#父

不器用で寡黙な父だけど

家族のために必死に働いて

僕の明日を見守ってくれる

"ありがとう"今日こそは言いたい

人の幸福を本気で願った時

貴方を少し知った気がしました

今も愛すことの出来ない父よ

けれど私も愛ゆえ友を突き放し

いつかの私のように強くなれと願うのです

貴方の優しさで
　　　　　　　　　ｺｺﾛ
　　　　　　　私の愛は作られました_

今日は母と父のお墓参り

父がなくなってもうすぐ8年
悲しくて泣くということは
なくなったけれど

時々逢いたいなって思う

お父さんの大好きな孫たちは
みんな成人して
立派になったよ

空から見ていてくれていますか？

この空はあの日の色

深い悲しみに包まれた時の色

でも、大好きな貴方の色

今日は父の月命日

父の好きなかりんとうを買って
仏壇の前に座り込んで
お喋りでもしよう

あなたのお母様も月命日で
今日は三回忌

無事に終えられますように

父親っ子な私は
貴方のその背中が
幾年経とうとも
ずっと誇らしく
思うよ、

これまで長年病気知らずの父が

明日、手術を受ける



人生初の手術だそうだ



2年も放置してたりするからだよ

異変があったら病院行ってよ

毎日筋トレしてる場合じゃないよ





父の居ない実家は

なんだか少し寂しくて



愛犬も心做しか元気がない



難しくない手術

退院もすぐだ

心配はいらない



母もあっけらかんと

「何もしなくていい、楽ちんー」

なんて笑ってたけど



ほんとは寂しいの知ってる



だって

「お父さん程いい男はおらん」

って言うくらい

お父さんだけを見てきたもんね

家に、一人って

お母さんこれまでなかったもんね



どんな時も味方でいてくれた父



もう我慢しなくていい、帰っておいでと

受け止めてくれた



乱れて泣いた時は抱きしめてくれた



父は、家族にとって

守護神のような人だった



いつも、ありがとう



明日、無事に終わりますように



また思いっきり

身体動かせるようになるといいね



いつまでも元気でいてよ

長生きしてね

父が亡くなって今日で9年

人は忘れていくものなのだと

心静かに感じる

私の父は、病気で、
亡くなった。

その年に、
祖母も、亡くなり、
1年間泣いて、泣いて過ごしました。


大好きなお父さんと祖母だった。


優しく、厳しい祖父、
厳しかったけど、優しい祖母

何をするにしても、温かく見守ってくれていた父


辛くて、辛くて、悲しくて、何年か、寂しかった。辛かった。



今でも、父祖父母を想う
愛いっぱい感謝。ありがとう。

あの日、何度も足を止め

深呼吸しては天を仰いだ父



顔色悪く

冷たい風を凌ぐように

座っていた父



そうか

あの日過った不安は

これまでに見た事のない

父の姿を見たからだ



いつも誰かのために

身体を動かしていた

いつも誰かのために

笑っていた



家族を不安にさせないように

家族に心配かけないように



どんな状況であっても

前を向いていた



どうか、父の元気な姿を

この先もっともっと

見ていられますように



どうか、手術が成功しますように



父の笑顔に

父の楽しそうな声に

その心の内を探れば

なんだか不意に切なくて



不安を隠すことに

ただただ必死な夜だった

世界でいちばん憎い人
心底消えてしまえと願った
父親と仲良くする周りの子
“キモチワルイ”
とさえ思ってしまう
「許してあげなよ」
なんて偽善が鬱陶しい

あんたらに何がわかるんだ

人はずっと元気で居られるわけではない

いつかは〝その時〟だって来る



私が歳を重ねるということは

父も、母も、祖母もみんな

歳を重ねるということ



いつどんな病気が

見つかってもおかしくない



病気じゃなくたって

いつ何が起こってもおかしくない



分かっていても

目の当たりにした突然の波は

想像以上に大きかった



ずっと見てきた背中

ずっとその手で守ってもらってきた



この世に生まれ落ちた

その日から、ずっと



この不安の渦が消える頃

どんな明日が待っているだろう



見えない明日が怖い



どうか、向かう先の未来に

明るい光が続いていますように

私の何を分かってるって言うんだよ

分かったような口聞くなよ

私に話しかけんな

ふれるな

私の対応したらイライラするんでしょ

なら私のことなんてほっとけよ

私は話す気力なんて無いんだよ

それでも頑張って返そうとはしてるんだよ

周りのメンタルとかも考えて

その返しには嘘しかないけどね

「がんの告知。」
父はがんで死にました。

医師から、余命１ヶ月と言われ
時間が止まり、涙が止まらなかった。
抗がん剤のせいか、
一週間後には、退院だと言っていました。
もう、帰ってええよ!
俺は大丈夫とも言ってました。
人は、簡単に死んでしまうよ。
今も、ここに父はいます。
私のここに。