ほっぺ・2025-04-21
夜行性の泣き虫
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月あかりに
あなたの影を追い
星屑に
ちっぽけな私を重ねる
想い明け暮れ
溢れる涙
抱きよせられた
温もりは
宇宙(そら)のかなた
明けないで
このまま時が止まり
あなたの心も
偽りのままに
私の
本心も隠したままに
どれほど注いでも
溢れ落ちるのは
一方通行の
愛に
微笑む
叶わないを知っている
純粋さ
愛おしく
哀しい
あなたの内に潜む
永遠は
私の腕をすり抜けて
いく
モノクロの
頬の赤さ
あなたと微笑む写真
不安だらけの恋は
まだまだ終わりを迎えない
あなたが居なくなっても
春を思い出すたび
胸がいたむ
知ってると思うけど
重いかもしれないけど
私には
あなたしかいないの
あなたを愛してる
きっと永遠に
気だるい午後
昼寝からの目覚めも
あなたの隣で
目覚めたい
朝も昼も夜もなく
あなたの隣で
目覚めたい
夢と知っていたなら
あなたを
心ゆくまで
愛さない
あと腐れなく
別れられる
関係
そして
跡形もなく
忘れる
潔さに
酔いしれただろう
澄んだ空の下
手を繋ぐのも
やっと
切なくて
やるせない
苦しみ抜いた
空の下
それでも
やっぱり
澄んだ空のような
あなたが好き
碧い私は
青い私になれそうな
気がしてた
いくら愛してたって
あなたの残り香も
思い出せなくなった
私なんて
あなたを本気で
愛してたなんて
言えない
蝶よ
花よ
私をべた褒めのあなたに
狂った自尊心を植えつけられ
気づけば
どうってことない
どこにでもいる奴だったのに
貴女のように
淡く優しく深い
想いを
この空に忍ばせて
貴女を包み込む
貴女の背中を
そっと押す
貴女の羽ばたきを
微笑みながら
見つめ続ける
恋焦がれるのは
幾つになっても
それはきっと
あなただったから
月影に映える
二人の影
いついつまでも
胸の奥に
誰と居たって
私は私で
あなたはあなた
身体で繋がったって
ハナレバナレなのは
人はいつだって
一人なのだから
月が
あなたに見えた
あなたがやけに
優しく見つめる時の
顔みたいで
気づいたら
泣けてた