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尊き命を天秤にかけてまで

行く必要は無い

やる必要は無い

生きてさえいれば

未来は必ず変わるから…

貴方の中に少しでも私は居ましたか

今貴方は幸せですか

どんなに凄いお医者様だって
心の傷の治し方は知らないのだから

望んでも望まなくても来る明日に
憎んでは絶望して

幸せになってねだなんて


私の幸せは君の隣にいることなのに

この想いを返されても困るわ


これは貴方にあげるために作ったのに

まだ夏が恋しくて

君と海に出かけた

まぶしいのは

日射しだけじゃなく君で

君が恋しいからなんだ

儚く消え去った夏の恋

季節を理由に貴方を熱く愛し続けた

秋になりかけた私の心は空虚なの

貴方を好きだった事実は変わらない

私ね立ち上がってもう一方的な恋より

お互いが愛し合える関係性を築きたいの

楽しくてずっとずっと
こんな日々が続いて、君の隣に居られる。
それだけで幸せだから…

永遠なんて存在しない事を
見ないふりをした。

大丈夫、味方してくれる存在がいる

そう拝んで敬意を払っている神様へ

将来私は結ばれて幸せになっていますか

月明かりに優しく包まれ

君のこと想い出す

今でも君の優しさが

僕を変えてくれたこと

忘れたりはしないよ

振り向いて欲しくて必死だった私

あの時の貴方に一喜一憂した感情を

今でもふと想い出しては途方に暮れるの

連続的な日々が憂鬱になることもあるけれど

今日の私が明日を超えて幸せを見出せる日

可能性を信じて人生を諦めてはいけないの

狭い山道を登り

岬に出たら

灯台に寄りかかって

景色を眺めた

サラシのような雲が流れ

波は静かに寄せ返す

渚には人影もない

カモメの声が淋しげに聞こえる

もう夏は過ぎたのに

セミの声だけは

それを認めなかった