#華

雨が降るなら芽は育ち

風が吹くなら花弁は空を舞う

抱えた華も知らないで

醜いだなんて思い込んでいたの

春に花びらに込めた“好き”

花時雨に舞って水に流れて

想いの蕾は増えて華が揺れて

花時に言い出せないままの恋

いつか咲かせた愛の花

その全てがなくなっても

花の名前は心に咲いてる

落ちて枯れていく時でさえ地面を彩る花々

暮れて老いてゆく時こそは君の人生に華を

君と迎える晩には敷き詰めた小さき幸せを

　独り暮らしの部屋に忘れずに

置いてある花、殺風景な部屋には

花のもつ雰囲気で一気に部屋のなかが

華やかになる可愛いのも花

素敵なのも華、いつも彼女を思う気持ち

花を鮮やかな華を見つめてしまう💝

叶わない恋と
最後の言葉に花を添えて

たまには回り道してもいいんじゃない？
回り道には
回り道しかない華があるんだから

花は花として
華やかに沈む心を

何も言わなくても
この世を照らして

何も言わず
微笑んで見つめて

あなたの心があるだけで
こんなにも暖かい
　　　　　　　かほ

花びらは散っても

綺麗だな

ずっと"綺麗なまま"でいたいな

私は、桜にはなれなかった


散っても

何も生かすことが出来ない


哀れと思うでしょう


せめて


風になって

花びらと共に

溶けることが出来たなら

君に捧げようと思った華が

枯れてしまわないように。

くだらない人生にも華がある

華が枯れ

次はどの華が

綺麗に咲くのでしょう

がんばれと

沢山の

華に背中を押される

そして始まる一日