#さゆさゆーん

輝き続ける太陽に聞いた

あなたの影はどこにあるの？って

酸素に嫌われた私は

本音を吸って嘘を吐いた

君も私も沢山傷を抱えて

涙の味を知りすぎちゃったね

明けない夜はないって

明日嫌いの私には響かないわ

私が泡となって消えたら

水の中で流す君の涙も

すぐに気づいてあげるから

遠くの景色は霞んで見えて

まるで人生みたいだと思った

見上げた空に星なし

涙雨に撃たれた夜

流れた星を見て笑う

ほら見て星も泣く時あるよって

甘い嘘で口元を隠す

本音伝えても損するのは

いつも自分自身だから

青信号が進めじゃなければ

空を見上げて進めとは

誰も言わなかっただろうに

空明るくても雨は降る

大丈夫と言い聞かせるのは空の声

生きてるだけで100点は嘘

だって私が満点だったら

あの子は私を否定しなかったよ

産まれたばかりの今日

死んだ昨日はどこに行ったのか

向日葵の眩しい笑顔が

私を明るく照らすの

路肩には散った紫陽花たち

枯れない造花を握り潰す

ほらね嘘も永遠じゃないわ