琥珀・2020-05-12
君の光に_
独り言
タグありがとう
君の光になんども助けてもらったんだ。
今度は自分が助ける番だよね、
心の壊れてゆく音は静かで
手遅れになるまで人は気づけない
春に残した淡い想いに
来年の貴方は微笑んでね
涙浮かべて話す君
目線の先の時計に
自由を訴えてたの
ずっと暗い夜が好きだった
静かな世界の隅で一人
小さな不幸を眺めていた
けれど何時からか始まった夜は
無慈悲にも終わってしまうものだった
お待たせ致しました
思い出行き電車
まもなく発車致します
この先電車が
強く揺れますので
転倒しない様に
過去にしがみつき
涙にご注意お願いします
それでは
思い出行き電車
発車致します
♪~
気を引くためだけの
「可愛いね」にも
愛は確かにあって
何よりもその言葉が嬉しかったの
天王寺の安くて汚い
ラブホテルにも
愛は確かにあって
その場所が何よりも好きだったの
進むスピードが
全然違くても
愛は確かにあって
その距離が何より心地よかったの
お互いが嘘だと
分かっている関係にも
愛は確かにあって
その愛が何よりも本物だったの
でもね
本当の本当は嘘の中にしかなかった
恋-打算=愛
の計算は背徳なしでは解けなかったね
この心の傷は
一生ものだけど
目には見えないし
またいつか会えたら
なんて思ってるよ
本当の本当に
好きだよで発車した恋だから
嫌いだよで止まりたいの
これが最後なんて
信じられないけど
最後にさ
「嫌いだよ」
って言ってくれる?
貴方の記憶の中では
永遠に好きな頃の
私であって欲しいけど
それじゃ余りに
卑怯でしょ?
だから
最後の愛
「愛してたよ」
︎︎
~♪
まもなく終点
別れ 別れ
お出口は
未練となっております
お忘れ物に気をつけて
順番に降りてください
それでは
御乗車ありがとうございました
次のご利用もお持ちしております
︎︎
声を聞くだけで
魔法がかかったように安心する
これは、私だけなのかな__。
笑って流していたら
傷を抉ることは無かったけど
新たな傷はできてしまった。
私には君が居なきゃダメなの
今日だけで良いから一緒に居てよ
期待しないって思ってる時点で
少なからず期待している自分。
勝手に期待しすぎちゃだめだけど
適度な期待は良いって言われても、
適度がわからないから
なるべく期待したくない自分。
あなたなら大丈夫かも、と
信じようとする自分。
信頼と期待が似たように思ってしまう自分。
全部"私"だけど、
私だけの色を混ぜたって
闇色にしかならないのよ。
君の横顔は、まるで透明になったように夕焼けに染まっていた
誰の目も気にせず綴っていたい。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
拾い集めた、涙の忘れもの
最期に君が綺麗と微笑った
切れた愛がいつか君に届いても
どうせすぐ失くしちゃうんでしょ