今、私は高校三年。


季節は冬…あと二ヶ月で卒業となる。




進学はしない。



千祐さんの店で


私は女性の体を取り戻す為の


お金を稼ごうと思っている。



ホルモン治療は


一、二週間毎に


4000円程度かかる。


単純計算で年間20万円弱。



手術は


日本では途方もない順番待ち…



保険適用されなければ


200万円という大金がかかる。



性適合手術がなされなければ


戸籍も、変えられない……。



手っ取り早く安価で手術が出来る、


海外でとも思うけれど


渡航費もかかる……。





兎にも角にも


お金が必要なのだ。




「想」


「なんですか」


「お前さぁ」


「うん」


「デート券、結局無くしたわけ?」


両親にカミングアウトする時


家に帰ることを嫌がった私に


千祐さんが書いてくれた、


レシート裏のデート券。



まさか、ラミネートして


本のしおりにしてしまっているなんて


恥ずかしくて


口が裂けても言えない。



「も、持ってるよ」


「あー?本当かあ?」


「うん……」


「なーんか、怪しいなぁ」


「怪しくなんかな…っ」



千祐さんは首を伸ばし


私の横顔を


舐めるように見つめあげてから


首筋にちゅっと


音をさせて吸い付いた。



吸いつかれた首筋に


全神経が集中して


逆毛立つような快感が押し寄せる。




「やっ、やめて」


「なー…んで?」


まるで、雀が戯れるように


そう囁く千祐さんの唇から


ちゅ、ちゅっと音が鳴った。




「だっ、て、そんなに吸いつかれたら、痕残っちゃ」


「痕残ったら、困んの…?」


「学校で…なんて言い訳すればっ」


「へえ……?誰に言い訳するって?」



やば


完全なるSモード


スイッチ入れちゃった



「ち、千祐さ…やめ」


「やめて、は、聞かねぇ」



千祐さんはとても器用に


後ろから私の唇を奪った。



温かいものが


私のそれを求めて


口内で暴れたかと思うと


そのまま私は


あえなく押し倒された。



舞い散る桜の花びらのように


無数に繰り返される、キス。



桜の時期には……まだ早いのに。


降り注ぐ唇の合間を縫って


必死に息を吸い込む。



押し寄せる悦びが


涙となって瞳いっぱいに溜まった。


逃すだけで精一杯。



どのくらい


波に耐えただろうか。


ようやく唇が


……開放された。




「……ちひ、ろさん」



「出来上がった顔、しやがって」



「や、だよ、恥ずかし…い」



高揚していく顔を


必死に隠そうと腕をあげるも


千祐さんに阻止された。



見つめ合った千祐さんの瞳も


涙がうっすら、滲んでる。




「想……好きだ」



かすれた声がかっこいい。




「うん……」


「俺の事、好きか」


見つめあげられて


呼吸すら忘れてしまいそう。



「す……き、大好き」



「俺、だけ?」


「うん……好き」



「コラ、楽すんじゃねえ。ちゃんと言ってみ」




駄々っ子みたいなこと言う。


でも、私はこの子どもみたいな


歳上彼氏に、抗うすべを知らない。



肺いっぱいに吸い込んだ息を


細く吐き出しながら


熱く燃える本音を


千祐さんの耳元に届けた。



「私、は……、千祐さんが、好き」


「よーく出来ました」


満足気に笑って


私の頭を愛しそうに撫で


そして告げた。



「今ならデート券使ったら」



「うん?」



「旅行に…連れてってやるよ?」



「旅…行……?」



「そー、卒業旅行」



