#魔法

いつも通る帰り道

真っ暗な足元に

ほわりとオレンジ色の光が


一瞬でハロウィン気分になれる

小さな小さな落ちてる魔法

夢から覚めればいつか魔法は解ける

そうと分かっていても愛し愛されて

死ぬ夢を魔法でもいいから見せてよ

この魔法が溶ける前に

あなたの元へたどり着きたいの

言葉っていうのはね、人が使える唯一の魔法なの

傷ついて立ち直れなかった私に

貴方は恋という名前の

優しい魔法をかけてくれた、

きらきらと魔法に

かかったみたいに

私の心臓が動きだしてるの

未来は不透明な言葉だらけ

それでも僕はキミと居たいだけ

もしこの世界が続く魔法があるなら

ずっと ずっと ずっと

夜だけ触れていたいよ

あの魔女が私にかけたのは、色が変わる魔法か。

それとも、練らずにはいられない、呪いか。

シンデレラに魔法をかけたのは、実は、ねるねるねるねの、あの魔女だったのだ。

だから、12時を過ぎても、ガラスのねるねるねるねの色は、変わらないのだ。

魔法が解けてしまえば

「愛してる」は

詐欺師の常套句と化す

ハロウィンの魔法は解けても、

ねるねるねるねの魔法

― あの魔女の色の呪い

は

簡単には

解けない。

あの魔女の衣装を

着るということは

そういう

ことなのだ。

あの魔女が私にかけたのは、
魔法だったのか、呪いだったのか。
今の私には、判断がつかないのだ。

幸せになる呪文を探しても
そんなものはどこにも無い

瞬き一つ、顔を上げたら
灯りが蛍のように舞った

ねるねるねるねを買ったからといって

魔法を手に入れられた訳ではない。

しかしあなたは

ねるねるねるねを買った事で

あの魔女の

〝色が変わる魔法〟を

体験する権利を

手に入れてしまったのだ。

ねるねるねるねを

色が変わる魔法とするのは

拡大解釈である。

初代の魔女は

「魔法」だなんて

一言も言っていないのだ。