#また会える

｢ジョギング行きましょ？｣


仕事がやっとひと段落。


休日の朝ごはんのひととき


君が私に言った。


コロナ太りを


気にしているという。


一緒に出掛けたことが


ないわけじゃない。



今までたくさん出かけてる。



あの頃は意識もしなかったのに


ジョギングなんて


色気のいの字もないのに



どうしてこんなに


ときめくんだろう。


答えは


そっか。



私が君を好きになったから。




おめかしなんて


出来ないけれど


せめてと思い


髪をちゃんとセットして


歯を念入りに磨いて


髭……剃り落として


ブレスレットをつけた。




｢あ、おしゃれしたんすね、ジョギングなのに｣


そんなふうに肩を竦めて笑う君。


気づいてくれる細やかな心配りがニクい。



｢ま、待って、ちょ、早っ｣


｢え、早い？｣



余裕な私。


音を上げたのは君。


立ち位置が逆だなぁ


まあ、身長差もあれば


足の長さも違うから


しょうがないっか。



ベンチに腰掛ける。


鳥のフンがあったおかげで


二人の距離が縮まった。




｢デートみたいっすね｣


そんなこと


君はさらっと言っちゃう。



照れたそぶりの私に


｢かわいいなぁ｣



なんて、君は微笑んじゃう。



ねえ、もしかして


言い慣れてる？



いるかどうかもわからない


目に見えない女の子に


ちょっとだけ、やきもち。




午後からは結局


私にお仕事が入って


“デート”はお開き。



あーあ、残念。



でもいいリフレッシュが


できたおかげで


仕事も捗って、ね


今日は定時であがり。



君とまた会える、なんて


心弾ませ帰路につく。

『またね』って



また会えるって意味でいいの？


次も会えるって思ってもいい？

卒業式と最後の校舎

散っていく桜吹雪が私に

さよならお元気でと笑った

みんな嘘ばっかり。
「また明日！」とか
「今度ね！」とか
そんなの来るかどうかなんて
分からないじゃん。
…でも生きることを諦めない
「また会える」そう信じる気持ちは
この世で一番素敵なものだと思う。

"さよなら"は悲しい言葉じゃない

いつかまた会えることを

"またね"よりも深く強く願っている言葉

明日は離任式

きっとまたどこかで会えるよね？

　〔 プラネタリウム 〕

"満天の星空を見てみたい"

素敵な提案をしたのは君

"この街で星は見れないね"

不思議顔の僕を
素敵に微笑んで連れ出したね

着いたのはプラネタリウム
二人で椅子に並んで座って

ずっと見ていたい
君への愛おしさが溢れたら
言葉にならなくて手を握っていた

離れていても
あの輝く青い空が見えるときも
夕暮れのオレンジが綺麗なときも
空に１番星が見えたときも

繋がっていると
わかっていても
距離が少しだけ
時間をずらしているからって

君は嘆くこともあったんだよね

今この時間に
二人をつつむ夜が
素敵だからこそ

その夜が明けることを
きっと悲しむけど

君がずっとずっと忘れないで
また会える日を待ってくれるように

握った手を離さないでいるから
どうか ぬくもりを胸にとどめていて

また会えるって
待ちわびる君に約束するから

goodbye

the person I love

夏が終わる夕暮れ時
君は言った

〝また会えるから〟

背を向けたその姿は
少し悲しく見えたんだ＿＿

また会えますよ

一番星　三日月と寄り添い
静かに空に輝きはじめる

水色の君とつながって
また会える日が
近づく

遠くの空　頬染めた
ある冬の日

愛する人に
会えなくて
一人寂しい夜には

雨音がBGM
メロディを刻み
また心の中まで
染み出してしまう

恋が膨らんで行って
愛が大きくなって
時計の音さえも
意地悪なくらいに
鳴り響く夜

切なさを抱えて
今日も一人眠る
あなたにまた
会える日まで

偶然大好きだった彼氏に会ってしまった
彼氏は「よぉ！〇〇」って呼びかけて来た
私は一瞬誰かなって思った瞬間
大好きだった彼氏だったそれでビックリした
ビックリすぎて頭が真っ白になった
大好きだった彼氏とちょっと喋った
心の中では会えて嬉しかったって思ってしまう
会えて嬉しかったけど胸が苦しかった
苦しすぎて泣きそうだった
いろいろと思い出して
苦しかったし泣きそうになった
彼氏が「〇〇バイバイまた会おうね！」
って言うって帰ってしまった
でも私は不思議な行動を取ってしまった
その不思議な行動は
大好きだった彼氏を追いかけた
追いついたけど
また私は不思議な事を言うってしまった
それは
「〇〇の事大好きだよまた会えたらいいね」
って言うってしまった
大好きだった彼氏は顔をボッーと
私の顔見て
笑顔でありがとうねって言うってくれた
でも…私はちょっと苦しかった
けどほんまに会えて嬉しかったし喋れて
良かったと思う

南国じゃないけど

ヤシの木がまた見れるよ（笑）

海も見れるよ

一緒にまた同じ景色を見よう！

との曇る遥かな空

貴方が見えなくなるようで

心が憂愁で覆われるが

あの日の儚い夢を胸に抱き

消えゆく薄氷