好きな人と……旅行。


否応なく心臓は


身体中を駆け抜ける。



人の目が気になって


普段は出来ない事も


全く知らない土地なら


くっついて歩いたり


手を繋いだり出来るかな。


期待に胸が膨らむ。



でも…。



「デート券…どこにある?」


「……バックの中」


「使う……?」



こんなのずるい。


こんな目で


こんなこと言われたら


断れない。



「……使いたい」


「使わねえの?」


「……笑わない?」


「ん?」



私は、千祐さんのベッドから


手を伸ばし、鞄を引き寄せた。



そこに入っている、


お気に入りの本に挟まれた、


“デート券”のしおりを取り出して


躊躇いがちに


千祐さんへと差し出した。



「……何これ?」


「で、デート券」


「なんでラミネート?」


「あの時の……千祐さんの気持ちが嬉しくて…ずっと……持っていたかったから」



呆気にとられて、


私を見つめる、


千祐さんの視線が痛い…。



やっぱり、見せるんじゃなかった…。



言った側から後悔した。


恥ずかしくて全身が熱い。


唇すら震える始末だ。



ところが、千祐さんは


まんまるの目を細めて


嬉しそうに笑んだ。



「何お前……かわいい族?」


「な、なにそれ」


「発想可愛すぎだろ」


「か、からかわないでよ」


羞恥のあまりに


そっぽを向いて


あまつさえ唇を尖らせた、


私を千祐さんは優しく包み込み



「こんなもん幾らでもやんのに」


耳元にそう囁く。


確かに何枚ももらったら


特別感なくなっちゃうなあ


そんな事考えたら笑える。



でも、このデート券は


いつも私の勇気の源だから


やっぱり、手放したくはなくて。




「これがないと、旅行……だめ?」



私は、千祐さんを


見上げて呟いた。



「大事に持っててくれたってのわかったから、いいよ、連れてってやる」


「え!ほんと!?」


「ああ」


「やったあっ」



たまさかに私は


声を張り、目を輝かせた。




大切なお守りも手元に残る


大好きな千祐さんと


はじめての旅行にもいける。



こんなに嬉しいことってない。


身体中で喜びを表現する私を


千祐さんは目を細めて見つめた。



この視線を身体に浴びると


愛されてる実感が心に広がる。



千祐さんは

私の鼻に小さなキスをして


もうひとつ、言葉を紡ぐ。



「温泉行こうな」


「うん」


「露天風呂付きの部屋な」


「うん?」


「一緒に入るぞ」


「え!恥ずかし、や……」


「やだは」


両腕で私の顔を


フォールドした千祐さんは


不適に笑むと眼光鋭く囁いた。



「……聞かねえよ?」



ふいに旅行先での


お風呂タイムを想像して


私は頬を染め上げた。


ただで済むとは……思えない。



考えただけで目眩がしそう。



思わず黙り込むと、


千祐さんはその唇に


当たり前のように口付け



「想……愛してる」


そう、愛しそうに笑う。





千祐さん



私、貴方を好きになって



とてもとても、幸せだよ。




そう感ずれば


「私もっ」


笑顔、弾けて


今度は私から…


千祐さんに


精一杯の想いを込めた、


キスを返していた。

ひとひら☘☽・2020-05-16
幸介
幸介による小さな物語
RealMe~性別のない人
番外編
キス
幸介/性と言う名の鳥籠シリーズ
男前爆発
完結の完結
完結小説
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死にたい

