#空白の世界へ

壊れないでいたかったんだ

壊れてもまだ平気だよって

笑える僕でいたかったよな

傷ついた時間にどれだけ痛みを伴っても

とんなに時間が経っても手放せないよな

此処ではない何処かへ行きたかった

僕は逃げてもいい理由が欲しかった

何を信じていいかわからなくなったけど

まだ何かを信じていたい僕がいるのです

戻れない過去はあっても

戻りたい過去はないのね

手を広げて抱きしめたかった

あの頃の君はもういないけど

会わせられなかった本音も涙でさえも

本当は誰かに気づいて欲しかったよな

思い出を映し出した鏡の中で君は微笑んでる

重い出は枯れなくてもいいから咲かないでよ

自分にとっては普通になったとしても

世間にとっては普通でないと知った時

僕は世界から摘み出されたようだった

僕は頑張りたかったよ

誰かと比べることなく

僕だけの頑張りの中で

認めてあげたかったよ

踏み出す勇気と踏み止まる勇気

僕が求める勇気はどちらだろう

遮った悲しみは蓋を開ければ

自動的に再生が開始されるね

暗闇に染まることなんて望んでいなかった

眩しすぎない場所で笑顔を咲かせたかった

抱えた傷を抱きしめられたらよかった

僕は君を傷つけることしかできなくて

独りが好きなわけじゃないんだよ

誰かと一緒にいることが辛いから

私は独りを好きになるしかないの