#苦しみの傍観者

僅かに残る"故郷"の記憶が呼んだ

不満を"声"にして残響音と傍観者

自分を悩んでも"後悔噬臍"であり

前に進むしか自身を取り戻せない

全てが壊れてしまえばいいと思った。

道に迷ったら

とりあえず休もう

そのまま進むのは危ないよ

火にあたりなよ

朝までつきあうからさ

哀しみに

おしつぶされそうになっても

明日を夢みて眠ろう

しあわせが

きっとその先にあるから

望月が漆黒に覆われる夜

誘惑という

いましめの剣を手にした

闇の天使が解き放たれる

貰った分だけ返していくから

これからも僕の前を歩いてくれますか

僕は哀しみ色の空を飛ぶ

苦しむかい？楽になれるかい？

地上でも永遠に闇の世界なら

深く深く潜る奈落の底へと

僕は君を待ってる

例えば君が誰かと手を繋いで

歩いていても僕は君を待つ

背中にあった翼は

ひとつ またひとつと

空に散っていった

反転したこの世界でなら

君は今も笑えていましたか

大丈夫。大丈夫。大丈夫。大丈夫。


呪いのように言い聞かせて
瞼を耳を塞いで痛みも麻痺して







辛い苦しい。もう無理。
本当は大丈夫な訳が無い。

そんな事実はいらない 知らない

くの字に曲げた身体から
悲しみの雫が滴る

いつ何処へ
どうやったら
この深い霧の闇から
抜け出せるというの

その行き止まりを
冷ややかに見ている
私が傍観者

'誰にも言えない願いごと'










明日にでも


思い出だけ残して
淡く消えてしまえたら

満たす満たす満たす
血が血が血が
赤が赤が赤が

身体の煙草を燃やせば
副流煙と共に吸い殻が舞い上がる