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【単発キュンシリーズ②】


お風呂上がり・タクヤ&美里




車内では、ドSの甘王子に


ときめかされっぱなし。



私はこの温泉旅行に


一抹の不安を抱きながら



やっと宿につく。



ロビーに置かれた卓球台。


まだ荷物も置いていないのに


タクヤはやる気満々で


番頭さんから


ラケットとピンポンを借りてきた。



定番、卓球で汗を流す。



でも、勝てるわけがないじゃない。



徒競走は万年ビリッケツ。


生理痛が…なんて言って


体育はズル休みばかり。


球技大会では何故か


ソフトボールの上に乗っかって


しりもちをついたくらいの


運動音痴なんだから。



「弱っ、勝負にもなんねーじゃん」


「わ、悪うございましたねっ」


「俺の上で、あんだけ動けるくせに」


「う、うるさいよ!?少し黙って!」



ちょいちょい


タクヤは工口オヤジと化す。


私は人に聞かれるんじゃないかと


冷や冷やしながら


タクヤの背を叩いた。








卓球でかいた汗を流そうと


私たちは大浴場にやってきた。



「あがったらそこで待ってるね」


お風呂上がりの待ち合わせ


実はちょっと、憧れだったりする。



「俺の方が絶対早い」


タクヤはため息をついた。




「じゃあ、待っててね」


「…上のゲーセンで遊んでるわ」


「え!?」


「時間の無駄じゃね?」


「お風呂上がりの待ち合わせって恋人の温泉旅行の醍醐味じゃない!?」


「暇なのは嫌なんだけど」



本気で嫌そう。


駄々っ子タクヤだ。


こうなると私の彼氏様は


テコでも動かない。



「わかりました、ゲーセンでいいです」


「嫌そうだな、すんげえ棒読み」


「多少の棒読みは勘弁してください、楽しみにしてたんですお風呂上がりの待ち合わせ」


「そりゃ残念でした♪」



嫌がってるのを見て楽しめる


それがドS王子、タクヤ。



もう、これはどうしようもない。



私は気分を切り替えて


大浴場を堪能した。


広いお風呂


湯船の中で肌を触ると


つるつるとつやめく。



5つくらい若返った気分だ。


自然と繋がったような露天風呂。


小鳥がきれいな歌声で鳴く。


木々は風に揺れていた。


心地のいい風が


熱くなった肌を冷ましてくれる。





「んーーー、開放的!」



都会の喧騒から逃れて


大自然と触れ合う。


こんなぜいたくってない。



温泉をゆっくり堪能して


タクヤの前に出ても


恥ずかしくないように


スタイリングとメイクも


バッチリ済ませた。



ふと時計を見ると


タクヤと分かれてから


早一時間を超えていた。



「やっば、絶対怒ってる!」



いくらゲーセンで


暇を潰しているとはいえ


宿のゲームセンターは小さい。


タクヤの事だ。



すぐに飽きて、ご立腹。


急いで暖簾をあげると


タクヤの黒髪が


待ち合わせベンチの上から


ぴょこんと飛び出てる。





待っててくれたんだ…。




それだけの事なのに


嬉しくて心臓が、跳ねた。



「お、お待たせぇー…」


私は様子を窺うように


タクヤの前方へと回り込む。




「遅いっ、お前何してんの、完全に湯冷めした」


と、言いつつ、


タクヤの顔は怒っていなかった。




「えへへ」


「何笑ってんだよ」


「へへ、ごめんー」


上機嫌で謝る私に


タクヤはベンチから立ち上がる。



「なんでそんなに嬉しそうなんだよ」


「待っててくれたから」


「……運転で疲れてゲーセンまで行きたくなくなったんだよ」


少し濡れ残った髪をかきあげて


バツが悪そうにそうつぶやく。


普段とは形勢が逆転みたい。



「んーそっかそっかー♪」


ちょっとした優越感にひたる私に



「お前、すんげえ単純だよな…」


タクヤは呆れたように息をつく。




「そう?」


「今までよく生きてこれたなと思うよ」


「ひどー」


今はどんなに


酷いこと言われても


気にしない。


だって気まま勝手な俺様タクヤが


1時間も、ベンチで待っててくれた。



他の誰でもない



私の事を待っててくれた。



上機嫌でスキップを踏む私を


しばらく見つめながら


歩いていたタクヤが



「ほら」


今度はそう言って手を差し出す。



「え?」


背の高いタクヤを見上げれば


少し、顔が赤いみたい。



「え、何?」


「わかんねえのかよ鈍感」


「はて?」


「はて、じゃねえだろ、手!」



タクヤは苛立ちを装って


足早に私の手のひらをさらっていく。



くん、と引っ張られるその力が愛しい。




「お前、単純だからな。こういうのが好きなんだろ」



優しくすることに


慣れてないもんね。



耳まで真っ赤。



意外にも可愛い一面を


見せてくれたタクヤに私は



「うん、大好き」


小さくそうつぶやいて笑った。

ひとひら☘☽・2020-02-22
幸介
幸介による小さな物語
単発キュンシリーズ
胸きゅん
独り言
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ポエム
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旅行
卓球
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タクヤ&美里
温泉
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こころの日記
都会
喧騒
ゲーセン
湯上がり
待ち合わせ
独り言
両思い
両想い
恋人

