#空模様

青く澄んだ空は言った
「進みなさい」と

曇り空は言った
「目を逸らしてもいい」と

雨の降る空は言った
「泣いていいよ、その涙を隠すから」と

雪に染まった空は言った
「人生は自由に色付けていいんだよ」と

だから人は、不安な時に空を見上げる
きっとそこに答えがあると信じて。

この美しい空模様が

いつまでもいつまでも

変わらなければいいのに

『青空が好き』

そのキャンバスに
望む自由があるから。





『曇り空が好き』

そのキャンバスの
光に気づけるから。





『雨空が好き』

そのキャンバスに
悲しみをぶつけられるから。





『闇空が好き』

そのキャンバスが
全てを吸い込んでくれるから。

感情の陰と光の狭間を空に浮かぶ

雲のカーテンを掻い潜り揺蕩う

窓から見える空はとても綺麗で

「外に出てみようかな」って

思えてしまう。


でも私は知ってるの。

外に出るとボロボロになってしまうこと

「まだいいや」そう呟き

カーテンを閉めた

雨が降るのは空が泣いているから

空が晴れるのは笑っているから

雨が降れば

君が涙していたらと考えてしまって

〝涙の後には笑顔が咲きます様に〟

そらに願った

君との時間が始まる

空とぼくは紅く染まる

いつも気まぐれにキスをする君。

一瞬先の、未来の予報も当たらない。

まるで天気雨のような君。

そんな君が俺は好きで堪らない。

不機嫌そうに見えた空は怒ってるんじゃない

疲れた青空に曇り空の布団を敷いただけなの

なんか目が覚めて

もやもや

よくわかんない

ぼくは、バカ鈍感なんだ

もし、嫌だなって思ってたら

LINEブロックして

ぜんぜんかまへんから

既読がなかったら、わかるやん

そしたら、ぼくは君の前から

消えるから

閉じられたままじゃ貴方も苦しいでしょう

雨の日は貴方の出番だからよろしくね

僕が描く空模様は

今よりずっと

澄んだ青色をしているはずだった。

月が綺麗ですね。

｢貴方を愛しています。｣

夜遊びに火遊びに空まで濁って見える