私はあなたが好きでした
あなたを独り占めしたい、
とは思わなくても
私はあなたが好きでした
あなたの横顔を盗み見て
やわらかい手にふれて
その先を、口に出してまで
望みたいと思わなくても
私はあなたが好きでした
人が謳う恋の定義に
当てはまらなくても、
燃えるような感情を抱かずとも
心が裂かれる様な
痛みを伴わずとも
確かにあなたが好きでした
他の誰よりも、あなたの笑顔を
見ると心が踊るんです
指を絡めている時、
ずっとこうしていられたらと
願うんです
肌を重ねたいとは願わなくても、
その頬にそっと口を寄せることが
できたなら
それであなたが笑ってくれたら
幸せなんだろうな、と
そう思えるくらいには、
好きでした
沢山ある大切なもの、
大切な関係、大切なひと
それを全て投げうってまで
あなたと共に
在りたいとは望みません
それで幸せになれるとも
思いません
それでもあなたが好きでした
共に日々を過ごすなら、
あなたが良い
他でもないあなたが
あなたが、良かった
気の迷いと言われようと
親愛だと言われようと
同性であろうと
私はあなたが好きでした
この気持ちに名前なんて
なくてもよかった
気付かなくたって、
困らなかった
けれど、名前を与えてみたら
なぜか幸せな気持ちに
なってしまった
そうか
認めても、よかったのか
私はあなたが好きでした
私なりの、恋でした
あれは確かに、恋でした
あざみ菜(ゆらき)・2020-01-13 #それは確かに恋でした #たくさんの人に届けたい #おすすめになりやした! #拡散希望 #恋とは #LGBT #先生 #恋 #同性愛 #恋愛 #独り言 #ポエム #親愛 #好き #karenuji #失恋