温泉のお風呂気持ちいい〜♪


温泉で30分くらい寝ちゃったのは内緒❤︎

はるな@(ノ ゚Д゚){======◎波動拳!!・2020-09-13
温泉

久しぶりの温泉♨️
コロナ禍で全く行ってなかったけど
私ゎ腰、母ちゃんゎ膝が悪いので
たまにゎ…と長男を連れて行った
本当に温泉が好きな長男😄
いつもゎ婆ちゃんに文句ばーっか
言うけど、テンションマックスで
母ちゃんが車に乗ろうとすると
ドアを開けてくれる長男😂
雨が降るんぢゃ??と母ちゃん(笑)
……って、本当に雨降りそうだし😂
そして、これ又珍しく旦那が
たまにゎ温泉でも行って実家でゆっくり
寝てくるたい!○○(次男)ゎ見とくからと…😅
次男を妊娠するまでゎ、旦那が夜勤のときに
良く二人で温泉行って、プチ旅行にも
行った事ある😄
長男だけに愛情注げる時間が
懐かしく思えた✨
長男も久しぶりに温泉に入れたこと、
ママを独り占め出来た事が
嬉しかったみたい(^-^)✨
今日ゎリフレッシュ出来て本当に
良かった(´- `*)💓

おたんこナース・2020-11-27
久しぶりに
温泉
リフレッシュ

銭湯の水風呂が最高!!w

春くん・2023-09-18
写真でヒトコトw
温泉
ポエム

hideちゃんの右腕に持ってるってのは知ってたけど

結構ちっちゃいやつかと思ってた

前 ネットで 細い剣? があるって見てたから

まさか 半袖から見えるくらいだとは…

でも タトゥー 入ってる hideちゃんかっこいい

だからと言って 私は入れませんよ

温泉入れなくなっちゃうし…

 は つ・2020-08-21
右腕
hide
タトゥー
かっこいい
好き
推し
温泉
半袖から見える

5月3日𓂃◌𓈒𓐍◌𓈒

温泉に行ってきた!やっぱり温泉はいいねーお肌スベスベ( *´꒳`* )
今日の夜ご飯はエビだー!(さっき台所にありました)
今日風すごくなかった!?怖いねー

彩月・2021-05-03
恋音の日記
エビ
温泉



今は隣で気持ちよさそうに楓が寝てる


ストレスで最近寝れてない

楓の為と

久しぶりに二人でお出かけしたい私の為に


他より少し高い施設にきて

温泉に入ってお昼寝中


こんな時間がずっと続けばいいのにね

しほ( *´꒳`* )・2020-06-07
幸せ
時間
温泉
恋人
だいすき
独り言

悲しみの涙は海へと

喜びの涙は温泉へと

そうやって感情は

巡っていくんだ

蓮昶ふく朗・2022-03-20
温泉

久しぶりの温泉めっちゃリラックスできたぁ~✨

たまには気分転換に温泉もいいね☺️

るー☁*°・2022-08-03
独り言
温泉
夏休みにやりたいこと

草津(群馬)行ってきた!
湯畑見たよ!
こんにゃくタピオカも飲んだ!
温泉玉子食べた!
楽しかった!

あかね/아카네🇰🇷 🐧@違う中学校に行く나이토君に恋してますˇ𝙄 𝙖𝙢🎨🖌️・2020-01-06
草津温泉
湯畑
旅行
群馬
温泉
こんにゃく🍢
下仁田ネギ
温泉玉子♨🥚

君から温泉の匂いがした



( ・ิω・ิ)エッ? 

あかね/아카네🇰🇷 🐧@違う中学校に行く나이토君に恋してますˇ𝙄 𝙖𝙢🎨🖌️・2020-01-30
恋の残り香
温泉

家族旅行に行くことになった。

その中には、温泉に入ることも予定されている。

私の傷は、ばれないだろうか?

前と比べれば分かりにくくはなったけど、

まだ線が残ってる。

これでバレたらどうしよう。

✘ホオズキ✘・2021-08-04
自傷行為
家族旅行
温泉
不安

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